日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

死んでも生き返る?

2008年04月24日 20時40分02秒 | 残日録
【京都府福知山市の市教育委員会は23日、昨年末に市立全小中学校の子どもを対象に行った「命の大切さを考える児童生徒アンケート」の調査結果を発表した。回答数6783人のうち、約1割が「死んだ人は生き返ると思う」と答えた。
「死んだ人が生き返るか」の問いには、76・9%が「いいえ」と回答。「生き返ると思う」は9・7%で、理由は、「ゲームで死んでも、もう1回プレイできる」「魂はまた戻ってくると聞いた」「死んだ命はまた違う命になる」「病院で何とか治せる」などの記述が学年を問わずあり、ゲームやテレビの影響がみられたという。】

9.7%の小・中学生の「死んでも生き返る」を支持します。
凡そ、世界中の宗教は、未開の時代の「お祓い」でも、死後の生を信じていました。
近代宗教の「キリスト」や「アラー」や「仏陀」にも「生まれ変わり」は、宗教の根幹です。「死んだら終わり」なら生きている内の善行や反省は無意味になってしまいます。
キリストも再び生を得て人々を導いたようですし、仏教では輪廻して生は続くとされています。連綿と続く生こそが、「心」のよりどころとなることでしょう。