田園風景。季節の移り変わりを的確に感じさせてくれますね。少年時代を農村地帯で過ごした僕は、とりわけ水田の風景がどの季節であれ懐かしく癒されます。
田んぼでは、秋の刈り入れから翌年の田植えまでの間に、乾燥や冷気に当てることで雑草や害虫、細菌の繁殖を防いだり、土壌改良のために少なくとも3回は田起こしをします。
描いたのは、苗を植える代田(しろた)作りを控えた田んぼの一隅。耕運機で起こされた跡に雨水が溜まって、箱庭のような小さな池や流れがあちこちにできています。
結構「絵になる風景」を前に、TPP交渉の行方を考えたりしました。