8月も下旬に入って日中はまだまだ厳しい残暑が続いても、朝晩は
涼しさを感じる日も多くなってきた。
日中うるさかったセミ時雨も、晩夏を告げるツクツクボウシも鳴き
出し、心なしか一時の勢いがなくなってきたような気がする。
夜になると裏山の森からはリーリー、リーと、涼やかな虫の音も聴こ
えだし、だんだんと近づく秋の気配も感じられる頃になってきた。
昨日散歩で訪れた舞岡公園古民家の庭で。独特の形のナンバンギセル
の花が咲いていた。
ナンバンギセルの花。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生してそこから養分を取り
ながら生育する寄生植物。
「ナンバンギセル」の名前の由来は、その姿形をかつて
ポルトガル等の船員がくわえていた、マドロスパイプに
見立てたもの。
煙管(キセル)と言っても、若い人は殆んど知らないだろうが・・
今は亡い田舎の父が、いつも囲炉裏端に座って煙管にタバコを
詰めながら吸っていた姿を想い出す。。
ツルボの花。
ゲンノショウコの花も咲きだした。
そして昨夜は八月の満月でした。
雲間から昇る満月🌕。
八月の満月は通常より大きく見えるスーパームーン。
この次の満月は9月18日、今年は中秋の名月の9月17日と
一日ずれますね。