ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

何もかも古き茶室に一輪の生まれたてなる白玉椿 

2023年03月05日 12時58分12秒 | owarai
清い心でいたい。
清い行いを心がけたい。
それが美し身なりになると・・・。

オードリー・
ヘップバーンの言葉。

お金がないと実現しない美し
さがあっても、
幸せに生きることには、必ず
しも直結しない。

美しい雰囲気は、清らかな
内面からでる。

内面の清らかさは、造形の
美しさをしのぐのです。
心のすさんだ人が、いくら飾り
たてても、

心おだやかな人の澄んだ瞳、
邪気のない表情、柔らかく
あたたかい雰囲気には、
かないません。

ゆるされてやや寂しきはしのび逢ふ深きあはれを失ひしこと

2023年03月05日 12時56分45秒 | owarai
恋愛には、ひとつ段階をのぼって
みないと、わからないことが多い。
「あひ見てののち心にくらぶれば
昔はものを思はざりけり」。藤原敦
忠作のこの感慨も、そうだろう。
「あひ見る」は、単に出会うという
意味ではなく、男女が結ばれると
いうこと。

つまりこの歌は「結ばれて後の複雑
な心に比べれば、以前の悩みなんて、
物思いのうちに入らないなあ」とい
う、片思いからは一歩進んだ悩みを
詠んでいる。
「あひ見る」という階段をのぼって
いない人から見れば「ぜいたくな悩
み」かもしれない。が、のぼったほ
うから見ると、「片思いの悩みなんて
甘い」ということになる。

歌も、立場の違う人から見ると、
なんてぜいたくな悩みなんだ、思われ
るかもしれない。親から反対された後
ようやく結婚へうつった頃のもの。
夫婦となった二人は、誰はばかる
ことなく堂々と愛しあえる。その幸せ
を充分に感じながらも、ふと、遠距離
恋愛での会えない時間の辛さ、会うま
でのときめき、
やっと二人きりになれた解放感、
そしてすぐにきてしまう別れの時間
・・・・
渦中の中の人間にとっては苦しみとし
か感じられないことが、実は案外、恋
愛の炎に薪をくべているということも
多い。

そして障害がなくなったとき、人は初
めて気づく。あのせつなさは「深き
あはれ」だったのだと。階段をひと
つのぼった者にしかわからない、そ
こはかとない喪失感。
満たされる瞬間にも人は何かを失う
のだということを初めて知る。

多くの人は、たとえこういう気持ち
を抱いたとしても、「でも、以前より
幸せだよね。結婚したんだもの」と
自分を納得させてしまうのではない
だろうか。歌は、あいまいにしない。
愛に対して、貪欲なのだ。
一般的に結婚後、他者との関係で恋
愛事件をひきおこす者は「深きあは
れ」を求める心ゆえだろうか。


”心に鋏を入れる「改札口」” 2021年02月24日 08時31分57秒 | owarai

2023年03月05日 12時53分48秒 | owarai
実際にあった話ですが、
とある田舎町の駅の改札係に
一人の旅行者が、「この町の人は
実に陰気で閉鎖的だね。

道を尋ねても、ろくに返事もして
くれない。挨拶もしないで無愛想
な顔で通り過ぎる。本当に不愉快
な町だ」と告げた。

すると「本当におっしゃる通りで
す。この町の人は無愛想で、困っ
たものです」と改札係は答えた。

別の旅行者がやってきて、その
改札係に言った。
「この町の人は本当に心の温かい、
気持ちのいい人ばかりだね。

道を尋ねれば親切に教えてくれる
し、気軽に挨拶してきて声をかけ
てくれる。素朴で実に町だ」

「おっしゃる通りです。何もない
田舎町ですが、人々の明るくて素
朴な人情だけは自慢できます」と
改札係は答えた。

その一部始終を見ていた三人目の
旅行者が駅員に向かって言った。

「君は嘘つきだ。言っていること
が相手によってまるで違うじゃな
いか」

あなたはどう思いますか?人間と
いうものは、こちらが陰気に心を
閉ざしていると、同じように心を
閉ざしてしまいます。

逆にこちらが明るく心を開くと、
心を開いてくれるものです。
なにもこの町に限りません。



私の一番好きな場所。

2023年03月05日 12時52分18秒 | owarai
あなたの笑顔の一瞬や
あなたの憂いの一瞬と
出会えた時
写真のようにこの感じを
忘れないように胸に刻む

思い出すために すこしでも強く
思い出すために すこしでも長く
悲しくてもこの恋が純粋である
ように

心をこめて
またあなたを思い出すために

止まる時間、流れる時間

2023年03月05日 12時50分32秒 | owarai
時計の刻む時間は、いつも決ま
った速度だけど、一日の長さや
一年の長さは、それを感じる心
によってさまざまだ。

時間の重みも、日によって変化
する。

“女男の雛目隠しされて
包まれて箱に一年

それぞれの刻“

お雛様といえば、男雛と
女雛が仲良く並んで飾ら
れている様子が、まず思い
浮かぶ。

が、よく考えて見ると両者は、
並んでいる時間よりもはるか
に長い「それぞれの刻」を、
暗い箱の中で過ごしている
のだ。

一年ぶりに取り出すお雛さま
は長い時間を暗黒で過ごした。
もしかしたら、その時間のほう
が、男雛女雛にとっては、真実
なのかも知れない。


君の手の中で折りたたまれてゆく青い傘より素直な気持ち

2023年03月05日 12時31分54秒 | owarai
人の心は川の流れのように留ま
ることを知らない。片思いはそ
の先がほしくなります。

自分の気持ちを伝えたいと思うよ
うになるばかりでなく、わかって
ほしいと望むようになるのです。

それは苦しくて、少しせつない。

けれどそんな感情も、心を育てる
素敵なレッスンになるのです。
片思いも相思相愛の恋も、見つめ
るのは相手ばかりではないのかも
しれません。

もしかしたら見つめている相手の
向こう側に、自分の心を見てしま
うのでしょう。

情熱という名前の刃を振りまわす
ように恋をしていた頃を過ぎると、
誰にも告げず、相手に何も告げな
いまま人を愛することができる
ようになるものです。

その人の家のそばを通ると思い
だし、電話で話す機会があれば
少しばかりどきどきしながら話
してる。

誰に嫉妬するわけでもなく、た
だただその人を思い、幸せであっ
て欲しいと願う。

そんなふうに誰かを想うことが
できたとき、私は自分が少し大人
になったと思いました。

そして、通り過ぎたいろいろな
出来事が、色あせることなくそれ
ぞれの時代で輝いていたことを
知ったのです。