人生いろいろ、たぶん大丈夫だ?

40代の中年おじさんです。「四十にして迷わず」うーん、迷える中年羊を誰か救いたまえ。

2011年東日本大震災、2021年東京オリンピック、2022年北京オリンピックそして2022年ロシア、ウクライナに侵攻

2022年02月25日 17時14分09秒 | 社会

表題にかかけた出来事に怒っています。

2011年に起きた東日本大震災津波。発生から11年が経とうとしています。コンクリートの復興は形が見えています。しかし、11年たってこの形で良かったのだろうかと思うことがあります。当時の世相は近視眼的であり、兎にも角にも次の大津波を防ぐ街を作らなければならないと、闇雲に突き進んだように思えます。その結果、城壁で囲まれたような沿岸の街が出来上がりました。沿岸部に住んでいながら海と隔てられて生活をしなければならない地元民はどう思っていることでしょうか。

コロナ禍の影響で1年延期された東京オリンピックが決まったのが、2012年。あの瞬間日本全国には「おもてなし」の高揚感がみなぎっていました。しかし、それと同時に震災からの復興に関わる人材と、コンクリートなどの資源が東京に持っていかれるのだなと感じた人も多くいました。開催までの期間、なんとか大義名分を復興五輪ということにしたかったのでしょうが、幸いにも?コロナ禍の世になってしまいました。その前からもう誰が見たって「おもてなし」も「復興五輪」も消えていました。2021年夏、なんとか開催にこぎつけた東京オリンピックでしたが、私は初志貫徹の意味で開会式から閉会式と競技の中継を見ていません。バブルの中で咲いた花です。

2022年2月、北京オリンピック。いろいろなことが起きている開催国が、オリンピックの衣を身にまとえば、まるで何事もなかったかのように振る舞える。競技が始まる以前から、ロシアのウクライナ侵攻が危惧されていました。平和の祭典オリンピックの場で、平和を叫ぼうとすると懲罰を食らう。これはブラックジョークなのか!開催国を取り巻く情勢への平和、ロシアとウクライナへの平和。選手や関係者はもっと「平和」を発信しても良いはずだし、「平和」はどちらか一方の政治問題でもない。SNSはなぜ反戦を謳わない、クレダはどこに行った。戦車は化石燃料で走っているんだ。今こそ大人に向かって中指を立てるときだろう。

2022年2月24日、ロシアとウクライナの戦火が外交努力と世論で早く収まりますように


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