錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

回収から70日目

2024年10月01日 | 両生・爬虫類

7月の21日に満月を迎えた6日後に回収したセマルハコガメの卵。
それから70日が経過した今朝、弱々しくも体に宿る力をフルに使って小さな命が生まれてきました。
そして恐らくですが…
卵は27日に回収したものの21日の満月前後に産卵していたはず。
そうなるとトータルで孵化に要した日数は74~5日。
それを考えると、この子の孵化日数は平均的なものだったようです。
今年は異常なまでの高温が続いたことから大半がメスで孵化するのではと半ばあきらめていましたが、この孵化日数から推測するとオスでの孵化も期待できそうです。
いや、その前に…
無事に孵化してくれただけでも爺さんは褒めてあげたい。

めとう!🎉

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セマちび Hatch!

2024年09月29日 | 両生・爬虫類

今朝は7月の19日に産卵したセマルハコガメの卵からセマチビが Hatchしてきました。
なーんて事を語ってはいますが…
今年の夏は異常なほどの高温が続き、ここ福岡県内においては先週に至るまで猛暑日の日本記録を更新するとう最悪の年でした。
いや、それを語るなら今年は全国的にも殺人的な暑さでしたよね。
そんな強烈な暑さが影響したのか?
30日後のキャンドリングでは胚の発生が確認できたものの、その後は卵内成長が止まり大半の卵が死んでしまいました。
と、言うか、これはセマルハコガメに限らず、今年はニホンイシガメも6割近くが孵化することなく終わりました。
そんなこんなで 嫁のドラえもん曰く『来年も同じような状況であればエアコンの効いた部屋で管理しないといけないね』だって。
確かにそうだね。
風通しが良く比較的に涼しい場所を選定して管理していたつもりだったんだけど…
流石に気温が35℃を超えるような暑さが長期間にわたって続いたら人間だってヤバいもんね。
そんな猛暑を乗り越えて、今朝は小さなセマチビがHatchしてくれました。
小さな体で良く頑張った…
これからは涼しい秋風が吹く季節。
餌をいっぱい食べて寒い冬に備えよう!
なーんて言ってるけど、2度目の冬を越えるまでは温かい飼育棟の中で過ごしますよ…

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ピーチコーミング

2024年09月25日 | 両生・爬虫類

昨日は近くの海岸でビーチコーミング(Beach combing)
まぁ、ビーチコーミングなんて言えば聞こえはイイけど、実際は打ち上げられた流木を拾っただけなんだなぁ…
こんにちは、毎度のように丑三つ時に出没する爺さんです。
さてさて、こん爺さんが何故に流木拾いなんかに出かけたかと言うと…


理由は👆これ。
トカゲやヘビさん、そしてフクロモモンガなどに入れる流木を拾いに行ったって訳ですよ。
ちなみにフクロモモンガのモモちゃんたちは固い流木を齧って、伸び続ける前歯を削るんです。
あっ、そうそう…
少し大きめのモノはケージの枠に結束バンドで固定するとネコの爪とぎなんてものにも利用できますよ。


そして上にUPしたフトアゴヒゲトカゲはと言うと流木に上って、浴びる紫外線の量を調整し不要になったら流木の下に隠れてるんですね。
そしてヘビはケージの中なかで体が接触する面積を広くし、手足のない生き物だけに脱皮する時に皮の引っかけとして利用する。
まぁ、その他にはコケリュウムの土台に使ったり穴を開けてチランジア(エアープランツ)を固定したりして吊り物としても楽しめますので、手っ取り早く言えば…
ものすごーく 重宝するアイテムなんですよ。
何てったってタダですから。
で!


最近はヘビに使っていたケージが気になっていて、大きなケージに引っ越しさせようかと考えていたんですよ。
と、言うことで量販店で購入したクリアーコンテナを使って新たなケージを作ってあげて…


そこに流木をセッティングしたのが👆これですよ。
まぁ、様子をみて流木が邪魔なようだと減らせばイイし、汚れたり不要になったりした場合には燃えるゴミとして出せますからね。


さぁ、これで暫くは心置きなくヘビの飼育が出来ますよ。
おまけに流木はタダですからね。
手間暇かけて金かけず… なーんてね。

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カエルの子がカエルなら…

2024年09月21日 | 両生・爬虫類
はーい✋
珍しく爺ちゃん二度目の登場です。
さてさて…
ここから先に添付された画像には、長~いヘビが登場します!
わかりますぅ?
こんなやつ👉🐍
だから、長いのが苦手な方は早々にスルーしちゃってくださいね。
★何事かあっても爺ちゃんは一切の責任は負いかねますので… あしからず

さて、ここからが本文です。
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タイトルに記した🐸カエルの子が🐸カエルなら…
その🐸カエルの子の子供も🐸カエルです。
要するにヘビ好きの爺の娘もヘビが好きだから、その娘の子(孫)もヘビが好き。
だ・か・ら・・・
『門前の小僧習わぬ経を読む』の例えのように、誰から教えてもらうわけでもなく普通にハンドリングをやってます。
もしかすると娘よりも孫の方がハンドリングは上手いのかもしれない?
ちなみに、このヘビのモルフ(品種)はスーパーミスティックで昨年の秋に生まれた男の子。
あっ、そうそう…
種類は小型のニシキヘビでボールパイソン。


そんでもって、こちらは爺さん所有のファイヤーフライのバター。
ちなみに、こちらもボールパイソンで昨年の8月に生まれた女の子。
まぁ、そんなこんなで一応、孫が所有するお婿さん候補はいるんだけど… 
今のところは思案中


と、言うことで…
生後1年が経過したことから体重を測ってみると291g。
まぁ、ブリーダーさんからバイヤーさんの手に渡り10ヶ月。
その後、この爺がバトンタッチしたまでは良かったのですが、最初の頃はバイヤーさんの過度なハンドリングが原因で極端に食が細くメチャ臆病な子になってました。
が!
今では臆すると無く餌を食べプリプリボディに大変身。
そして女の子だけに将来的には1.5m越えを狙いたいんだど…
このまま調子を落とすことなく維持できれば、そんな心配は無用かもしれない。

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今期最後の卵が孵化

2024年09月15日 | 両生・爬虫類
早いもので今日は3連休の中日。
そして週明け17日は満月を前にした中秋の名月ですね。
月の神、月読命(ツクヨミノミコト)へ収穫の感謝と翌年の豊作を願い月に向けて15個の団子を供えているのだけど…
ここでは、そんな話は置いといて!


その望月を前にニホンイシガメの卵が孵化してきました。
これで今期のニホンイシガメは全て終了です。
まぁ、今年の夏は異常ともいえる高温で半分以上の卵を失いましたが、この失敗を次へのステップとして励むことに致しましょう
と、言うことで…


今季に回収できたニホンイシガメはトータルで17匹。
先に生まれた子ガメたちは解凍した冷凍のアカムシから固形飼料(極小浮餌)を食べ、今ではお日様の下で仲良く日光浴をやってます。

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明後日の23日は満月🌕…の続き

2024年09月10日 | 両生・爬虫類

今日は5月の20日にUPした『明後日の23日は満月🌕』の続きです。
早いもので最後に記事をUPしてから4度目の満月が過ぎ、あと10日もすると中秋の名月を迎えますね。

で!

5月の23日の満月期を迎えた我が家のカメたちはというと…


周囲の街明かりを遮るために設置したサンシェード(遮光シート)が功を奏したのか?毎月訪れる満月と新月期に透明感のある卵を、たくさん産卵してくれました。
ちなみに…
ニホンイシガメは7月の下旬を最後に今季の産卵を終え、一方のセマルハコガメはと言うと8月のお盆過ぎに産卵を終えたようです。

と!言うことで…


産卵から60日ほどが過ぎた卵はというと、その小さな体に宿る力を惜しむことなく使い外の世界へと這い出てきます。
ただ、この孵化という行為は小さなカメの体には流石に堪えるようで、孵化から1週間ほどは埋もれるように近くに留まって静養。
で、そんなイシガメの子ガメたちの今はと言うと…


🐢ワラ🐢ワラ🐢ワラ… と子ガメの保育園。
何度見てもマジ可愛い🤣
おまけに日頃はグダグダと一日中寝て過ごす子ガメたちも、この爺の足音がすると我先に餌を貰おうとパタパタと駆けるように寄ってくる。
おーいカメどもぉ!
ご飯の時間だぞーーーっ!ってね。


またニホンイシガメに比べ孵化日数が長いセマルハコガメの卵はと言うと、やっと今週になって孵化が始まっています。

しかーし!

このセマルハコガメの最終産卵は8月のお盆過ぎ…
これからは気温が低く抑えられることからセマたちの卵が全て孵化を終えるのは11月の頃かな?😱
でもぉ、この温度は貴重なオスが狙えます。
親ガメの皆さん、今年もお疲れ様でしたぁ 
これからは自身の体つくりに励み、やがて迎える冬に備えてくださいね。

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明後日の23日は満月🌕

2024年05月21日 | 両生・爬虫類
タイトルの通り、明後日の23日は満月🌕
そして、その満月はフラワームーンと呼ばれている。
見れるかなぁ?
なーんて心配よりも…
満月と新月の前後はカメの産卵が誘発される時。
そして我が家では毎年5月の下旬から産卵が始まるものだから、その準備に追われてました。


いやぁ…
山中のポツンと一軒家ならば問題は無いのですが住宅が密集する街中だと、その明かりが産卵の邪魔をする。
そんなこともあって今年も遮光率の高いサンシェイドを2重3重にして周囲を囲いました。
昨年はニホンイシガメを抜いてキボシイシガメが口火を切っての産卵でしたが、今年の産卵はどちらが先かな?
そんなこんなで今週末が待ち遠しい。

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2匹のフトアゴヒゲトカゲ

2024年04月26日 | 両生・爬虫類

今朝は久々のトカゲのネタから始まります。
で!
👆こちらは息子が2022年の九レプ Autumnでお迎えしたフトアゴヒゲトカゲのゴンザレス。
小さなボンカップで迎えたフトアゴから2年目を迎えようする今では立派な大きさに成長し、最近では流木の上に乗ってドヤ顔を決め込んでることが多い。


そして、その翌年(2023年)の6月に迎えた爺さんのフトアゴヒゲトカゲはというと…
ご覧の通りの成長ぶり。
そりゃそうだ、だって最近はピンクマウスが大好物だもんね。
ただ…
このフトアゴヒゲトカゲを繁殖させようなんていう考えは全く、2匹のトカゲを通して息子とレプライフを楽しんでいる。

I 🧡 REPTILES

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産卵期を前に…

2024年04月24日 | 両生・爬虫類
何度も言いますが4月24日に昇る月はピンクムーンと呼ばれる満月。
そんなこともあって普段は水中を主な住処とするセボシイシガメが陸に上がって徘徊をしていました。
まぁ、あと6日もすれば暦は5月ですからねぇ…
そこで今日は産卵期を前にカメさんランドの床に消石灰と籾殻の燻炭を漉き込みました。


先ずは発熱を抑えるために牡蠣殻をベースにした消石灰をムラなく混ぜるのですが、セマルは排泄量も然ることながら匂いもキツイのです。
だから先ずは、その排泄物で酸化した床を中和させる意味で消石灰を混ぜるのですが、これに関しての根拠はない。


そして、消石灰に続いて籾殻の燻炭。
こちらは消臭のため… なんだけど、これに関しての根拠もない。
けど、毎年良好な産卵をしているのでイケてるのではないでしょうか?


そんなこんで漉き終えたのが👆こちらの画像。
カメの卵を毎年 ポン ポン ポポポン みたいに回収しているように思われるかもしれませんが、カメの種類に合わせて爺さんは準備をしているんですよ。
そんでもって…


事の序に4年目を迎えた新たなセマルを収容するためのケージ(若カメさんランド)も増設してみたのですが、今期に産卵してくれるか否かはカメ任せ。
まぁ、今年に卵が得られなかったら来年に期待って感じです…

それでは皆さん、Good night.

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“おつり”の方がデカかった!

2024年04月20日 | 両生・爬虫類
こんちわー✋
相も変わらす丑の刻に登場の爺さんです。
そして日付が変わって昨日のことになりますが、昨年に生まれたニホンイシガメやセマルハコガメを少しばかり減らそうと手元の子亀を少しばかり里子に出すことにしました。
ただ飽くまでも要望があったからで、決して押し付けじゃないですよ。
しかーし!


その帰りに、👆このキボシイシガメという“おつり”が付いてきた。
そう、我が家で飼っているキボシの親亀ですよ。
聞いた話ではオスのカメが死んじゃったということで繁殖意欲が失せたとか…
と、言うことで 我が家へとお迎えしたという次第。
そんな訳で 今年のキボシは2メス1オスの3匹でのトライです。
さぁ、来月からはカメが繁殖を始める季節ということもあり、これから迎えるGWから お盆の時期を過ぎる頃まで🌕月の満ち欠けから目が離せません。

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