

銅板画家 浜口陽三さん。
その作品は何となく見覚えがあったもののちゃんと名前と作品が繋がったのは
恥ずかしいけど、何でも鑑定団の再放送で、です。
今、企画で、《パリの四ヵ月》浜口陽三と秋山庄太郎展が行われていて、あと残り一週間ということなので行きました。
その美術館は半蔵門線の水天宮前のすぐ近くにあります。
浜口さんはあのヤマサ醤油の息子さんなのかな。どうりで、こんな一等地に
個人の美術館です。
ビルの一階と地下がギャラリー。
思ったより広かったです。しかも階段がらせん階段で、これもいい感じでした。
浜口さんの作品は今日展示されていたものは一部だと思うんですが、
身近な果物や野菜をモチーフとして静かな中にも生命の力強さが感じられました。
サクランボが有名ですが、私はクルミが好きでした。
帰りに買おうと思った絵葉書の中にクルミがなかったのは、ちょっと残念。
秋山庄太郎さんは、言わずと知れた写真家です。
文春の表紙の女性のポートレートが有名ですが、今回はパリの写真。
ああいいなあ、パリ。
途中ですべての写真がモノクロームということに気づきました。
でも、すべての写真から色が感じられる素敵な写真でした。
ここもお気に入りの個人美術館のひとつになりました。
ジムに行こうか迷ったけど、行ってよかったです。
帰りは日本橋までぶらぶら歩いて帰りました。
写真。美術館外観。通りに面したところは小さなカフェになっています。
今回の企画展のチラシ。
そしてまたパリに行きたくなりました。