夢の中で夢を見て・・・遠い昔の人と出会うい・・・
すっとんきょな顔付きの懐かしい人達は・・・
後ろ手に、隠した時間を紐解いて・・・
それぞれが・・・それぞれを妄想の中で蘇り・・・
過ごした日々を値踏みして・・・お互いのやり取りで勝負している・・・。
幼馴染の出会いと別れ・・・田舎を越えて暮らしを育み・・・
見聞きするモノ・・・口にするものすべてが変われば・・・
体は違う何かになり生れ変わり・・・別人になるけれど・・・
想い描いた記憶の塊は・・・脚色される事無く残り続け・・・
すっかり老け顔のお互い様が出会えば一瞬で・・・
幼い姿に戻れてしまう・・・。
一期一会の暮らしは、とうに過ぎ・・・
空も空気も色違いに囲まれて・・・
生まれ変わりと、前世の記憶と出会いを重ね・・・
自由な居場所を求めると・・・
それが運命と必然に奪われて・・・伝統が仕舞になると言うけれど・・・
生まれ育ち・・・必死に残して変化して、今があればこれからも生きて行き・・・
たまに出会えば繰り返す・・・口に出る後悔と安堵のコトバはどこまでも・・・
夢の中の夢に出会うのかも。