黒いトカゲが這い出て・・・願う刹那に息を止め・・・
叶いし想いの綴は、物語の始まりと・・・
得体のしれない世界の果てと・・・見知らぬ自信を手に添えて・・・
最初のひと文字は削られゆく・・・。
隣町は勇気の一歩で話題になり・・・海の向こうが夢で語られて・・・
空の向こうは次の世代に渡されると・・・
それぞれの物語は・・・ひとつふたつ刻み始め・・・
それがいつしか現実と、夢の隙間を埋め尽くし・・・
ホラ吹きの迷い人が・・・道化から主人公になる時なのかも・・・。
歩みを速めて歳を重ね・・・おいてきぼりになる頃は・・・
時空を超えて若返りはしても・・・時の鐘は戻る事無く歩みは遅く・・・
歴史は滞りなく進むはずで・・・
良い時代と悪い時代の、値踏みは笑い話の中で語られて・・・
これからのひと文字を彩るのは・・・海の底か宙の上なのか。