人生いろいろ、たぶん大丈夫だ?

40代の中年おじさんです。「四十にして迷わず」うーん、迷える中年羊を誰か救いたまえ。

甲子園-本当の地元代表とは何か

2012年08月26日 10時27分09秒 | 社会
おそらく気がついている人がたくさんいると思います。
高校球児のあこがれ、全国高校野球大会の選手についてです。

問題になるのは「野球留学」と称する「越境入学」です。全国でも名だたる強豪校がひしめく地域で野球をやっている子供たちは、周りのライバルと競争をしながら甲子園を目指しています。確率で論ずれば、競争率の低い地域で野球をやれば、甲子園に行ける確率は高くなります。

地方の私立学校は生徒の獲得に一生懸命です。学校の名を知ってもらう事を第一としています。その証拠にお近くの学校に行ってみてください。近年の成果が道行く人にもはっきりわかるような横断幕があるはずです。
それは文系理系の部活の成果だったり、進学の話だったり色々です。
学校経営上必要なことです。

この二つが結びついたものが、現在の甲子園ではないでしょうか。学校関係者は一生懸命応援していますが、市民はどうでしょう。地方では、私立高校が代表に決まると、「地元の出身者は何人いるのか」と言うことが話題になります。

地方にも優勝を争う楽しみを分けてもらうためには、良いのかもしれません、でも「郷土代表校」ではないような気がします。
また、出場資格上、厳密さを求めると、もう地方は上位争いに入ることができなくなるかもしれません。
それでも、純粋に地元の学校が代表になってくれると良いなと思っています。

カンボジア国籍を取ってまでオリンピックマラソンに挑戦したタレントの猫ひろし氏にブーイングを浴びせる人もいる国で、汗まみれ、ほこりまみれになっている地元の「中学生球児」の夢を考えてあげてはいかがですか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする