ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

これでいいのだ

2008年08月10日 01時09分23秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。



「天才バカボン」や「おそ松くん」、「ひみつのアッコちゃん」など数々の名作を世に残したマンガ家、赤塚不二夫さんが先日お亡くなりになられました。

僕が子供の頃、テレビを通してであった数多くのキャラクターたち。
どれも強烈な個性を持っていて、でもどこか愛らしくて、初めて目にした時から数十年もたった今でもそのキャラクターたちは僕の記憶に強く焼きついたままです。
これは赤塚さんの作り出すキャラクター全てにいえる唯一無二の特徴だと思います。

実際のところ、僕は赤塚さんのことをほとんど知りませんでした。
マンガ家であり、僕の知っている作品をいくつも描いてきた人。
そのくらいの認識しかありませんでした。
しかし、今回の訃報から赤塚さんの人柄に触れる機会がありました。
凄い人ですね、自分が信じた生き方を曲げずに最後まで貫き通した人生だったのだと知りました。
そんな強烈な個性を持った人間が描くキャラクター、強い個性を持たないはずがありません。
ポジティブで、しかしあるがままを受け止める。
バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」にはそういった精神が込められていたのだと知り、心を打たれました。
THE BEATLESの「Let it be」を思い出しました。


ところで、赤塚さんの葬儀の際、タモリさんが弔辞を読みました。
この弔辞が白紙ではないのかと言う話が出てきています。
タモリさんだったらその話が本当であってもおかしくないですよね。
その、弔辞がとても素晴らしく、陳腐な言葉になってしまいますが赤塚さんとタモリさんの固い絆を感じました。
普段から心に秘めていた感謝の言葉、尊敬の念。
それをただ言葉にすれば弔辞は白紙でも構わなかったはずです。

これからいろいろと苦しいことや悲しいことが人生には待ち受けていると思います。
しかしそれらを「これでいいのだ」と受け止め、日々を笑いながら過ごせるように心掛けていこうと感じました。
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