昨日・一昨日とイスラエルのガザでの戦闘のことを書いたが、経済を勉強している身としてやはり経済的なことを書きたくなってしまう。
題して『デフレはなぜ起きるのか?』
この題名でネットを調べたが本の販売はあっても題名そのものの回答は見当たらなかった。そこで私なりに考えているデフレはなぜ起こるのかを書いてみたい。
第一に挙げられることは貨幣が市中から消えてしまうことと言える。つまり市中全体に貨幣が行き渡らなくなった状態がデフレである。物(商品)と貨幣(お金)の交換において貨幣が少なく,逆に物が溢れている状態がデフレである。そこで二つの問題に行き着く。一つはなぜ市中に物が溢れてしまうのかということと、二つ目はなぜ貨幣(お金)が少ない状態が市中に現れるのかと言うことに尽きる。
一つ目は金余り(流動性の増加)の中で世界的な低賃金国に投資がおこなわれ、安い労働力を利用した商品が世界中の消費経済を加速させてしまった。
その状態では人々は物(商品)に群がりだした。そこで労働力には問題が無かったが資源的に問題が起きると感じた一部の投資家が有り余る貨幣(市中に出回る貨幣では無く数字上だけの貨幣(デフレと関係がある))を資源への買占めへと投資先を移していった。
これが原油、金属、穀物の資源インフレを作り出し、世界が驚愕したのは一昨年の出来事である。
だが米国で起こったいつまでも値上がりしていくと思って購入した住宅が下がりだしたとき、ローンの支払い不能をきっかけとしてサブプライム問題が起こり、やがて世界的な金融不安から金融危機へと発展してしまった。
ここではデフレの前兆となったのがインフレである。市中に貨幣(お金)が溢れていた状態が、いつの間にかデフレと言う状態に入ったとき、溢れていたはずのお金はどこに消えたのか。またあらゆる所に膨大な損失だけを残し、有り余っていた貨幣がいつの間にか消えてしまい、このままの状態を放置していけば手に負えなくなると考えてか、公的資金注入で何とか切り抜けようとしている。
この状態で各国が一番困惑しているのが失業者の増大である。経済情勢からいつ暴動に発展するかも知れない社会を何とか良い方向へ向かわせるべく、未知数だらけの状況、財政赤字覚悟の政策を採らざるを得ないと言うのが現在までの状況である。
続きは『なぜデフレが起きるのか』を分析してみたい。
題して『デフレはなぜ起きるのか?』
この題名でネットを調べたが本の販売はあっても題名そのものの回答は見当たらなかった。そこで私なりに考えているデフレはなぜ起こるのかを書いてみたい。
第一に挙げられることは貨幣が市中から消えてしまうことと言える。つまり市中全体に貨幣が行き渡らなくなった状態がデフレである。物(商品)と貨幣(お金)の交換において貨幣が少なく,逆に物が溢れている状態がデフレである。そこで二つの問題に行き着く。一つはなぜ市中に物が溢れてしまうのかということと、二つ目はなぜ貨幣(お金)が少ない状態が市中に現れるのかと言うことに尽きる。
一つ目は金余り(流動性の増加)の中で世界的な低賃金国に投資がおこなわれ、安い労働力を利用した商品が世界中の消費経済を加速させてしまった。
その状態では人々は物(商品)に群がりだした。そこで労働力には問題が無かったが資源的に問題が起きると感じた一部の投資家が有り余る貨幣(市中に出回る貨幣では無く数字上だけの貨幣(デフレと関係がある))を資源への買占めへと投資先を移していった。
これが原油、金属、穀物の資源インフレを作り出し、世界が驚愕したのは一昨年の出来事である。
だが米国で起こったいつまでも値上がりしていくと思って購入した住宅が下がりだしたとき、ローンの支払い不能をきっかけとしてサブプライム問題が起こり、やがて世界的な金融不安から金融危機へと発展してしまった。
ここではデフレの前兆となったのがインフレである。市中に貨幣(お金)が溢れていた状態が、いつの間にかデフレと言う状態に入ったとき、溢れていたはずのお金はどこに消えたのか。またあらゆる所に膨大な損失だけを残し、有り余っていた貨幣がいつの間にか消えてしまい、このままの状態を放置していけば手に負えなくなると考えてか、公的資金注入で何とか切り抜けようとしている。
この状態で各国が一番困惑しているのが失業者の増大である。経済情勢からいつ暴動に発展するかも知れない社会を何とか良い方向へ向かわせるべく、未知数だらけの状況、財政赤字覚悟の政策を採らざるを得ないと言うのが現在までの状況である。
続きは『なぜデフレが起きるのか』を分析してみたい。
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