ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

ジニレビュ

2006年08月14日 00時29分32秒 | レビュー(ジニレビュ)
こんばんは、ジニーです。
今日は「男たちの大和」をテーマに書いてみようと思います。

「男たちの大和」・・・2005年に公開された映画です。
反町隆史、中村獅童主演による映画で、戦時中戦艦大和に搭乗した男たちがテーマとなっています。


昭和20年4月、北緯30度34分、東経128度04分に撃沈した戦艦大和。
その最後の特攻に3000人の乗組員は死を覚悟し臨みました。
物語は内田(演:中村獅童)の娘が大和の沈んだ場所へ行こうと試みるところから始まります。
しかし、なかなか協力してくれる人が見つかりません。
そんな時知り合ったのが内田の部下であった神尾(演:仲代達也)でした。
神尾の船に乗り内田の娘は大和の沈んだポイントへ向かいます。
その道中、神尾の口から当時の状況が語られていくのです。


プライベート・ライアン、ウィンドトーカー、パールハーバーなど名作と言われる戦争映画はたくさんあります。
しかしこの「男たちの大和」ではそれらの映画以上に、戦争から学ぶべき精神が表現されていたような気がします。
これまでのどの戦争映画にも「戦争はいけない」といったメッセージは込められていました。
もちろん「男たちの大和」も例外ではありません。
ただ、この映画には「その歴史を受けて何を学ぶか」というメッセージが色濃く出ていたような気がします。

特に印象的だったのは終盤のとあるシーンでした。
大和の沈んだその場所で、神尾はなぜ自分が生き残ったのかを悟ります。
その時こんなセリフを口にします。
「私の中の昭和はいま終わった」
つまり、神尾の中で戦争はずっと続いていたのです。
犠牲になった同志達、そして生き残った自分。
なぜ死んだのか、なぜ生き残ったのか。
その間で答えを出せずに神尾は生きてきたのです。
セリフを口にした神尾の視線の先には手伝いのために船に乗り合わせた少年の姿がありました。
神尾からその少年へ、戦争の恐怖とその爪あと、生きる意味とその大切さが伝わったのです。
神尾が口にした「昭和が終わった」とはつまり、次の時代の担い手へその精神が引き継がれた・・・いわば「平成へと継承された」という意味が込められていたような気がします。


そこにあるのは「過去から学ぶ未来の在り方」でした。
興味のあるかたはDVD化されているので是非見てください。
とてもいい映画でした。



きら。さん>休日の予定なんてものは前日に埋まるくらいがちょうどいいかも知れませんね。
せっかくの休暇。息抜きしたいですもんね。
コメント (1)
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ズンッタッタタ ズンッタッタタ

2006年07月19日 23時59分17秒 | レビュー(ジニレビュ)
こんばんは、ジニレビュの時間となりました。
今日は「Mr.BATER」がテーマです。


この「Mr.BATER」ご存知でしょうか?
昔放送していた「ごっつええ感じ」というダウンタウンの番組の中のコントのひとつです。もう10年以上前の番組かも。
内容は、松本人志の扮する外国人(以後ベーター)が今田耕司の店にやってきてボケをふられてボケ倒すというコントです。
って言うかこの説明分かりにくいですよね・・・。
もう少し細かくいきましょう。
毎回毎回ベーターはパーティーに行く途中店によります。
その店は花屋だったり宝石店だったり毎回毎回違うのですが、店員が今田耕司であることは変わりません。

例えば花屋だった場合ベーターは店に入ってこう言います。
「これからパーティー行かなあかんのやけど、手ぶらでいくのもアレやん?なんかええ花とかないかな?」
そうすると今田耕司は斧とジャケットを持ってきてベーターに着せます。
ベーターはそのままインディアンになりすまししばらくボケた後大声でつっこみます。


・・・てか、この説明聞いても分からないでしょうね・・・。
とにかく見てもらえば分かります。
そこでは「お笑い」の基礎、ふられてボケてが繰り返されます。
正直、昔はこのコントの面白さがよく分かりませんでした。
しかし今になって目覚めたのです。
とにかく面白くてしょうがない!!
間や駆け引き、それらがハイレベルなところでうまく混ざり合い、多少のグダグダ間を感じさせながら最後までハイテンションで乗り切る。
機会があったら皆さんにも見てもらいと思います。
最近はDVDがレンタルもされています。
夏の夜、ちょっと退屈な時間をつぶしたくなったらこのブログを思い出してみてください。


きら。さん>確かに男だって寂しくなりますよね。なのに女心という言葉しかないなんて・・・。でも、女心ってどこか儚げで綺麗じゃないですか。また女性視点の詞を書くと思いますのでそのときは飛びっきり切なくお願いします。

蜉蝣さん>きら。さんに先を越されてしまいましたが、そんな事言っちゃダメですよ。恋をするって言うことは時にうれしく時に苦しいことです。僕だって人並みに恋を重ねてきました。全部が全部幸せな思い出ではないですよ、悲しいこともいっぱいありました。でもそれらをくぐり抜けて、やっぱり恋は素晴らしいと思うのです。
恋心を知った今が始まりだと思います。もっとその中にある大切なものにものにも目を向けてみてください。きっと素敵なものも見つかるはずですよ。
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