では何ゆえに蓄蔵が悪いということになるのか、稼いで資産を増やしていくのが全てに悪つまり通貨が紙幣に代わったとき、いくらでも貯めることができる,ある者は際限なく貯める。それは交換材としての貨幣と保存蓄蔵できる貨幣が分離されていないことが問題であると言える。今の状態では保存蓄蔵された貨幣は何時でも必要な時交換材として利用できる。例えば豪勢な邸宅を立てたとしても、不動産はそれを担保に金融機関から貸し出しを受けることができ、いつでも紙幣に替えることができる。持てる者は資産を再投資したり、結果として紙幣の蓄蔵へと走ることになる。その分市中の貨幣量が偏り全体として不足する結果となる。
昔と違って今の時代は紙幣を増刷し市中に金をだぶつかせてもインフレにはならない。その安易な気持ちが政策者にあるのではないか。その結果貨幣所持が少数の者へと偏っていく。だぶつかせたにも関わらず経済は好転しない。それは交換材としての貨幣を少数の者が市中から奪ってしまうことにほかならない。今の社会では合法化されたことであるからだが、ただ前の文章「A・Eの関係」で書いたようにその社会を構成している一人の人間が蓄蔵してしまうことによりその後の生産・消費がストップしてしまう、つまり経済がある意味崩壊してしまうことになる。
そこに利息を付け借り入れを起こす、次回はその利息分をその社会が払うことになる。単なる貨幣の保存ではなく、交換材としての貨幣をその社会から奪ってしまうことが問題だと言える。前にも書いたが貨幣は物(商品)と物(商品)の交換材であると同時に人々の労働を促すものでもある。その社会において交換材の不足は人々の労働を奪うことになる。
これらのことを現代に当てはめたとき貨幣を蓄えたことが罪になるのではなく(現在は財産権として合法化されている)、交換材としての貨幣を蓄えたことによってその社会の経済が回転しなくなってしまうことが問題となる。これは一つの罪だともいえる。
今の状態は一部の者が貯めこみ市中に交換材としての貨幣不足を引き起こす、経済がデフレから不況になると、その経済を立て直すべく国債という場合によってはいくらでも印刷できる債権を発行し、貨幣を貯めこんだ人から利息を付け銀行を通し借り入れる。その金を市中に還元させる。ケインズ経済がそのようにさせたからだといえる。一時は沈下した経済を立て直すことができるが、いくら社会に貨幣をつぎ込んでもその金が一般庶民に回らなくては元の木阿弥で国債残高を増やすことに貢献しただけといえる。
なぜ国債を発行して市中に金を入れたにも関わらず経済は好転しないのかを考えてみたい。
1として紙幣だからといえる。これが金属貨幣であれば蓄蔵されたとき発行するのに限界が来てしまう。当然市中の交換材不足からデフレを経て、景気減速から不況へと突入し社会に不満が満ち溢れ政権の危機を迎える。
2として紙幣はいくらでも印刷できることから社会に紙幣不足は起きない、最近の話でもタンス預金に人々が走っているということから高額紙幣を増刷したと言われている。この場合物に替えようということではないことから、貨幣を印刷しすぎたとして、預金を引き出しタンス(金庫)にしまうだけのことでインフレにはならない。今の時代インフレにもっていくのには市中にお金をジャブジャブさせても魅力ある商品が無いことと、ロボット化した機械が大量生産をして商品が行渡り過ぎている。また庶民にお金がないことは分かっているが、銀行が貸すには返済能力という問題からいくら政府が銀行をつついたとしても庶民の懐には金が回らない。つまり買いたいものがあっても買えない時代でもある。
昔と違って今の時代は紙幣を増刷し市中に金をだぶつかせてもインフレにはならない。その安易な気持ちが政策者にあるのではないか。その結果貨幣所持が少数の者へと偏っていく。だぶつかせたにも関わらず経済は好転しない。それは交換材としての貨幣を少数の者が市中から奪ってしまうことにほかならない。今の社会では合法化されたことであるからだが、ただ前の文章「A・Eの関係」で書いたようにその社会を構成している一人の人間が蓄蔵してしまうことによりその後の生産・消費がストップしてしまう、つまり経済がある意味崩壊してしまうことになる。
そこに利息を付け借り入れを起こす、次回はその利息分をその社会が払うことになる。単なる貨幣の保存ではなく、交換材としての貨幣をその社会から奪ってしまうことが問題だと言える。前にも書いたが貨幣は物(商品)と物(商品)の交換材であると同時に人々の労働を促すものでもある。その社会において交換材の不足は人々の労働を奪うことになる。
これらのことを現代に当てはめたとき貨幣を蓄えたことが罪になるのではなく(現在は財産権として合法化されている)、交換材としての貨幣を蓄えたことによってその社会の経済が回転しなくなってしまうことが問題となる。これは一つの罪だともいえる。
今の状態は一部の者が貯めこみ市中に交換材としての貨幣不足を引き起こす、経済がデフレから不況になると、その経済を立て直すべく国債という場合によってはいくらでも印刷できる債権を発行し、貨幣を貯めこんだ人から利息を付け銀行を通し借り入れる。その金を市中に還元させる。ケインズ経済がそのようにさせたからだといえる。一時は沈下した経済を立て直すことができるが、いくら社会に貨幣をつぎ込んでもその金が一般庶民に回らなくては元の木阿弥で国債残高を増やすことに貢献しただけといえる。
なぜ国債を発行して市中に金を入れたにも関わらず経済は好転しないのかを考えてみたい。
1として紙幣だからといえる。これが金属貨幣であれば蓄蔵されたとき発行するのに限界が来てしまう。当然市中の交換材不足からデフレを経て、景気減速から不況へと突入し社会に不満が満ち溢れ政権の危機を迎える。
2として紙幣はいくらでも印刷できることから社会に紙幣不足は起きない、最近の話でもタンス預金に人々が走っているということから高額紙幣を増刷したと言われている。この場合物に替えようということではないことから、貨幣を印刷しすぎたとして、預金を引き出しタンス(金庫)にしまうだけのことでインフレにはならない。今の時代インフレにもっていくのには市中にお金をジャブジャブさせても魅力ある商品が無いことと、ロボット化した機械が大量生産をして商品が行渡り過ぎている。また庶民にお金がないことは分かっているが、銀行が貸すには返済能力という問題からいくら政府が銀行をつついたとしても庶民の懐には金が回らない。つまり買いたいものがあっても買えない時代でもある。
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