電気通信部のY君から送られてきたひとりごと。
Youtubeで垣間見たアマチュア無線の現状。
高校時代クラブ活動はそれほど熱心ではなかったが、入学当初ブラバン部にはいって、トロンボーンを吹いてました。
金管楽器は性に合わないので夏休み終わった頃に止めました。
家でアマチュア無線を細々ですがやってので、「電気通信部」に入部してました。
そのクラブの懐かしい同級生が集まって会食しますが、話題は無線の話はほとんど出ません。
近況をお互いに報告しあうというのが話題の中心になってます。
携帯電話の普及でアマチュア無線人口は激減しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8c/34040d68e682b940fcd149fc76843cbf.jpg)
そんな情況を鑑み、インターネットが通信手段の枢軸の昨今、無線はどうなっているのか。
Youtubeを通して覗いてみました。
1960~70年代に、その世界にいた者が見た、今の様子、印象を書きます。
(1)便利いい機器が廉価で普及している
1.9~450MHz帯まで1台でカバーするAll in One機が便利です。
(2)むかしはメーカー乱立だったのですが、2大メーカーに収斂してきている。
八重洲とトリオとICOM、海外のメーカーもありましたが、今は八重洲とICOMが市場を牛耳ってますね。
たとえば上のオールインワン機、IC-705とFT-991ですね。
IC-705 | 製品情報 | アイコム株式会社
商品情報 - FT-991A/八重洲無線株式会社
(3)アマチュア無線人口が激減しているようです。
無線局が減ったので、昔あった各バンド混雑、賑やかさが解消、消滅して、静かになっている。
たとえば、40m(7MHz)バンドは、むかしは1日中混信だらけでしたが、今はCWでもスカスカ。
CQを2~3回発信しても応答がない場合もあるようです。
youtubeにあったモールス通信の動画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/76/92043fcb2c5dfcce8d3794bb6c8c7654.jpg)
日常のモールス交信風景を動画にしてみました。
2009年から7MHzのバンド帯域が拡張されています。
7.0~7.1MHzだったのが、7.2MHzまでひろがったのもあって、混雑混信はなくなっているようです
7MHz帯 ‐ 通信用語の基礎知識
(4)音質の向上…むかしのSSBの音質は低音域がフィルターでカットされた音でしたが、最近のはFMとかAMのように自然は音質になっている。聞き取りやすくなった。ホワイトノイズが気になったが…。
(5)アマチュア無線従事者資格構成が変わった
電話級・電信級⇒第4級と3級へ。2級・1級は従前通りとなっています。
アマチュア無線の資格と操作範囲など
電話級・電信級の人は、3級の取得が望ましいですね。
堺東から「臨時こうや号」ひょっとして、薄緑色のズームカーっていう車両かな?
早朝から、登校して交信してる姿が思い浮かびます(^_^)
Y君の独り言に書いてるように、Y君とボク以外の人は無線への興味は薄れてるように感じます。
ボク達の時代は、物理教室に個人の送受信機を持ち込んで、テニスコートの上に3.5MHzの40mのアンテナ張ってました。
昔の記念切手集め、テレホンカード集めなどが、トレーディングカード集めに形が変わったように、
アマチュア無線も内容は変化しながら、細く長く続くような気がします。
私が卒業するとき、JA3YSJは5年の有効期限で消滅するかもと思ってましたが、長続きしたことに感謝です。
バリコンとコイルのアナログ送信機では微妙に周波数はずれるから。
・Y君からのメッセージをそのまま貼り付けましたが、電信級 → 第3級、電話級 → 第4級ですね。
・今はプラスチック製とのことで、見てみると、
私の電話級アマも2級アマも橙色表紙の二つ折り、
航空級は濃い緑色表紙の二つ折りで裏に英語で何か難しいことが書いてあります。
航空級は勢いで取っただけです。