名古屋市が60歳以上の市民を対象に開設している名古屋市高年大学(鯱城学園)の専攻学科で学ぶ以外に、さまざまなクラブ活動を楽しむ学生たちの合同作品展が、名古屋市民ギャラリーで開かれています。12日(日)まで。
鯱城学園は1986年に開学。社会・生活・創造・地域の4コース・10の専攻学科からなり、2年間学びます。
学生たちがコースで学ぶかたわら楽しんでいるのが、クラブ活動。全学生が何らかのクラブに所属することになっており「コースでの勉強より、部活の方か楽しい」という学生が少なくありません。
今回で22回目を迎えた作品展に参加しているのは写真、陶芸、水彩、水墨、短歌、書道、絵手紙、パソコンペイント、ペーパークラフトの計9クラブ。国際・園芸・健康などといった学科を学ぶ一方で、お絵かきや園芸、書など新しいことに熱中する老後。楽しさが伝わってきます。