日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

やれば出来る!

2008年04月05日 19時55分46秒 | 気まま日記
中国地方では、地方銀行や信用金庫などの金融機関が、メガバンクに対抗してカードでの手数料を無料化する取り組みが進んでいる。

【岡山県では、中国銀行(岡山市)の呼び掛けで銀行、信用金庫、信用組合の計11機関が結束。営業時間内であれば他行カードでも引き出しや振り込みの手数料105円を無料化するサービスを、6月上旬から始める。】

あまりにも巨大化したメガバンクは、スケールメリット(受け入れ預金のスケールによって利益も確保できる)によって、地方金融機関の存続さえを脅かしている。地方金融機関が、カードによる手数料を無料化することは、利益が損なわれることですが、それよりも顧客を失うことの損失が大きいのでしょう。

サービスの拡大によって、存続が危ぶまれるのは望みませんが、今までが手数料が高すぎたとの感は否めません。利益のためならと、サラ金に融資を拡大したことは、貧民の増大に手を貸したのですし、今ではサラ金を子会社に取り組むことまでしているので、庶民を顧客と思っていない節がある。メガバンクの金持ち優遇が目に余るところゆえ、地方金融機関に拍手を送りたい。