こんばんは、ジニーです。
今日は「男たちの大和」をテーマに書いてみようと思います。
「男たちの大和」・・・2005年に公開された映画です。
反町隆史、中村獅童主演による映画で、戦時中戦艦大和に搭乗した男たちがテーマとなっています。
昭和20年4月、北緯30度34分、東経128度04分に撃沈した戦艦大和。
その最後の特攻に3000人の乗組員は死を覚悟し臨みました。
物語は内田(演:中村獅童)の娘が大和の沈んだ場所へ行こうと試みるところから始まります。
しかし、なかなか協力してくれる人が見つかりません。
そんな時知り合ったのが内田の部下であった神尾(演:仲代達也)でした。
神尾の船に乗り内田の娘は大和の沈んだポイントへ向かいます。
その道中、神尾の口から当時の状況が語られていくのです。
プライベート・ライアン、ウィンドトーカー、パールハーバーなど名作と言われる戦争映画はたくさんあります。
しかしこの「男たちの大和」ではそれらの映画以上に、戦争から学ぶべき精神が表現されていたような気がします。
これまでのどの戦争映画にも「戦争はいけない」といったメッセージは込められていました。
もちろん「男たちの大和」も例外ではありません。
ただ、この映画には「その歴史を受けて何を学ぶか」というメッセージが色濃く出ていたような気がします。
特に印象的だったのは終盤のとあるシーンでした。
大和の沈んだその場所で、神尾はなぜ自分が生き残ったのかを悟ります。
その時こんなセリフを口にします。
「私の中の昭和はいま終わった」
つまり、神尾の中で戦争はずっと続いていたのです。
犠牲になった同志達、そして生き残った自分。
なぜ死んだのか、なぜ生き残ったのか。
その間で答えを出せずに神尾は生きてきたのです。
セリフを口にした神尾の視線の先には手伝いのために船に乗り合わせた少年の姿がありました。
神尾からその少年へ、戦争の恐怖とその爪あと、生きる意味とその大切さが伝わったのです。
神尾が口にした「昭和が終わった」とはつまり、次の時代の担い手へその精神が引き継がれた・・・いわば「平成へと継承された」という意味が込められていたような気がします。
そこにあるのは「過去から学ぶ未来の在り方」でした。
興味のあるかたはDVD化されているので是非見てください。
とてもいい映画でした。
きら。さん>休日の予定なんてものは前日に埋まるくらいがちょうどいいかも知れませんね。
せっかくの休暇。息抜きしたいですもんね。
今日は「男たちの大和」をテーマに書いてみようと思います。
「男たちの大和」・・・2005年に公開された映画です。
反町隆史、中村獅童主演による映画で、戦時中戦艦大和に搭乗した男たちがテーマとなっています。
昭和20年4月、北緯30度34分、東経128度04分に撃沈した戦艦大和。
その最後の特攻に3000人の乗組員は死を覚悟し臨みました。
物語は内田(演:中村獅童)の娘が大和の沈んだ場所へ行こうと試みるところから始まります。
しかし、なかなか協力してくれる人が見つかりません。
そんな時知り合ったのが内田の部下であった神尾(演:仲代達也)でした。
神尾の船に乗り内田の娘は大和の沈んだポイントへ向かいます。
その道中、神尾の口から当時の状況が語られていくのです。
プライベート・ライアン、ウィンドトーカー、パールハーバーなど名作と言われる戦争映画はたくさんあります。
しかしこの「男たちの大和」ではそれらの映画以上に、戦争から学ぶべき精神が表現されていたような気がします。
これまでのどの戦争映画にも「戦争はいけない」といったメッセージは込められていました。
もちろん「男たちの大和」も例外ではありません。
ただ、この映画には「その歴史を受けて何を学ぶか」というメッセージが色濃く出ていたような気がします。
特に印象的だったのは終盤のとあるシーンでした。
大和の沈んだその場所で、神尾はなぜ自分が生き残ったのかを悟ります。
その時こんなセリフを口にします。
「私の中の昭和はいま終わった」
つまり、神尾の中で戦争はずっと続いていたのです。
犠牲になった同志達、そして生き残った自分。
なぜ死んだのか、なぜ生き残ったのか。
その間で答えを出せずに神尾は生きてきたのです。
セリフを口にした神尾の視線の先には手伝いのために船に乗り合わせた少年の姿がありました。
神尾からその少年へ、戦争の恐怖とその爪あと、生きる意味とその大切さが伝わったのです。
神尾が口にした「昭和が終わった」とはつまり、次の時代の担い手へその精神が引き継がれた・・・いわば「平成へと継承された」という意味が込められていたような気がします。
そこにあるのは「過去から学ぶ未来の在り方」でした。
興味のあるかたはDVD化されているので是非見てください。
とてもいい映画でした。
きら。さん>休日の予定なんてものは前日に埋まるくらいがちょうどいいかも知れませんね。
せっかくの休暇。息抜きしたいですもんね。