ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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丸戸史明「冴えない彼女の育て方 7巻」 読書感想

2022年04月02日 16時40分29秒 | 読書
こんにちは、ジニーです。

前回に続き、ライトノベル「冴えない彼女の育て方 7巻」の
読書感想を書いていきます。

まずは作品の簡単な紹介(テンプレ)をしましょう。

本作はアニメやゲーム、ライトノベルへ傾倒する筋金入りのヲタ、
安芸 倫也(あき ともや)が自分が心から萌えてキュンキュンする
ようなギャルゲーを制作するべく、周囲の人を巻き込みながら
猛進していく物語です。

巻き込まれるのは主にこの3名。

金髪ツインテールのハーフで誰からも慕われる同級生でありながら
その素顔は、コミケで熱狂的な人気を誇る18禁同人作家の美少女。
そして主人公の幼馴染。
ゲームのキャラデザインなどの原画担当、澤村・スペンサー・英梨々。

入学以来、常に成績は学年位置を取りつづけ、無口なクールビューティー。
しかし、その素顔は、ドSで、ヤンデレで、新進気鋭のライトノベル作家という
1学年上の黒髪ロングの美少女。
ゲームのシナリオ担当、霞ヶ丘詩羽。

ずっと同級生だったのに、2年生になるまでその存在を認識ていなかったが、
その素顔は、そのままキャラが死・・・存在感が薄い美少女、
でも主人公の製作しようとするゲームのメインヒロイン担当、加藤恵。
他にもスクリプト作成も独学で身につけていきます。



さて、前回6巻では原画担当の澤村・スペンサー・英梨々がメインとなる話でした。
ストーリーの大幅ボリュームアップに伴って原画の枚数が増え、
自らカンヅメとなることを選び見事に書き上げました。
しかし、納品を延期せざるを得ない状況が発生したため、サークルとしては
目標としていた冬コミ(冬開催する大型コミックマーケット)でのゲームの
発売はできませんでした。

今回は、加藤恵がメインかな。
感情もキャラも平坦な彼女に何やら変化が・・・。
一方で高校を卒業する霞ヶ丘詩羽やスランプに逆戻りした澤村・スペンサー・英梨々に
忍び寄る人物。

なんかこう書くとミステリーな感じになりますが、大丈夫ですラノベです。
ただ、まあいろんなことが次のステップに踏み込んでいくような
分岐点となるのがこの7巻です。

ちょうどアニメでも第2期の最終話にあたるところです。

これまでも怒涛なというか、騒々しい感じの物語ですが、
そこに輪をかけての騒々しさが感じられる7巻。
だけど、ある意味でここから「冴えない彼女の育て方」が
始まっていくようなところもあるため、非常に重要なエピソードが
凝縮されている印象もあり、心なしか作者の力がこもっているような
そんな雰囲気を感じられるような気もします。

やはりここまで6巻にわたって読んできたので、それぞれのキャラクターが
すっかりと頭の中で定着しているのですが、それぞれの変化があって
面白いんですよね。

アニメではこの後「Fine」という劇場版の完結に向かっていくわけなのですが、
原作ではまだ巻数としてはようやく半分なのかと感じるわけで。
アニメでは見れなかった各キャラクターの個々の心の動きなども
より濃く見ていけるのかもしれませんね。

それが原作の良さ。
やはり読書は面白いです。





丸戸史明 「冴えない彼女の育てかた 6巻」 読了 - ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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