昨日に続いて、今日は、ホームステイ先で起こる生活習慣の違いによって起こる問題の解決策を考えてみようと思います。
まず、ホームステイ先では、お客さんとして宿泊するのではなく、ホームステイ先の家族と一員になったと思うことが大切です。
こちらでは、家族の一員として、家事の手伝いを積極的にすると、ホストファミリーから喜ばれるだけでなく、家族の一員としての自覚が芽生えることでしょう。
例えば、食事の前には、料理を手伝ったり、食器をテーブルに並べたり、食後の後片づけを手伝ったり、することはたくさんあります。
自分の部屋も、朝起きたら、ベッドメイキングをして、ベッドを綺麗にしておく。学校から帰ったら、普段着に着替え服は脱いだ制服はクローゼットにしまう。
そして、最も大切なことは、寝る時以外は、居間にいること。そうすれば、自然にホストファミリーと会話が生まれ、少しづつ分かるようになる。学校はどうなのか、友達は出来たのか、日本の家族や学校はどうか、晩ご飯はどうだった、日本ではどんな食べ物を食べるのか、など、話すことはいくらでもあるのです。
言葉に困ったら、インターネットで写真を見つけたり、スマホに保存してある写真を見せたり、スマホの辞書で調べたり、、、身振り手振りでもコミュニケーションが出来れば、非常に楽しいのです。
生徒の中には、日本の学校で貰った宿題をオーストラリアまで持って来て、ホームステイ先でやっている生徒もいますが、日本の宿題は日本ですれば良いし、こちらで最も楽しくて、勉強になることは、英語でホストファミリーや新しい友達と話すことです。
学校から帰ってきて、自室に籠ってすることといえば、、、ラインで日本の友達と話したり、スマホのゲームをしたり、動画を見たり、日本でも出来ることばかりです。
一度、部屋に籠ってしまうと、バツが悪くなり、余計に居間に出て来れなくなるようです。ホストファミリーだって、学校から帰ってから直ぐに寝室に行ってしまって、出てこない引き籠りには愛想をつかすでしょう。この子は詰まらない子だと、、、。つまり、一度寝室に籠ってしまうと、ホームステイの期間が終わるまで、その状態が改善することは非常に難しくなります。
まさか、オーストラリアに短期の留学に来て、引き籠りになってしまうとは、生徒もその親御さんも夢にも思わなかったでしょうが、現実には頻繁に起こっています。
なので、予防策としては、、、
1,学校から帰ったら、寝る時以外は必ず居間で過ごす。
2,家事を積極的に手伝う。
3,スマホはホストファミリーや、こちらで出来た新しい友達とのコミュニケーシンには使ってもいいが、日本の友達とのコミュニケーションは日本に帰るまで、我慢する。
4,日本の学校から出た宿題は、日本で済ませる。
5,ステイ先で、心配事などがあれば、自分で悩まず、出来るだけ早く、責任者に連絡する。
以上が出来れば、殆どのホームステイは成功し、ホストjファミリーと有意義な時間を過ごすことが出来ると思います。
そして、日本に帰ったら、一回りも二回りも大人になっていることでしょう。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
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