名古屋・東山動物園のライオン舎で見かけたひとこまです。
大きく口を開けた雌ライオンのルナ(10歳)。吼えているのではありません。大あくびの瞬間です。
ライオン舎の家族は現在、ルナと夫のサン(17歳)、その間に生まれた息子のソラ(6歳)の3頭です。
夫婦や母子、父子といった具合に交代しながら庭に出て、歩いたり、寝そべったり、時には吼えたりして観覧者の視線を浴びていますが、なにせ広くはない庭で毎日、同じことの繰り返し。退屈のひとことでしょう。
しかも、ライオンだって耐えられない連日の猛暑。
この日も庭に出てきたルナは、数歩歩いたかと思うと、横座りに。眠そうな視線をあちこちに向けながら、こんな大あくびを連発していました。