オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

老後の準備とは?

2024年02月02日 22時40分34秒 | 早期退職
今朝は雲が広がって風もあって寒かったので、散歩は10歩位で引き返して来ました。
午後からは図書館に行って借りていた本を返す予定だったので、読みかけの本を読みました。

借りた本は老後に関する本が多かったです。定年退職後の過ごし方に関する本を読んで印象に残っていることは、お金はあるに越したことはないが、健康も財産であるという考え方と、人持ち、つまり、友達を沢山持つことと、趣味を沢山持つことです。

趣味や友達を作るのは、定年してからではなく、定年のずっと前からが理想です。
例えばスキーや釣り、登山、ダンス、楽器など殆んどの趣味は道具や時間を注ぎ込んで少しずつ上達し、上達する程、趣味をより楽しむ事が出来ます。

もし仕事一筋だった人が65歳でリタイアして何か新しい趣味を始めようとしても、体力や気力、財力が無くなってきていますから、難しいのではないでしょうか。それに、本当に新しい趣味に興味があるのなら、リタイアする前に既に始めていると思います。

僕が55歳で早期リタイアした理由はズバリ、体力、気力が残っている内に老後の準備をしたかったからです。

老後の準備とは、仕事以外の友達を沢山作って、趣味も沢山作って、身体を鍛えることです。早くリタイアしたので、老後の資金は少なくなりますが、老後の資金を沢山作るよりも趣味と友達を沢山作る事を選びました。

リタイアしてから「毎日暇で暇で仕方がない。どうやって毎日時間を潰せば良いか悩む。妻以外に話す人がいない。」という事態になることを極力避けたいのです。いくらお金が沢山あっても、友達がおらず趣味もない老後は詰まらなさそうですよね。

残念ながら、多くの日本人男性は60歳で定年後、再雇用で65歳まで働き、出来ればそれ以降も働けたらと考える人が多いようです。

その理由として考える2つの理由は、出来るだけ年金を多く貰って老後にひもじい思いをしたくないから。もう一つの理由はリタイアしても毎日する事が無いからでしょう。

仕事一筋だった人が65歳や70歳でリタイアしても、妻や子供達と楽しい思い出がなく、趣味もなく、職場の外での友達は殆んどいないのではないでしょうか。

趣味も友達もない人がリタイアしても出来ることは、毎日テレビを見るか、庭の草取りか、散歩か、妻と買い物に行くか、家でお酒を飲むくらいではないでしょうか。

勿論、「俺はそれで満足だ。」という人はそれでいいですが、「いや、沢山友達がいて、趣味で忙しくて時間が足りない。もっと時間が欲しい。」と思えるリタイアが可能であるなら、普通は後者を選びますよね。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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幸福と年収の関係

2024年01月08日 18時24分16秒 | 早期退職

今日も朝から、ほぼ一日中雨で、夕方になってやっと止みました。オーストラリアの気象庁のウエブサイトで降水量をみてみるとこの辺りにかこ24時間の雨量は49ミリで、1月に降る降水量としては、記録的な雨でした。

オーストラリアの降水量は場所によってかなりの差はあり、南極を除くと、最も乾燥した大陸だと言われています。メルボルンの年間降水量は600ミリか700ミリですから、東京の年間降水量は1500ミリと比べると、半分以下です。特に夏の間は雨量が少ないので、草は枯れ芝生や牧草地は茶色に変わります。

ただ、今夏は異常気象なのか雨が多く、以前にもここで書きましたが、家の牧場もまだ緑色で、いつまで緑色の牧場が続くのか、楽しみではあります。1月下旬か2月になれば、40度を超える日も出るでしょうから、、、そうなると、草は枯れてしまうと思います。

そうなると怖いのは、火事。ついこの間も、ハワイで大規模な火事があり、沢山の人が亡くなりましたが、雨の少ないオーストラリアでは、夏になると常にどこかで山火事が発生しています。草は枯れている時に気温が高く、風が吹くと火事になった場合に大変危険です。

この辺りの牧場では馬や牛、羊などの家畜に草を食べさせて、草の背丈が高くならないようにしています。そうすると、仮に火事になったとしても、あまり燃えません。

さて、今日はジョギングの日でしたが、、、雨の為、お休み。散歩にも行けませんでした。代わりに床体操を少ししましたが、、、。

今日は友達に勧められた映画、「プラダを着た悪魔」というハリウッドの映画をサブスクしているディズニープラスで観ました。アン・ハサウェイ扮する主人公アンディが、ファッションデザイナーの助手としてニューヨークのファッション雑誌の会社に就職する話ですが、上司の(メリル・ストリープ)のパワハラに耐えきれず、最後はその仕事を辞め、シェフの彼氏と仲直りして、新しい会社(新聞社)に就職するというストーリーです。

僕が若かりし頃、好きだった映画は、80年代に日本でヒットしたマイケル・J・フォックス主演の映画「摩天楼はバラ色に」や「ワーキングガール」など、ニューヨークの大企業が舞台となった映画で、下っ端だった新入社員が、企業の役員や役職に這い上がるというサクセスストーリー(成功物語)です。

こういう映画を見ると、自分でもアイデアと努力次第で経済的な勝者、つまり大金持ちになれるのでは?という一縷の希望を与えてくれることは確かです。僕もアメリカに留学した時は、アメリカなら成功出来るかも?と思ったことがありました。しかしフタを開けてみたら、数十年後には、、一介の教師で終わりましたが、、、。

ただ、こういう映画を観ると「高収入でお金持ちになる=幸福になれる」 と錯覚しがちですよね。でも、お金がなくても幸福な人は沢山いますし、大金持ちになっても不幸な人は沢山います。つまり、お金で幸福は買えそうに思えますが、現実は、お金持ちになっても、必ずしも幸福にはなれません。

例えば、世界一お金持ちだったビル・ゲイツやジェフ・ベゾスは、お金持ちになった後で夫婦仲が悪くなって、離婚してしまいましたよね。

しかし、お金が無くて、住む所がない、今日の食べ物もない、となると幸福どころか、生きるか死ぬかですから、人生を楽しむ以前の問題です。お金はないより、あった方がいいのは確かです。

アメリカでの幸福度と年収の研究によると、年収が上がるにつれて、幸福度が上がるが、ある一定の年収以上になると、それ以上は、あまり幸福度は上がらなくなるそうです。その一定の年収とは10万ドル、日本円では千五百万円ぐらいでしょうか。世帯年収なら2、3千万円くらいでしょうか。

確かに、それくらいの年収があれば、幸福に暮らせそうですよね。住宅ローンの返済に追われることもなく、家賃が払えるか心配することもなく、外食や旅行も躊躇なく出来て、子供の教育費を心配しなくても良いです。高級住宅地に住んで、高級車に乗れる。

でも、僕を含めて殆どの人は、その何分の一の収入ですが、、、或る程度、幸福に暮らしているのではないでしょうか。欲を言い出したら、キリがありませんし、、、。「足るを知る者は富む。」と言いますし、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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久しぶりのアルバイト

2023年10月04日 17時28分05秒 | 早期退職

今日は、昼からでしたが、久しぶりに、元の職場に行って、アルバイトをしてきました。

職場では、数人の元同僚に会えて、良かったです!それ程難しい仕事ではなく、もう一人の同僚と一緒に作業をするだけだったので、こんな単純作業なら、一月に一回ぐらいの割合で、アルバイトをしてもいいかな、と思ったくらいです。

でも、また、仕事を始めようとは思いません。やはり、仕事を始めたら、早起きして、遅刻しない様に、早めに家を出て職場に行かなければなりませんし、家に帰ってからも、完全に仕事の事を忘れられるわけではありません。

リタイアした今は、仕事の事は完全に頭から抜けていて、以前の様に仕事や通勤のストレスは全くありません。その為、睡眠の質も量も向上し、睡眠が足りなければ、昼寝をして補えるので、遂に慢性的な睡眠不足からは解放されました。

それに、リタイアしてからは運動する時間も出来て、毎日の長距離の散歩や冬にはスキー、春、夏、秋はハイキングなどに思う存分時間が使えています。なので、リタイアしてから、心と体が健康になってきたと感じます。

もちろん、リタイアしたから全てが順調というわけではなく、いくつか課題も見えてきました。やはり、一番の課題は余りある時間をどう使うか?毎日何をするか?です。

毎日、朝から晩まで何をしてもいい、となると、殆どの人は嬉しいと思います。仕事をしている人が週末や祝日を楽しみにするのは、時間が自由に使えるからです。仕事をしている時は、仕事に集中しなければいけませんから、あまり楽しくはないかもしれません。

ただ、リタイアしてしまって、毎日が休みとなったら、やる事があっても、それは、いつでも出来るから、また後で、となってしまうのです。

やらなければならないことは、実は沢山あって、例えば、家の修繕(ドアのノブを直したり、ペンキを塗ったり、、、。家の庭の補修工事など、自分でやれる事が沢山あるのです。が、、、まだ、なかなか重い腰を上げられません。今までは、スキーという最重要の目標があったので、やらない言い訳できたのですが、スキーシーズンは終了してしまったので、、、もうスキーに行くから時間がない、という言い訳ができません。

ただ、今は足の指の関節が痛むというのは、家の補修が出来ない理由にも出来ない事はありませんが、それ程痛みも感じずに、普通に歩けるようになったので、明日から、少しずつ始めて見ようと思います。

そう言えば、先日は、シャワー室の天井のカビを落としたと書きましたが、、、今日は、シャワー室の隣にあるトイレの天井に出来たカビも落として、酢を塗っておきました。もちろん、これも、昨日妻に、やっておく様に、言われたからですが、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう!

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ニールとペムの家

2023年09月25日 19時43分31秒 | 早期退職

今朝は、、、近所の友達のニールとペムが僕と妻を招待してくれたので、9時半ごろから、11時半まで、2時間、お邪魔してきました。近所に友達を作るのは、近くに頼れる親戚がいない僕達にとっては、非常にありがたい存在です。そして、何よりも、彼等は、僕らよりも、10年も年上で、お二人とも、69歳です。写真を見ても、とても69歳には、見えませんよね?ペムは、隔日で、10キロほどジョギングをされるのです。道理で、若いハズです。

彼らは人生を楽しんでいて、毎日ジョギングや散歩で運動しているから若いのだと思います。それに彼等には、毎日できる趣味があって、退屈している暇はないのだそうです。

ニールは、木材加工が趣味で、暇があれば、小屋にこもって、置物や飾り、実用的な物を作るのだそうです。そして、ペムは庭仕事が趣味。畑や芝刈りも、ペムがやるそうです。何年も前にリタイアしているので、僕達にとって彼等がリタイア生活の良いお手本なのです。

どういうわけか、、散歩中に道端で会ってからというもの、彼等とは話が合うのです。多分リタイアに対する考え方が似ているのだと思います。それで、これからも、出来れば毎月招待し合いたいと思っています。

お菓子のお皿の向こう側に少し見えるのが、ニールの作った回転皿。

午後からは、、、いつものように、昼寝をしたり、スキーの動画を見たりしていました。今日も散歩に行こうと思ったのですが、左足の指の違和感から、止めにしました。

2週間程前に、、、左足の指に違和感があると、ブログに書いたのですが、、、今日、初めて足の指をチェックしたら、人差し指を上に曲げる時に付け根の関節が、痛むのです。先週、ホッサム山でスキーロッジに滞在中は、多少の痛みは我慢して、毎日の様に何時間も歩いたので、余計に治らなくなったのかも知れません。

今までの様に、毎日散歩をしたいのですが、歩くと余計に酷くなって、治らなくなりそうなので、、、これから少しの間は、あまり歩かないようにして、歩く時は、足の指が曲がらない底の硬い靴を履いてみようと思います。

ネットでチェックしたら、、、足の指の痛みには、リウマチや糖尿病など、色んな怖い病気が出てきますが、、単に足の使い過ぎだったのかも、とこれから暫くは様子見です。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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50歳でリタイアしたアメリカ人の友達

2023年08月30日 20時06分03秒 | 早期退職

天気予報で分かっていたことですが、、、今日は朝から、ほぼ一日中、雨が降っていました。スキーヤーにとって、雨は大敵なのです。なぜなら、その理由は、雪が溶けるから。気温が零度以上に暖かくなっても、雪は溶けますが、雨は、急激に雪を解かすのです。

なので、ここのスキーヤー達は、RAIN(雨)という事は禁句。この言葉は、使ってはいけない程、恐れられている言葉だと言ってよいでしょう。

今年のスキーシーズンの初めに、家族と来た時は、屋根から落ちた雪が1.5メートル以上、窓の外に積もっていたのですが、今回は全くありません。(写真参照)

雨が降っていると、当然ながら、どんなに高性能のゴアテックスのレインコートを着ていても、濡れてしまいますから、体温が下がって低体温症の危険もあります。それに、雨が止んでいても、霧が出ていて視界が悪かったので、今日は一日中、ロッジで過ごしました。

朝、起きた時は、トイレにしゃがむ時は、太ももの筋肉痛が酷かったですが、足を休めた為か、今晩はかなり痛みが回復しました。

今日のハイライトは、アメリカ、オレゴン州の田舎の大学にいた時に、同じ寮で一緒だった日本人Hさんがフェイスブックで僕を探してくれて、メッセージをくれました。その人に、僕の友達だったアメリカ人のブライアンの連絡先を’教えてもらって、ブライアンと2時間ほど、チャットをしていました。

彼は6年程前の50歳の時にリタイアして、今は、高校生の子供達と奥さんと一緒に悠々自適に暮らしているそうです。アメリカでは、50代でリタイアすることは、特に珍しいことではなく、ストレスを抱えて、沢山お金を儲けるよりも、出来るだけ早く仕事を辞めて、ストレスなく家族と一緒に楽しく過ごす方が大切だと考える人が多くなっているようです。

つまり、少し前までは、一生懸命に働いて、お金持ちになることが、アメリカンドリームでしたが、ここ最近では、なんとか生活する見通しが立てば、出来るだけ早くリタイアすることが、アメリカンドリームになっているようです。

しかし、日本では、これと対照的で、定年した後も、65歳までは働かせてもらいたい、などと出来るだけ遅くまで働くことが理想とされている方が多い気がします。

そこには、リタイアした後の幾つかの不安があるからだと思うのです。

まず始めは、経済的な不安、そして、職場の人間関係から離れて孤独になる不安、最後に、毎日何をしたら良いか分からない不安です。

今まで、給料は毎月、自動的に銀行口座に振り込まれ、生活が保障されたのですが、それが無くなる不安。年金は給料よりかなり少ないですから、それで生活が出来るのかという問題があります。

リタイアするまで、人間関係は職場だけだった人が、リタイア後は、その人間関係が清算されて白紙に戻る訳ですから、不安になるのも当たり前です。昔の職場の肩書きが通用しない世界で、これから、どうやって新しい友達を作るのか分からない人も多いのではないかと思うのです。

そして、今まで、朝から夜まで、仕事ばかりしてきた人は、毎日家にいて何をするのでしょうか。殆どの人が、何をしたら良いのか分からないのではないでしょうか。働いている間、趣味や興味がなかった人が、定年後に新しい趣味を始めるのは、難しいように思われます。

この様に、今まで、仕事人間だった人は、リタイア後の生活に順応するのは、難しいかもしれません。特に高齢でリタイアすると、順応はより難しいのではないでしょうか。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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リタイヤは早い方がいいか?

2023年08月18日 18時04分06秒 | 早期退職

今日のお題のリタイアは早い方がいいか?ですが、、、昨日、近所に住むニールとペムのカップルと話していて、リタイアは何歳ぐらいが良いか、という話題になりました。

リタイアした人々は、今まで仕事に行っていた、毎日8時間、或いはそれ以上の労働時間と通勤時間の合わせて10時間以上を家で過ごすようになりますから、、兎に角、時間がたっぷりあるわけです。

僕の場合、仕事をしていた時は、毎朝、息をつく暇もないほど忙しくて、秒単位で、朝食、歯磨き、シャワー、身支度などをして、車に乗って仕事場に向かいました。帰宅途中も食材の買い物、帰宅後の散歩、食事の準備、後片づけ、その後で、寝るまでの2時間ほどしか、ゆっくり出来る暇はありませんでした。

ただ、仕事は基本、話すのが仕事だったので、、仕事が終わって帰ってくると、あまり家族と話す気にもならず、かと言って、本や新聞を読む気にもならず、頭を使わなくてもいいテレビ番組や映画を見て寝るまでの時間を過ごすことが多かったです。そして、睡眠は、疲れていたせいか、早く眠りにつくことが出来ましたが、朝4時ごろに目が覚めてしまうことが多かったです。そこで仕事の段取りを考え出すと、2度寝は出来ず、睡眠不足のまま、次の日は仕事に行くことの繰り返しでした。

リタイアしてみて、何が困ったかと言えば、人と話すことが極端に減ってしまったことでした。でも、散歩中には近所の人とすれ違いざまに立ち話のお喋りをしたり、ハイキング友達やスキー友達と出掛けたり、ここ2か月程は、SNSで友達ができたりして、人と話すことが再び多くなっている気がします。

リタイアするのは、早ければ早い方が、リタイア生活に順応し易いのではないか、というのが僕の意見です。

55歳で早くリタイアした人は、体もまだまだ、丈夫で健康、痛いところもあまりありませんから、僕の様にスキーやローラースケートなど、新しい趣味やスポーツを始めることが十分に可能です。それに、近所の友達や、趣味の友達、SNSの友達など、様々な友達や知り合いが作れます。旅行に出かけて色々な経験が出来るし、その気力、体力があります。

そして、その10年後、65歳になるころには、近所にも、そして、趣味やスポーツを通しても、沢山の友人や知り合いがいて、それからの10年、20年を楽しく過ごすことが出来るのではないでしょうか。

これに対して、65歳でリタイアした場合はどうでしょうか。55歳でリタイアした人よりも10年余分に働いた分、55歳でリタイアした人よりは沢山お金を持っているとは思います。しかし、健康面では、高齢まで、無理して毎日体に鞭打って働いたつけが回ってきて、、、体があちこち痛かったり、高血圧、糖尿病などの生活習慣病が出てきたりして、あまり健康とは言えない人が多いのではないでしょうか。

そして、仕事で体力、気力を使い果たした頃にリタイアしても、新しいスポーツや趣味を始める気力と体力は残っていないのではないでしょうか。どちらかと言えば、居間のソファーに座って、テレビやユーチューブでも見て一日を過ごす方が良いと思う65歳の高齢者が多いのではないでしょうか。散歩も一日、20分で十分かもしれません。

65歳でリタイアしても、今まで仕事ばかりしていたわけですから、近所にあまり知り合いはおらず、散歩に出かけても、知らない人ばかりで、散歩をすることが億劫になるかもしれません。そして新しい趣味やスポーツが始められなければ、人に出会えませんから、友達を作る機会が極端に減ってしまいます。

日本では、夫がリタイアした途端に、家に籠って一日中テレビを見るのに妻が耐えられなくなって離婚してしまう、というケースが多いようです。夫が出掛ける所と言えば、競馬場か、パチンコ店、図書館ぐらいでしょうか。でもこういう所は新しい友達と出会える場所ではありませんよね。

いずれはリタイアしなければならないのですから、、、出来るだけ早くリタイアして、気力と体力のある内に趣味やスポーツ、散歩を始めて、その活動を通して、沢山友達を作り、長い老後を楽しむのが最良だと考えています。

まとめると、

55歳リタイア組 老後の資金は少ないが、趣味や近所の友達が多く、健康で長く幸福なリタイア生活を過ごせる。

65歳リタイア組   老後の資金は多いが、趣味や近所の友達が少ない(いない)、病気がちで孤独な短いリタイア生活になる。

皆さんはどちらを選びますか?

僕は55歳でリタイアしましたが、丁度良い年齢だったと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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ブログを1年以上続けて思ったこと

2023年07月25日 19時04分42秒 | 早期退職

今日のお題「ブログを一年以上続けて思ったこと」ですが、、、先程記事一覧を見ると、今日までに、394回のブログを書いたようです。2022年の5下旬から書き始めて、1年ちょっと、ほぼ毎日ブログを書いています。スキー旅行で、パソコンを持って行かなかった時にブログが更新できなかったこともありましたが、、、、大抵の事は三日坊主の僕がなぜ毎日ブログを続けられたかと言えば、、、やはりリタイアして毎日時間があったことが理由だと思います。毎日時間があるから、ブログを書いているわけです。そして勿論、読者の皆さんからのコメントやフィードバックは、大変励みになっています。

大抵、夜にブログを書いて、その日に会ったことを振り返るのですが、、、外にも出ず、パソコンやテレビの前に座ってダラダラと一日を過ごしてしまうと、あまりブログに書く事ができませんから、毎日何かしようというモチベーションになっています。

そして、パソコンに文章を書くという作業は指や頭の体操にもなりますから、老化防止に一役買っていると思うのです。そして、日本語を書く事は外国で生活をしている者にとっては、母国語を忘れない様にする意味でも非常に大切なことだと思います。読むことや聞く事は忘れないと思いますが、話すことと書く事、つまりアウトプット(出力)は使わないとドンドン退化していくと思うのです。

このブログで一番皆さんにお伝えしたいことは、早期リタイアしたメルボルンのヒロシの生き様です。仕事もしないで、どの様に毎日を過ごしているのかです。

日本では定年後も出来るだけ長く働いて、出来るだけ沢山のお金を貯めるのが人生の目的になっている人も多いと思うのですが、僕は出来るだけ早く仕事を辞めて、お金はそれ程なくても如何にストレスなく楽しい毎日を送るか、を実証実験して皆さんにご報告しているのです。

毎朝、朝ご飯を食べる時にアクセス解析をチェックして、前日の閲覧数と訪問者数、それにアクセスされたブログのページをチェックします。それによると、やはり情報を得る為にこのブログを見に来る方が多くて、アクセスの多いのは、単なる日記の記事ではなく、シリーズものです。例えば、次のカテゴリー別では、

1、早期退職,

2、国際結婚

3、海外移住

などの記事を見に来る方が多いようです。しかし単発の記事で見に頂く方が多いのは、

「メルボルンの温泉とヌードビーチ」の記事です。

確かに日本にはヌードビーチはありません。なので、ではメルボルンのビーチでは本当にヌードが見られるのか、それはメルボルンのどこにあるのか、どの様な人がいるものなのか、入場料はいるのか、など、興味のある方(男性?)が多いのではないかと思います。

さて、今日は、馬の雨よけ小屋のトタン屋根の木ネジを全て締め付けたので、建築作業は終了となりました。ロビンも手伝ってくれたので、始めての小屋にしては、上手く出来たと思います。ロビンと一緒に作業が出来たことでロビンがどの様な人なのかが分かったし、また一緒に作業してもいいかなと思いました。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

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いつもの一日

2023年07月08日 17時49分02秒 | 早期退職

今朝も早朝と言っても、7時半ごろの未だ薄暗い内に20分のジョギングをしてから、朝食のオートミール。SNSで日本の友達と話していると、妻が起き出してきたので、朝食を食べてから一緒に散歩に出発しました。昨日、2時間半ほど歩いて、妻は筋肉痛らしく、長いコースは嫌だというので、少し短い散歩コースを歩きました。

天気予報では、気温は15度。これでは、グイニア山に雪は降らず、、、来週月曜日に友達と予定していたスキーハイキングは出来そうにありません。

この友達は、スキーをしたことがないので、スノーシューという、雪の上を歩く歩行具をつける予定だったのですが、先週積もっていた雪がこのところ暖かい気温が続いたので溶けてしまったようです。

現地に行かなくても、近くのボーボースキー場にあるウエブカメラにアクセスして、積雪の状態がチェックできますから、非常に便利な世の中になりましたね。

スキー場では人工降雪機を使っているところは雪(というか、細かい氷)はありますが、人工降雪機を使ってない所は、雪が無いので、直ぐにどれだけの自然な雪があるのか、

そういえば、夏にするスノーケリングも、波の状態を知る為に、近くのヨットクラブのウエブカメラにアクセスして、波の状態をチェックします。波が高そうなら即中止にします。

午後からは、ラインで日本の友達とお喋りをしていました。

夕方薪ストーブでの料理は、ひよこ豆と小豆。小豆は沸騰してからお湯を捨て、もう一度水を入れて柔らかくなるまでじっくり煮込み、塩と砂糖を入れるだけです。自分で作ると砂糖の量が自分の好みに調節できるのが良いですね。

ひよこ豆は、柔らかくなったら、水を切って、様々な料理に使います。豆はタンパク質が豊富だし、様々な料理に使えますから、、、大変重宝しています。

お鍋の後ろに見えるのは、ミカンの皮。乾かして焚き付けに使います。ミカンの香りが部屋中に広がるので、石油ストーブや薪ストーブを使われているご家庭では、ぜひお勧めです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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財布を忘れてお店に

2023年07月04日 16時39分54秒 | 早期退職

今日もメルボルンは雨が降ったり止んだりの寒い一日でした。日本では、暑くなったそうで、、、全く反対の気候ですね。

今朝は庶民の味方、ダンデノン市場に行って、魚介類と果物、野菜を購入してきました。明日は来客があり、ランチをご馳走するので、剥きエビ1キロを購入。

昨日から友達と旅行に出かけた娘の車のタイヤがパンクしているので、返ってきて昼ご飯の後で、予備のタイヤに付け替えて、タイヤ屋さんに。

タイヤ屋さんで待っている間に、ズボンのポケットの異常にビックリ。財布を家に忘れてきたことに気が付いたので、、、急いで妻に持って来てくれるように電話をして、時間までに持って来て貰いました。もし、財布の事に気付かなかったら、、、待合室で待っている他のお客さんの前で、恥ずかしい思いをしたに違いありません。

財布忘れは、過去にもあって、、、もう15年以上前のことですが、、、近くのショッピングセンターに妻と行ったのですが、食料品を買って、レジで払う時になった時の会話がこんな感じでした。

「え?僕は財布、持って来てないよ。一緒に買い物に来る時は、いつも君が払うじゃない?」

「えっ?私?私も財布なんて持って来なかったわよ。あなた、本当に財布、持ってないの?」

「ないよ。いつも君が払うじゃん!だから、いつも財布は持って来ないよ!」

「あのーすみません、、、。2人供、財布、忘れたんで、、、家に忘れた財布、今から取りに行ってきますから、、、商品ここに置かせてもらっていいですか。」

というやりとりがありました。レジでは、僕らの後ろに2人ぐらいが並んでいましたから、、、レジ係の人もお客さんも、皆、薄笑いをして僕らの会話を聞いていたようです。

 

最近では、こちらでも携帯がクレジットカードやデビットカードの代わりになるアプリもあるようですが、、、僕は未だ使ったことがありません。もしも携帯電話を盗まれて、携帯電話からお金が盗まれたら困ると思うのです。最悪なのは、勿論、カードが盗まれて、お金が盗まれることもあるわけですが、、、。

夕方も寒かったので、いつもの様に薪ストーブに点火。今日のスープもストーブの上で温めました。今晩も家の薪ストーブは体も心も温めてくれています。

明日は、久しぶりにジョギングをしようと思います。もう2週間近く走ってないので、いつもの怠け癖が出てきたようです。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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スキー旅行から帰って思う事

2023年07月01日 19時10分35秒 | 早期退職

昨日、スキー旅行から帰ってきて、今日は一日中ダラダラしてしまいました。寝床から起きたのは10時頃、朝ご飯を食べたのは、11時半ごろになってしまいました。

スキーロッジでは夕飯時や朝食時は賑やかで、部活動の合宿のような雰囲気でしたが、家に帰って来ると、とっても静か。 そのギャップが激しすぎて、家ってこんなにつまらなかったっけ?と思う程でした。

でも、一人暮らしで話し相手が誰もいないよりは、家族がある方が賑やかだし、話す人(妻、子供)が居るだけで、幸せなことです。一人暮らしは気楽でいいと誰かのユーチューブで見たことがありますから、そうなのかも知れませんが。

ある調査で、一人暮らしの高齢者と、3世代同居の高齢者とで幸福度を比べたところ、一人暮らしの高齢者の方が、幸福度が高かったとのことです。

僕も義理の娘や息子と毎日顔を合わせたいとは思いませんし、気を遣うと思うので、お互いに疲れるだろうなと想像できます。

理想は妻と出来るだけ長く、出来れば死ぬまで一緒に暮らすこと。そして、子供達がそう遠くない所(車で1時間以内ならベスト)に住んでくれれば申し分ないと思います。

僕は長男ですから、子供の時から、農家の跡取り息子として育てられました。しかし、20代で海外に出てしまったので、両親には悲しい思いをさせたかもしれません。

しかし、望まない場所で後悔しながら一生を過ごすのか、自分の選んだ場所で生きるかの選択肢があれば、誰だって後者を選ぶのではないでしょうか。残念ながら、殆どの人は選択肢がありません。僕だって、銀行に預貯金がなければ、海外留学の選択肢はなかったでしょう。お金があったからこそ、好きな様に留学することができたし、現在は仕事もしないで好きな様に、スキー旅行に行っています。

では、どうして、お金を貯金することが出来たのか。それは、あまり欲しい物がなかったからでしょう。弟は、カメラや自転車など、何万円もする買い物をしていましたが、僕はそれ程、欲しいものはなかったのです。精々、魚釣りの道具や餌くらいで、2,3千円ぐらいの物でした。

そして、ずば抜けて勉強が出来なかったので、よい就職先も見つからず、ブラックな中小企業に就職することになり、家には寝に帰るだけの生活をバネにして、留学をしたのでした。

もしも勉強が出来て、良い大学、良い就職先が見つかっていたら、、、わざわざ言葉の不自由な海外に出ることなく、日本でのんびりと生きていたことでしょう。そして勿論、あと10年ぐらいは働いて、毎年一か月のスキー旅行など行ける余裕はなかったに違いありません。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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