おはようございます、ジニーです。
ずっと暖かいなと思っていたら急に寒くなったり忙しい気候ですね。
コロナウイルスも気になるところです。
手洗いとうがいはしっかり行わないとですね。
さて、そんな気候に負けず読書に勤しみました。
読んだのは中町 信さんの「模倣の殺意」。
本屋で平置きされ、どうにも気になるポップがそえられ気になっておりました。
読んでから知ったのですが、これ1973年の作品なんですね、
作者もすでにお亡くなりになられているようです。
本屋で平置きされていたので最近執筆されたもののように思いましたが
必ずしもそうではないのですね。
さて、本作ですが、プロローグから始まります。
坂井正夫という人物の死です。
現場の状況から、その死は自殺であると判断されます。
死んだのは7月7日午後7時。
そして、その現場には「7月7日午後7時の死」というタイトルの小説の原稿が残されていた。
この坂井正夫の死をめぐり、二人の人間を中心に物語は進みます。
死の真相を確かめるうちに、見えてくるズレ。
このズレに気付いた時には、もう騙されているというのが、本作の魅力でしょう。
正直な話、語れることが少ない。
離してしまうほどにこの作品の魅力やトリックにどうしても近づいてしまう、
ああ、なんともどかしいのだろう。
いま新しく本作を読む人は、たぶんあまり新鮮さを感じないかもしれません。
でも、大切なのは1973年に刊行されているということです。
僕も含め、多くのミステリー好きが通ってきたこのジャンルの作品のベースとしては
国内初だというのです。
その観点から言うと、なんと斬新で、そして挑戦的な作品だったのか!
時代背景はともかくとして、時を越えてもその面白さが色あせないというのが
やはり名作たる所以なのかもしれません。
ふたりの人物が追いかける死の真相。
丁寧に描写されている人物や状況の相関の裏で著者はじわりじわりと罠を張っています。
そんな得体のしれない誘導に乗らされてみてはいかがでしょう?
ずっと暖かいなと思っていたら急に寒くなったり忙しい気候ですね。
コロナウイルスも気になるところです。
手洗いとうがいはしっかり行わないとですね。
さて、そんな気候に負けず読書に勤しみました。
読んだのは中町 信さんの「模倣の殺意」。
本屋で平置きされ、どうにも気になるポップがそえられ気になっておりました。
読んでから知ったのですが、これ1973年の作品なんですね、
作者もすでにお亡くなりになられているようです。
本屋で平置きされていたので最近執筆されたもののように思いましたが
必ずしもそうではないのですね。
さて、本作ですが、プロローグから始まります。
坂井正夫という人物の死です。
現場の状況から、その死は自殺であると判断されます。
死んだのは7月7日午後7時。
そして、その現場には「7月7日午後7時の死」というタイトルの小説の原稿が残されていた。
この坂井正夫の死をめぐり、二人の人間を中心に物語は進みます。
死の真相を確かめるうちに、見えてくるズレ。
このズレに気付いた時には、もう騙されているというのが、本作の魅力でしょう。
正直な話、語れることが少ない。
離してしまうほどにこの作品の魅力やトリックにどうしても近づいてしまう、
ああ、なんともどかしいのだろう。
いま新しく本作を読む人は、たぶんあまり新鮮さを感じないかもしれません。
でも、大切なのは1973年に刊行されているということです。
僕も含め、多くのミステリー好きが通ってきたこのジャンルの作品のベースとしては
国内初だというのです。
その観点から言うと、なんと斬新で、そして挑戦的な作品だったのか!
時代背景はともかくとして、時を越えてもその面白さが色あせないというのが
やはり名作たる所以なのかもしれません。
ふたりの人物が追いかける死の真相。
丁寧に描写されている人物や状況の相関の裏で著者はじわりじわりと罠を張っています。
そんな得体のしれない誘導に乗らされてみてはいかがでしょう?
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