楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

第三の道 それは人間主義社会

2011-03-07 09:07:09 | Weblog
たまたまネットを覗いていたら過去に私が投稿した文章に行き当たった。
既に2年半ほど前に第三の社会のあり方を考えていたことになる。ある意味進歩がなかったともいえるが、また考えてきたことによって人間社会の根底にあるものが貨幣という労働と労働を交換するための仲介財であるという真理?に行き当たったと感じている。


投稿者 縄文ビト 日時 2008 年 9 月 22 日 18:12:33
『今こそ資本主義が崩壊したときの受け皿として新しい社会造り考えるべきだ』
http://www.asyura.com/08/dispute28/msg/324.html  

 現在金融危機から資本主義自体が崩壊の瀬戸際に立っています。
このようなとき新しい社会として共産党が支配する社会か、創価学会・公明党が
支配する宗教的な社会か、はたまた民主党に政権を委ねる社会か、この時点で考
えるときがきていると思いますが。

 皆さんのご意見をお聞きしたいのですが。

 私は真剣に考えていますのでアラシその他の妨害行為はしないで下さい、お願い致
します。

 現在の阿修羅は論陣を張る人がいなくなったということで面白くないという意見も
聞いております。

楢篠= 題名をドラッグしていただければその当時議論していた書き込みが覗けます。
 またその書き込みの最後に以下の文章も書いています。 


『本来は資本主義でもなく社会主義でもない人間主義だと思いますが 縄文ビト』 2008/9/24 08:53:53
http://www.asyura.com/08/dispute28/msg/334.html

 有島実篤さん返信有難うございます。
 
 ただこの前提となるのは革命という手段ではないでしょうか。

今の世界の状況ではハイパーインフレーション下で人々の生活が極端に悪くなった
ときほんの小さなことから暴動が起こります(タイや韓国のデモ等から考えて)です
が受け皿となる理論が無ければ治安という名目で逮捕者を出すだけで鎮圧をされてし
まいます。

そして受け皿となる理論は共産主義では人々は付いていけないことでしょう。人間
本来の理論がないと思っています。この面では共産党の方と議論したいと思ってい
ます。

また題名にもありましたが資本主義の次は社会主義とありますが本来は社会主義で
はなく人間主義だと感じています。その一部が社会主義に似るかも解りませんが。

例えば市場経済をどのように考えているのか。今の共産党(中国等)が言論・表現
の自由をなぜ抑えているのか。この回答が重要なことです。つまり抑えないと資本主
義化に暴走してしまうという恐れを持っていることではないでしょうか。

端的に言えば今までの理論が不十分だったからと考えますが。

 楢篠=この当時は何かがある。と感じていたことは確かだといえるが、それが何かということまでは解らなかった。
 
 そして現在考えることは、資本主義の何が悪いのかを一言で言うとすれば、他人の労働を経営者という名の下に私的に使う、つまり搾取ということになる。これは万人が認めている回答だと考える。

 しかしなぜ経営者の名の下に他者の労働を私的に使うことができるのかということになる。
 そこで資本とは何なのか、貨幣の交換機能から発生したものではないことは確かだと言える。多分それは貨幣の保存機能からでたものではないのか?
 資本とは交換機能から外れた貨幣を私的に一時保存し、再度交換機能にのせる。つまり市中に投資としてリターンを求める資金として使う。それが他者の労働を私的に利用するための資金として使われる。

 もし貨幣の交換機能と保存機能の分離を行えるとしたら、いくら稼いでもタンス預金か銀行を通して証券化の道しかありえない。もしくは市中での購入に消費することになる、当然それは経済にとっては交換が活発に行えることになり活気を呈することになる。

 そして証券化された資金は、現在の国債の資金のように個人的には使えないことになる。つまり企業は私企業として成り立たなくなるのではないか。



 確かベトナムの郵便局ではなかったか?




最新の画像もっと見る

コメントを投稿