日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

昭和35年、青春だった頃!

2008年05月23日 09時05分23秒 | 残日録
昭和35年(1960年)は、吹き荒れた「安保闘争」もあって、岸信介首相(安倍晋太郎の祖父、「赤絨毯を裸足で歩く」と揶揄された。国会内を歩くということと出っ歯だったことで、冗談話。)が、総辞職。物価高も加速していく時代。

歌も歌謡曲とホップスが混在するごっちゃくた文化の時代であった。

1.ステキなタイミング(坂本九)
2.黒い花びら(水原弘)
3.月影のナポリ(森山加代子)
4.潮来笠(橋幸夫)
5.アカシアの雨が止む時(西田佐知子)
6.悲しき16才(ザ・ピーナッツ)
7.あいつ(旗照夫)
8.月の法善寺横町(藤島桓夫)
9.さすらい(小林旭)
10.ダイアナ(山下敬二郎)
11.一本刀土俵入り(三波春夫)
12.誰よりも君を愛す(松尾和子・和田弘とマヒナスターズ)
13.悲しきインディアン(平尾昌晃)
14.アキラのダンチョネ節(小林旭)
15.ローハイド(小坂一也)

1.悲しき60才~ムスターファ(坂本九とパラダイスキング)
2.メロンの気持(森山加代子)
3.達者でナ(三橋美智也)
4.再会(松尾和子)
5.恋の片道切符(平尾昌晃)
6.黄色いさくらんぼ(スリー・キャッツ)
7.オルフェの歌(ペギー葉山)
8.潮来笠嫁さん(花村菊江)
9.僕は泣いちっち(守屋浩)
10.ミヨちゃん(平尾昌晃)
11.ラ・マラゲーニア(アイ・ジョージ)
12.黒い落葉(水原弘)
13.霧笛が俺を呼んでいる(赤木圭一郎)
14.グッド・ナイト(松尾和子・和田弘とマヒナスターズ)
15.ビキニスタイルのお嬢さん(ダニー飯田とパラダイスキング)

テレビも歌と同様にアメリカ文化が浸透してきて、「ララミー牧場」、「ライフルマン」と「琴姫七変化」など時代劇とも混在し、「少年探偵団」、「クイズそれは私です」などが大人気であった。もちろんテレビは白黒(モノクロ)で、カラー放送が、普及するのは昭和39年(1964年)の東京オリンピックがきっかけでした。

青春(玄冬、青春、朱夏、白秋と季節を色で表すが、人生をも表している)の時代は、喫茶店(歌声喫茶などもあった)などで、粋がって「岩波新書」(定価100円程度)を読んだり、「湖愁」(歌:松島アキラ)など口ずさんでいた。そうそう、「ツウィスト」(マッシュポテトとじゃがいもを潰すと足の動きをあらわした)を躍るダンスホール的なところもあったなあ。