ロング・キス・グッドナイト
（★★★★★）
監督:レニー・ハーリン
脚本: シェーン・ブラック 製作:
レニー・ハーリン ステファニー・オースティン
シェーン・ブラック
製作総指揮:
スティーヴ・ティッシュ リチャード・サパースタイン
マイケル・デ・ルカ
出演者:
ジーナ・デイヴィス
サミュエル・L・ジャクソン
音楽:
アラン・シルヴェストリ
【感想】
レニー・ハーリンが１００億円という破格の製作費を投じて作ったアクション大作。
優しい夫と、かわいい娘３人で平和に暮らしている主婦サマンサには、実は８年前からの記憶がない。
その記憶喪失のサマンサが、交通事故の衝撃で、自分の過去を断片的に思い出していく。
クリスマスの日、女サンタとしてテレビに映った事がきっかけで、
彼女は、何者かに命を狙われてしまう。
サマンサは、今の幸せな生活を続けるために、
彼女の過去の記憶を取り戻すために、私立探偵のミッチと旅に出る。
記憶喪失になる前の彼女の正体は、実は政府の工作員。
行く先々で彼女は命を狙われる事に。。。。
１００億かけただけある。
派手なアクションも見ごたえあり、脚本がよくできている。
主演のジーナ・デイビスが、主婦の顔のサマンサと、工作員の顔、チャーリーを見事に演じ分けている。
工作員チャーリーの強くて、かっこいいこと、この上ない。
そんなチャーリーも、かわいい娘のことを思って、母の顔を覗かせる。
ラストが、ちょっとあっけなかったけど、
１００億かけただけの、値打ちあり。
・・・っていうか、ここまでお金かけた大作で、駄作というか、
大味な作品が結構あるなか、これはなかなか面白かった。
わたしは強くてかっこいい女性にめっぽう弱いようだ。
踏んだり蹴ったりの大変な今、この映画見てみたらスカッとするかもね。
