オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

日本人の国際離婚

2023年03月21日 18時04分32秒 | 国際結婚

今日のお題はジ・エイジというメルボルンの主要紙の第一面に掲載された日本で起こっているオーストラリア人と日本人の国際離婚の問題について書こうと思います。

オーストラリア人と日本人の間で生まれた子供の82人が誘拐されているというショッキングな記事が昨日の新聞に載っていました。誘拐と言っても、知らない人に誘拐されたわけではなく、多くの場合、日本人の母親が子供を連れ去り、オーストラリア人の父親は子供に会わせて貰えないだけでなく、一切の接触がなく、何年も生き別れになっているというニュースです。

日本では、どちらか一方が親権をとるので、もう一方の親は子供との一切の接触を失うことが多いようです。ただ、その親権の取り方が早い者勝ち、(つまり、子供を連れ去ったもの勝ち)で決まると紹介されていました。

例えば、日本に住んでいる国際カップルの話で、オーストラリア人の夫が英語学校の講師として仕事に行っている間に、日本人の妻が子供を連れて家を出て行ってしまい、連絡が取れなくなっているそうです。その男性は妻の実家を訪ねて、子供に会いに行ったそうですが、玄関で警察に捕まり、2週間、拘置所で過ごしたそうです。

オーストラリアで夫婦が離婚した場合には親権は両方の親にあるので、大抵の場合は、両方の親の家で交互に時間を過ごします。例えば一方の親の家で週末を過ごし、もう一方の親の家で平日を過ごすといった感じです。

実は、僕が知っているオーストラリア人女性のAさんは日本人男性と日本で再婚されて、日本にお住まいですが、Aさんの昔のオーストラリア人の元夫との間に出来た息子さんも、お母さんが移民した日本に来たのです。日本に滞在している内に、日本人の女性と結婚し、娘さん(Aさんのお孫さん)が出来たのです。しかし夫婦の仲が悪くなって、ある時、妻は子供を連れて家を出て行ったらしいのですが、その後、全く連絡が付かないそうです。探偵事務所にも頼んで人探しをしているらしいのですが、、、父親としてみれば、妻に娘を取られてしまい、突然、娘に会えなくなって、何年も大変辛い思いをされているでしょう。

子供が幼い時に離婚した場合は、「父親はあなたが小さい時に亡くなった、だとか、暴力的な父親だったとか、捨てられたのだ。」と母親から教えられるので、子供が成長して20歳になっても、自分から父親を探さないことが多いそうです。

厚生労働省の2020年の人口動態調査によると、日本における国際結婚の離婚率は57パーセントで、日本人同士の離婚率36パーセントと比べると、2倍近く多いことが分かります。国際結婚したカップルの半分以上が離婚しているということは、国際結婚がいかに大変かが分かります。言葉の問題、文化の違い、価値観の違いなどで、日本人のカップルより上手くいかないのは当然でしょう。

僕も場合も、特に子供が出来てからは、育て方の考え方に違いがあって、衝突することもありましたが、、、今は子供達も大人になったので、衝突する場面は殆どなくなりました。妻とは、育った環境も全く違うため、考え方が違うのは当然という考えで、向き合うしかないです。どうすれば相手を変えられるか、説き伏せられるかを考えては無駄です。相手の考え方を変えることは不可能で、自分の考え方が変えなければ、何時までも、上手くいかないと気付いたのです。特に、この国では、男女平等という考えが普通で、例えば、給料を多くもらってくる方が偉いということはありません。また、専業主婦という地位もありませんので、専業主婦になりたい女性は日本に住んだ方が良いかも知れません。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

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スキーロッジでの奉仕作業

2023年03月20日 17時26分00秒 | 海外移住

皆様、お待たせしました。昨日の夜10時ごろ、家に戻りました。お待たせして、大変申し訳ございませんでした。

木曜日から日曜日まで、メルボルンから車で5時間、家からは6時間程の所にあるホッサム山のスキーロッジの奉仕作業に行っていて、丸4日間、ブログを書く事が出来ませんでした。

木曜日の朝7時にフレッドの家に行って、フレッドの車に乗せてもらい、2人で山のロッジに行きました。一人でも行けたのですが、ガソリン代も馬鹿にならないし、何より片道6時間を一人で運転するのは退屈です。それで、ロッジの修繕担当委員で、この奉仕作業のまとめ役のフレッドに、車に載せて行ってくれないかと頼んだところ、オッケーの返事を貰ったのです。フレッドは電気技師であり、コンピューターの技師でもある、イタリア系のオーストラリア人で62歳。5年前にロッジの会員になったそうです。

朝7時にフレッドの家を出て、途中、ホームセンターに立ち寄って、予約しておいた木材その他を車の荷台に積んで、ロッジ着いたのは昼過ぎでした。昼ご飯を食べて、早速作業開始しました。

木曜日から作業に来たのは僕らだけでしたが、金曜日に仕事を終えてから来た人が10人で、i夜の10時ごろ着いた人が多かったです。

土曜日は皆で様々な仕事をして、土曜日の夜は皆で料理を作り、皆で食べました。メインの料理はコーンビーフで、これは塊の牛肉をお鍋で1時間程柔らかくなるまで煮込んだ料理で、ほんのりとした塩味で、柔らかくて、とても美味しかったです。日曜日は帰る日でしたが、3時半頃迄作業が続き、結局家に着いたのは夜9時半頃でした。

僕がした奉仕作業は、フレッドの助手の様な事で、前のスキーシーズン中に壊れたシャワーのドアの取っ手を直したり、ドアのノブを新しい物に取り換えたり、ドアにペンキを塗ったり、マネージャーの部屋にロフトを作ったり、暖炉で燃やす薪を割ったり、4日間で様々な作業をしました。

奉仕作業に参加した人の中で前に会った人が3人で残りの8人は面識がありませんでした。今から50年近く前の1975年に、このロッジが建てられた時からの初代会員も2人いて、多くの会員がその会員権を子供に譲っているようです。

奉仕作業に参加して良かったことは、ペンキ塗りや、ドアノブの取り換えなど、今まであまりやったことがなかったことをしたので、これから家の修繕に積極的にしていく自信がついたことです。そして、他の会員と会って話ができたことでしょうか。但し、英語力が完璧ではないので、グループでの会話に入るのは難しく、会食事には、あまり意見を言う機会はなかったのが

作業は大変でしたが、僕らのロッジだという自覚が出来たことも大きかったです。参加した人は、これから僕をロッジのファミリーの一人として迎えてくれると良いと思います。

では、明日もこのブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

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王立植物園とスキーロッジの奉仕作業

2023年03月15日 17時37分55秒 | 海外移住

今日は妻が仕事に行かなかったので、一緒にメルボルンの中心部にある王立植物園(ロイヤル ボタニカル ガーデン)という庭園に行ってきました。気温は22度と丁度いい秋晴れの天気でした。

この公園は創立1845年で、38ヘクタールの広さがあり、東京ドーム(5ヘクタール)と比べると8個分の大きさがあります。世界各地から移植された様々な植物があり、幹の直径が数メートルある木や高さが数十メートルの木が何本もあって何度訪れても魅了されます。僕らがメルボルンに遊びに行く時は、この植物園を訪れることと、ほぼ同義語なほどです。この植物園のとなりにはキングズドメインという35ヘクタールの緑地があります。

メルボルンに限らず、オーストラリアでは、殆どの町のほぼ中央部には植物園という庭園があり、市民の憩いの場となっています。

では、今日撮った写真をご覧ください。

 

家に帰ってからは明日から3泊4日のスキーロッジでの奉仕作業に持って行く物(食べ物、着替え、ベッドシーツなど)を準備しました。

明日はフレッドの家に朝7時に集合なので、6時には家を出なければなりません。起きるのは5時15分です。

明日から日曜日までは、ブログが書けないと思います。というのは、携帯のアプリで書きたいのですが、IDが分からないので、ログインできないのです。このブログはパソコンで書いているので、IDを聞かれないので、書けるのですが。

手帳に書いておいたIDが間違っているようなので困ります。goo事務局で登録した時に送られてきたメールは見つかりませんし、、最近では、IDだのパスワードが幾つもあって、いろんな所で使いますから本当に困りますよね。昔は住所と電話番号だけで済んだと思うのですが、、、。

それでは、日曜日か月曜日のブログでお会いしましょう。

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ダンデノン山登山

2023年03月14日 17時22分10秒 | 海外移住

今日はハイキング友達のA氏と山登りの集合時間が10時だったので、いつもより沢山朝食を食べてから、に9時前に家を出発し、集合場所まで45分程ドライブしました。

A氏とは今回が3回目のハイキングで、毎週行くようになって良かったです。特にリタイア生活の僕にとって、家族以外の他人に会うのはとても貴重なことで、とても有難く思います。

今日のハイキングは、ダンデノン山という、メルボルンから東へ35キロほど行った所にある山で標高は633メートルで、東京都にある高尾山(599メートル)とほぼ同じ高さです。

集合時間の20分前に到着し、A氏を待ちました。A氏も10分前には到着しました。流石、日本人ですね。車で行く場合、道路工事や事故なので、20分程遅くなる場合もあるので、大抵30分前には着くようにしています。

さて、今日のコースは直登というか、真っすぐな道を頂上に登るコースで階段を上るような坂道が続くので、ハイキングというより、本格的な山登りでした。岩場で岩や木を掴んで登る所もあって体力のない高齢者では難しいコースだと思います。

A氏は僕より数年若くて武道もしているし、筋肉もあるので僕より速く登れると思ったのですが、登り始めると、何と、僕の方がずっと速くて驚きました。やはり少し前からスキーのトレーニングとしてジョギングを始めたことと、去年の冬はスケーティングスキーを始めて持久力がついたからだと思います。そしてA氏は最近仕事などで忙しく、最近二か月ほどはあまり運動が出来ず、体がなまっていたからだそうです。

昨日こちらの新聞の記事にあったのですが、やはり運動もやり過ぎは良くないらしく、例えば、毎日10キロ走ってマラソンのトレーニングをしている人は高齢になって膝が悪くなったり、心臓を悪くしたりするそうです。その記事を読んで、やはりジョギングはあまり長距離は走らず、3キロか4キロまでにしようと思います。そして、頻度も一週間に2、3回までにするつもりです。また、ジョギングよりも自転車の方が膝には優しいでしょうから、ジョギングの代わりに自転車に乗るかもしれません。

山の頂上には電波塔が3つほどあって、高いものは100メートル以上あった気がします。頂上付近からメルボルンを見た景色は、、、

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写真で白く見えるのは大きな工場や倉庫群がある地帯で、地平線には高層ビル群があるのですが、ちょっと見にくいです。

登山の帰り道、家の近くのショッピングセンターで牛乳と玉子、オートミールを買って帰りました。

自宅に着いたのは1時半頃でしたが、昼ご飯を作ってから、ユーチューブを見ていたら、1時間半ほど昼寝をしていて、妻からの電話で起こされました。因みに日本では12時からがお昼ご飯の時間ですが、オーストラリアでは1時ごろから食べる人が多いようです。仕事をしていた時も、昼休みが始まったのは12時35分でした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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ニュージーランド女性の友達と妻の3人で昼食

2023年03月13日 17時40分31秒 | 海外移住

今日はレイバーデイという祝日で、日本語に訳すと労働者の日でしょうか。日本では勤労感謝の日がありますが、それに近いと思います。働く人に休んで貰おうという日です。オーストラリアでは州によって、異なる祝日があったり、共通の祝日があったりしてややこしいですが、メルボルンのあるビクトリア州では一年に13日の祝日があります。但し、どういう訳か、大学は休みではなく、大学生の子供達は今日も大学に行きました。

今日は僕と妻の共通の友達夫婦が昼ご飯を食べに来ることになっていたので、朝は散歩に行かず、畑に水をやった後は、ヤフーニュースを読んだり、ユーチューブを見たりして時間を潰していました。

12時半に到着の予定が15分遅れて12時45分になりましたが、こちらオーストラリアでは、少し遅れて行った方が、時間きっかりに到着するより歓迎されることが多いです。特に食事を用意する場合は、大抵、その時間までに用意が出来ていないことが多いです。

さて、今日のメニューは、僕がエビと野菜をバターとオリーブオイルで煮たもの、妻はチーズケーキのデザートを作りました。

ご夫婦でいらっしゃる予定が、旦那さんが忙しくなったとのことで、奥さんだけが、ランチにいらっしゃいましたが、帰られたのは4時半頃、ということは4時間近くいらっしゃったことになりますが、楽しい時間は直ぐに過ぎてしまいますね。

この友達はニュージーランド人。実はオーストラリアとニュージーランドの間にはある相互協定があって、ニュージーランド人、または永住者はオーストラリアに移住することが出来るのです。その反対にオーストラリア人、または永住者がニュージーランドに永住することも又、可能。つまり、日本人が、オーストラリアに移住した場合、自動的にニュージーランドに移住できるということになるのです。

さて、お友達が帰った後は、妻と1時間半の散歩に出発。今日は最高気温が22度の秋晴れの清々しい天気で散歩も楽しくできました。普段、妻と居間で寛いでいる時は、タブレットやパソコンのスクリーンを見ている事が多いですが、一緒に散歩をするときは、常に何かを話しています。なので、散歩は夫婦間のコミュニケーションに非常に有効だと思います。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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スキーロッジの奉仕活動

2023年03月12日 17時08分07秒 | 海外移住

今日は朝ご飯の後は1時間半の散歩に行ってきました。昨日は長距離のジョギングと散歩をして、少し疲れが残っているようでした。

散歩中に考えていたことは、早期退職したことについてです。以前、このブログに早期退職して良かったことと悪かったことを振り返って書いたと思いますが、悪かったことの断トツで一位は、人に会う機会が極端に減ってしまったことです。なので、人に会う機会はとても貴重、一日のハイライトは人に会う事と言えると思います。

幸いに妻と子供二人と一緒に住んでいて、大抵夕飯は一緒に食べますし、会話の相手に不自由することはありませんが、いずれ子供達は家を出るでしょうから、妻と二人だけになってしまい、最後には、妻か僕、どちらかが旅立ち、一人残されてしまうのでしょう。勿論、老人ホームに入って、他の老人と話すこともできるでしょうが、、、あまり団体生活は性に合わないというか、、、気の合う人ばかりではないでしょうし、、、義理の母がそうだった様に、僕も一人暮らしで最後を迎えられれば良いと思っています。

人間が狩猟や採集で生活していた頃は、群れで生活していたと思うので、十数人かそれ以上の人々と食べ物を分けあう共同生活で、孤独とは無縁の生活だったと思います。それが、農耕牧畜の時代になると大きな家族単位の生活になったのでしょうか。

僕が育った頃の日本の田舎では、3世代同居が当たり前で、僕は長男だったので農家の後継ぎとして、僕も親と同居するハズだったのですが、オーストラリアに移住してしまったものですから、親達は子供も孫にも、たまにしか会えずに寂しい思いをしている様です。ただ、親子で喧嘩になることもあまりないので、気楽だと思います。

幸い、今年の一月に日本に帰国した時に母にタブレットをプレゼントして、LINEのやり方を教えておいたので毎日何回か母からLINEが来ます。母なりにLINEで寂しさを紛らしているのでしょう。

仕事をすれば、人には会えるでしょうが、、、その為に仕事をしたくはないですし、今更、仕事をしたいとは思いません。その代わり、リタイアした人の多くは趣味のクラブやボランティア活動をするようですから、僕も何かに入るかも知れません。とは言っても、すでにクロスカントリースキーのクラブには入っていますし、去年スキーロッジの会員になりました。

取り合えず、今週の予定ですが、火曜日はハイキング友達になった日本人のA氏とハイキングに行きますし、木曜日から日曜日までの4日間、スキーロッジで奉仕活動があります。ペンキを塗ったり、ブラインドを修繕したり、古いアンチークの木製のスキーを壁に掛けたりするそうです。スキーロッジの会員が参加しますから、他の会員と親しくなることが出来そうで、今から楽しみにしています。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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「日本のシン富裕層の特徴と海外移住」

2023年03月11日 17時29分49秒 | 海外移住

今朝は朝ごはんの後で、ジョギングをしてきました。散歩で1時間半ほどかかるコースをジョギングしたので、40分程、ジョギングしたと思います。

帰ってから、畑の水やりと車3台の洗車。住んでいる前の道は未舗装道路なので、道路が乾いていると、車が通る度に砂埃がひどく、車にも砂埃がついて、汚くなるのです。妻や娘の車は殆ど洗車しないので、たまに僕が自分の車を洗車する時に、妻や娘の車も洗ってあげます。

洗車といっても、ホースで水をかけrながら、柔らかいブラシで砂埃を落とすだけの一番簡単な洗車です。シャンプーもしませんし、ワックスがけもしません。あまりピカピカにしても、直ぐに汚れてしまうからです。汚れが目立たないように、車の色は黄土色っぽい色にしました。白色や黒色よりも汚れは目立ちにくいと思いますが、それでも多少は目立ちます。

洗車の後は今で寛いでいたのですが、娘が図書館で勉強したいというので、近くの図書館へ連れていき、僕と妻はサンドイッチを持って行って海岸を散歩することにしました。気温は24度くらいで、秋晴れの天気でした。

そういえば、昨日、ユーチューブ(動画投稿サイト)の、「中田敦彦のユーチューブ大学」で、「日本のシン富裕層の特徴と海外移住」という本を解説しているのを見たのですが、皆さんの中には、既にご覧になった方もいると思います。

その本(ビデオ)によると、日本の40代前後の新しい富裕層は、海外移住にとても積極的らしいのです。その理由は三つあって、

1、子供の教育(英語と何か)

2、税金対策 (所得税、相続税)

3、有事 (戦争、震災)

だそうです。

まず、子供の教育ですが、海外の大学と比べて日本の東京大学ですら、アジアのシンガポールや中国、香港の大学より下位にランキングされるご時世で、日本の教育をあまり信頼していないのがその理由だそうです。

確かに日本の教育は暗記大会の様なもので、暗記が得意な人が入学試験でも良い点を取れて良い高校、良い大学に入れるようですが、あまり、考える力や独創性、自分の意見などは問いませんね。余程頭が良い人しか東京大学や他の難関大学に合格するのは難しいと思いますが、暗記のできる人が将来成功するとは限りませんよね。日本の難関大学が世界で通用せず、海外でトップの学生が留学先に選ぶのは、アメリカやイギリスの難関大学なのは、世界の共通語となった英語を使うことと、教育レベルが高いからでしょう。

税金対策ですが、日本で例えば、30億円の資産のある超富裕層が相続税でその半分以上(6億円以上は最高税率が55%)を国に税金として徴収されてしまうのであれば、相続税のない国に移住して、富を子に受け継がせたがるのは分かる気がします。しかも、教育水準が高くて、子供に英語を身に着けさせることができ、しかも地震や戦争の心配もあまりない国があるのであれば、移住したくなるでしょうね。もし本人が英語を話せて、海外移住の不便さも納得できるのであればですが。

これは、僕の移住した理由と全く異なっています。僕は第一の理由に、日本の奴隷の様なブラック企業での労働環境から逃げたいと思ったからです。今の日本の労働環境はよく分かりませんが、30年以上前、僕が就職した頃は、仕事があろうとなかろうと、夜9時、10時までは会社にいるのが当たり前で、家には寝に帰るだけというのが普通でした。こんな生活を一生続けるのはゴメンだと思い、1年ちょっとで脱サラして、アメリカの大学に正規留学をしたのです。

さて、新しい富裕層が選ぶ移住先は、オーストラリアが一番人気だそうです。ただ、2億円以上投資する必要があるので、それなりの富裕層でなければ、移住は難しそうです。その他の移住先としては2番目がポルトガル、3番目はドバイ。カナダ、マレーシア、シンガポールは移住先として人気が沸騰したので、現在、移住が困難になっているそうです。

オーストラリアは所得税こそは、高いです。最高税率、18万豪ドル以上(約1600万円)の所得の最高税率は45%です。ただし、日本と違って相続税がないので、親の遺産はそのまま子供が受け継ぐのです。富が何代にも渡って受け継ぐことができるので、富の再分配がされず、階級が固定されてしまうので、あまり平等な社会ではないと言えます。

日本では、いくら貧しい家庭で育ったとしても、勉強で頑張って、いい公立高校に入って、良い大学に入れば、良い会社に入って、良い給料が貰えるという、貧しい人々にも公平な社会だといった考えがあります。

しかし、東京大学に入る人に何パーセントが公立高校出身なのでしょうか。殆どは名門私立出身ではないでしょうか。公立高校に行った生徒だって、塾や家庭教師、予備校などで、特別な受験勉強をした生徒でないと、東京大学や他の難関大学は狭き門なのではないでしょうか。

最後に、有事(戦争や地震)ですが、確かに、オーストラリアは地政学的に、他の国から離れているせいもあって、他の国から攻撃を受ける可能性はかなり少なく、また、地震も殆どなく、火山もない国です。災害といえば、山火事かサイクロン(台風)くらいでしょうか。それらは、シドニーやメルボルンなど、南東部の市街地では、殆どリスクはありません。

アメリカの様な銃社会ではありませんし、特に都市部のメルボルンやシドニーでは、移民、特にアジアからの移民が多く、あからさまに差別されることはなく、気候は温暖で、湿度は低く、教育レベルは高く、非常に住みやすいところだといえます。

それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。

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超富裕層のA子さん

2023年03月10日 17時22分30秒 | 海外移住

今日は朝、メールをチェックしたら、数年前の仕事場の同僚で、2か月ほど一緒に働いた日本人のA子さんから、「今日、お時間があれば、電話でお話しましょう。お時間はいつ頃、お電話しましょうか。」というメールにメッセージが入っていて、驚くやら嬉しいやらで、ハラハラしながら電話の時間を待ちました。

A子さんとは、年に数回、メールを交換しており、年賀メールを交換しあった後、そろそろ僕からメールを書こうと思っていた矢先のことでした。

以前、このブログで書いたと思うのですが、A子さんは非常にビジネスセンスがある女性で、シドニーとメルボルン、そして海外にもビジネスを展開している超富裕層のビジネスオーナーなのです。ご両親も超富裕層のようです。

日本に帰国されて、いつも一流ホテル住まいで、日本各地を転々とされ、凡人の僕には想像もつかない生活なのです。例えば、回転寿司って安くて美味しいですよね。誰だって、一度は入ったことがあると思っていたのですが、、、実はA子さんは回転寿司には行ったことがないそうです。多分、一流の寿司屋しか行ったことがないのでしょう。多分、服もブランド物ばかりで、同じ服を着ているのを見たことがないほどです。凡人の僕からすれば、想像もつかない世界に暮らしているA子さんなのですが、なぜか凡人の僕とも友達として接してくれるのです。僕の仕事場に来ていたのも、お金の為ではなく、社会貢献の為のようでした。現在はオーストラリアの永住権を保持されているのですが、このまま日本に住むなら永住権をどうするのか、お悩みのようでした。

結局、A子さんと国際電話で1時間半ほど話してしまいました。かなりの額になったはずです。ライン電話を使えばただなので、ラインをお勧めしたのですが、ラインは宣伝が入るのでやらないとのことでした。

昼ご飯の後は、バルとバレリアと一緒に行くスキーロッジの予約をしました。個人でもできるのですが、僕がロッジの会員になったので、頼まれてしまったのです。車で6時間も一人で運転するのはとても退屈なので、誰かと一緒に行けるのは非常に有難いことです。しかも、バルはガソリン代その他を払ってくれるというのです。スキーロッジでは、日本の山小屋のように、知らない他のスキー客らと部屋をシェアすることが多いので、僕と同室になることも全く気にならないようです。

それでは、明日もこのブログでお会いしましょう。

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卵かけご飯にフィッシュソース

2023年03月09日 18時15分27秒 | 海外移住

今朝は朝食の後で、ジョギングと散歩をしました。ジョギング3キロと散歩が3キロくらいだったと思います。その後で、ヤフーニュースを読んでから、買い物の前に冷蔵庫のチェックをしました。玉子や牛乳、パンがほぼ無くなっていたので、近くのスーパーへ食材の買い出し。

スーパーから帰ってきたら11時半頃で昼ご飯の時間になったので、、、今日はお腹も減っていたので、卵2つを入れて卵かけご飯と、乾燥わかめと乾燥シイタケを使って簡単な味噌汁を作りました。 以前にも書きましたが、僕は卵かけご飯が大好物なので、、、安い食材でも満足できるタイプです。これより美味しい物が果たしてあるのかというレベルです。

ちなみに最近は醤油だけでなく、魚醬と呼ばれるフィッシュソースも使います。これを入れるとまた少し違った味になり病みつきになります。その他にトッピングでふりかけや海苔佃煮、キムチや梅干しなどの漬物も一緒に食べると恐ろしいくらいに美味しくなりますよね。最近、妻がスーパーで味ぽんを買ってきたので、次回の卵かけご飯は、味ぽんも使ってみたいと思います。

お味噌汁も日本に住んでいたらお豆腐を入れるのでしょうが、こちらでは、一パックが5百円ほどと、値段が高いので、たまにしか買いません。代わりに乾燥わかめとスライスされた乾燥シイタケを入れて味噌をコーヒーカップに入れてお湯を注ぎ、味噌をスプーンで溶かして出来上がりです。

午後はウツウツしながらユーチューブを見たり、ニュースを読んだりしていました。

夕方はバルとバレリアにスキー旅行の予約で打ち合わせをしました。明日にもロッジを予約しようと思います。バルもバレリアも独身女性なので、妻が嫉妬しそうなものですが、、、妻は僕が一人で山道を運転するよりも、誰かと一緒に運転してスキー場へ行った方が安全という考えなのです。嫉妬することもなく、不倫を心配してはいないようです。日本なら考えられないと思うのですが、どうでしょうか。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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公定歩合の上昇により家を無くしたBさん (架空の人物)

2023年03月08日 18時00分11秒 | 不動産

今日は散歩友達になった日本人男性のA氏と11時から散歩の約束があったので、朝食後は自宅待機で、ヤフーニュースを読んだりして時間を潰していました。

妻は仕事を取らず、代わりに妻の友達と出かける約束だったので、A氏の到着のちょっと前に出かけて行きました。ほぼ入れ替わりでA氏が到着。今日の散歩コースは普段、僕が歩くコースです。

A氏は去年転職し、自由な時間が少し増えたようで、ストレスもあまりない職場だそうです。住宅ローンの話題になり、住宅ローンの支払いを10年前に終えた僕はあまりピンときませんでしたが、A氏は住宅ローンの支払いがまだ少しですが残っているそうで、昨日公定歩合がまた上がったとかで、住宅ローンが払えずに大変な人が多いのではと話していました。

現在のオーストラリアの住宅ローンの利子は6%程です。メルボルンの一戸建ての不動産価格の中央値は8千万くらいだとして、6千万円を銀行から借りたと仮定すると、6千万円 X 6% = 利子だけで360万円ほどになります。元金も返済しなければいけませんから、年間返済額は400万円、月々に33万円を払わなければなりません。つまり、手取りの収入が最低でも1200万円なければ、この不動産の住宅ローンを組むことはできませんし、組めても、返済に苦労するでしょう。

公定歩合の上昇に伴い、不動産価格は一年前と比べて1割ほど下がっているそうです。つまり、例えば、Bさんが一年前8千万円で住宅を購入した家は、現在の価格は約7200万円になっているとします。住宅購入の際は約5%の税金(州の不動産取得税)がかかるので、400万円を税金として州政府に支払っていますから、もし、Bさんが事故や病気になってしまって収入がなくなるなど、何等かの理由で住宅ローンの返済が滞ってしまえば、Bさんの住宅は銀行に差し押さえられ、競売にかけれられてしまいます。仮に7200万円で処分されたとしても、Bさんの損失は、

800万円 (不動産価格の低下により損失8千万円-7千2百万円)プラス

400万円 (州政府に支払った約5%の不動産取得税)プラス

360万円 (一年の住宅ローンの利子)

つまり、Bさんの損失額を合計すると、この一年で1560万円になります。

特に新築の場合は一年でも中古住宅になってしまい、1千万円くらいは値下がりするかも知れません。また、これに2回の引っ越しの費用や、競売費用など、銀行に払う手数料を含めると合計で3千万円くらいの損失になるかもしれません。つまり、何年もかかって頭金の2千万円を貯めて、一年前に家を建てたBさんは、何年もかけて貯金した2000万円の頭金が無くなっただけでなく、代わりに1千万円の借金が手元に残っただけの人になってしまうのです。これが、オーストラリアで多くの人に起こっているのです。

近頃は日本と同様にオーストラリアでも生活に必要な電気やガス料金、ガソリン代や食料品もかなり値上がりしていますよね。

各国の中央銀行が物価上昇(インフレ)を食い止める為の公定歩合の引き上げですが、住宅ローンの返済が滞ってしまい、折角買ったマイホームを手放さざるを得ない人が徐々に出てきているようです。公定歩合はあと数回は上がることが予想されており、借金のある人達の生活は厳しくなるばかりです。

住宅ローンの返済を苦に自殺する人も増えているらしく、今日はオーストラリアの中央銀行の総裁が、住宅ローンが原因で自殺した遺族の会の人達と面会したそうです。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

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