庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

梅雨の晴れ間の散歩道2

2015-06-20 18:21:24 | 日記・エッセイ・コラム
昨日までは梅雨空が続いて、梅雨寒で一度片付けた春物の長袖をまた引っ張り
出して着ないと肌寒いくらいの気候だったが、今日は梅雨の晴れ間で久しぶり
に青空が覗いたので、カメラ片手に散歩にでかけた。

今年は季節の進みが早いのか?夏の花も、もう随分咲きだしていた。。

ルドベキアの花に止まるベニシジミ蝶。


川の中でじっと小魚を狙うゴイサギ。


梅雨の晴れ間で、甲羅干しをする亀と鯉のツーショット。


夏の花ひまわりも、青空に向かってグングン伸びて咲き出していた。


美味しそうに実ったヤマモモの実。


ムクゲの花も咲き出した。


アガパンサスの青い花も咲き出している。


葉っぱの半分が、白粉を塗って化粧したように白くなる半夏生。


ネムの木も花が咲いた。


こちらはらせん状に花が咲く、ネジバナ。



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自然界で一番多い花の色は何?

2015-06-19 17:09:02 | 日記・エッセイ・コラム
 ♪咲いた 咲いた チューリップの花が 
  並んだ 並んだ 赤 白 黄色 どの花見ても きれいだな...

花の色と言えば、童謡の名曲「チューリップ」の歌詞に歌われているように、
「赤」「白」「黄色」などを思い浮かべる人が多いと思いますが、実際には
それだけで表現しきれないほど多彩な花色があります。

農水省が全国の花屋さんに、消費者の好きな花の色を調査した結果、人気No.1
の花色は「ピンク」で56.37%、次いで「赤」「紫」だったそうです。

ちなみに、私の一番好きな花色も「ピンク」です...

では、実際に自然界では、どのような花の色が多いのでしょうか?

日本の野生の花の色を調べてみると、最も多いのが「白」で32%、二位が
「黄」で30.2%、三位は「青色から紫」23.2%になるそうです。

自然界の花の八割以上がこの三色で彩られており、花屋さんで人気の「ピンク」
や「赤」色は、野生の花には極めて少ないことがわかります。。

山や野原では、白や黄色、青色の花がよく似合うのは確かですが、なぜ?自然界
にこの三色の花色が多いのかについては、今もって謎らしい...

おそらく、植物がこれまでの長い進化の過程で、自然界で生き延びてきたことと、
大きな関係があるとしか言えないのでは?

花の色をはじめてとして、自然界には私たち人間にははかりしれない、不思議や
謎がまだまだ多く存在しています...  もっと自然に対して謙虚な気持ちで接し
て行きたいものだと思う。。。

一番好きな色、ピンクのバラの花。


黄色いビョウヤナギの花。


涼しげな青色のキキョウの花。


夕方に咲く赤いオシロイバナ。


白いテッポウユリの花。






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何故?アジサイは色変わりするのか

2015-06-18 18:02:39 | 日記・エッセイ・コラム
梅雨の時期を代表するアジサイの花は、色変わりすることで知られていますが、
普通青色の花が咲く種を播けば青色の花が咲き、赤色の花が咲く種を播けば赤が
咲くはずなのですが。。

鉢から庭に植え変えたり、植える場所を変えたら花の色が変わって驚いた経験を
した人もいるかも知れません。。

もちろん、アジサイの花の色素は遺伝的に決まっていますが、アジサイの花色は
アジサイに含まれる色素のアントシアニンと補助色素、地中から吸収されるアル
ミニウムの関係で赤くなったり、青くなったりすることがわかっています。

青色の花が咲く場合は、そのアジサイの根の先は地中のアルミニウムが溶け出し
やすい酸性の土であり、アルミニウムの溶け出しにくい中性やアルカリ性の土壌
では赤色や紫色の花が咲くそうです。

同じ株でも、微妙に赤や青に咲き分けるアジサイもありますが、その場合は同じ
株でも、根がいく筋にも分かれているため、根の先の土壌状態に差があると色味
が違ってしまうそうです。

青い花をそのままの青色で咲かせたい場合は、土壌を酸性に変えてやる肥料をや
れば確実です、また土にミョウバンを与えると青い花が咲くとも言われています。

それでも花色が綺麗な青色にならない場合は、もともと赤色系のアジサイの品種
だそうです。

「朱に染まれば赤くなる」ということわざがありますが、私たち人間も生まれ
育った環境が変わると、その影響を受けてしまいがちですが。。。

「蒔かれたところで咲きなさい」という言葉もあるように、どのような環境に蒔
かれてもアジサイのように、綺麗な花を咲かせる存在でありたいものですね!

色々な花色のアジサイの花。





















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梅雨の花アジサイと葛のパワー

2015-06-17 18:22:15 | 日記・エッセイ・コラム
梅雨の花アジサイと言えば鎌倉が有名だが、この季節はあまりにも混雑するので
わざわざ出かける気にはならない、別に鎌倉まで行かなくても自宅の庭にも数種
類のアジサイがあるし、今の時期近所を散歩すればどこでもでアジサイの花を楽
しめる。

隣の市民の森も梅雨時の雨に濡れて、緑が一層深く濃くなった様に感じる、五月
にキイチゴがたくさん実って、野鳥たちやタイワンリスの森のレストランと化し
ていた西側の森の斜面には、あっという間に葛が生い茂りだした。

まるでエイリアンのように、つるの先を次々に伸ばして斜面を覆い尽くす、その
繁殖力と生命力パワーには圧倒される思いがする。。

日々森の緑に癒されつつ植物と触れ合う事により、成長する植物の持つ旺盛な
生命力パワーから、元気をもらえる様な気がする。

庭と近所のアジサイの花たち。
















あっという間に、ツルを伸ばして森の斜面を覆い尽くすように繁殖する葛。



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ショウリョウバッタの子供

2015-06-16 17:59:39 | 日記・エッセイ・コラム
梅雨の晴れ間に庭に出てみると、草むらの中に飛び跳ねる小さな昆虫がいた、
何だろうと見てみるとショウリョウバッタの子供だった。

ショウリョウバッタは梅雨明け頃から晩秋にかけて、おもに背の低いイネ科植物
が生えた明るい草原に生息するが、都市部の公園や芝生、河川敷などにも適応し、
日本のバッタ類の中でも比較的よく見られ、食性は主にイネ科の植物の葉を食べる。

頭部が円錐形で斜め上に尖り、その尖った先端に細い紡錘形の触角が2本つく。

他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をして、体色は周囲の環境に
擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。

俗説で、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似る
ことから、この名がついたと言われています。。

成虫は秋に産卵すると死んでしまい卵で越冬するが、先日見つけて記事にしたカマ
キリの赤ちゃんと同じく、無事に秋まで生き延びて、子孫を残せよ!と声をかけて
やった。。

ショウリョウバッタの子供。


ルドベキアの葉っぱの色に擬態する、ショウリョウバッタの子供。


庭で咲き出したルドベキア・タカオ。
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