大きな川の波間を数え・・・
トゲトゲしく・・・絹のようにと姿を変えて・・・
ゆらぎたどり着く、大海原では身を清め・・・
命の源と・・・得体の知らない奥底を覗き見れば・・・
知ることさえ叶わない・・・暗くて深い時間が遡る・・・。
夕暮れ間近に聞こえる音は・・・さざ波の歌や、川面の唄・・・
森に眠る木枯らしの詠に・・・暮らしの詩・・・
グルリと囲み包まれた・・・海を潤す森の命が・・・
暮らしの多くに嘘ぶけば・・・戻らないと嘆くよりも隠す事を覚え・・・
お腹を抱えた体は話しかけ・・・ゆるり歩みは沈みゆく・・・。
実り豊かな森に・・・川が満たされる命の素を・・・
海が感謝の踊りで酔えば・・・雨が降って整う暮らしの豊かさは・・・
人の力で動かせない・・・節理を動かし正確に・・・
チクタク針は・・・指ひとつで動かせても・・・
お腹の具合はカラッポで・・・空いた場所に光が射して頷けば・・・
みんなが集まる時間が動き出す。