錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今日から投薬

2025年01月25日 | 魚(海・淡水)
先週の21日のこと、ニューフェイスのオオウナギが店頭に並ぶバナメイエビを食べた。
そうなるとバナメイエビを使った握り寿司にした高蛋白飼料を与えられるだけなく、不足しがちの栄養を補うビタミン剤や飼料油を与えられるのですが…
最大の利点は寄生虫を駆除する薬も同時に投与できるんだなぁ。


先ずはニホンウナギの養殖に使う高蛋白飼料と飼料油(フィードオイル)を混ぜ練る。
そして、その練餌を適当なサイズに分けてエビと同等の大きさに形を整えたら投薬する薬を包み込む。


後は、その飼料を開いたバナメイエビと合わせてエビの握りを作って食べさせるというわけ…
ちょっと面倒ではあるけど栄養の偏りや餌代のことを考えると、これが今やれる最善の方法かと思う。
駆虫もそうだけど、できれば最終的に店頭に並ぶ安価な豆アジや養鰻飼料を併用し餌代を安く抑えるところに重点を置かないとオオウナギの飼育は行き詰まる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メタハラでタンニング

2025年01月24日 | 魚(海・淡水)
皆さーん ✋こんにちは。
今日はアジアアロワナの発色のお話です。
が!
その前に…
世のアクアリストさんななら誰もが知っているアジアアロワナですが、希少生物の保護を目的とした国際条約であるワシントン条約(サイテス)の規制を受けているものだから一般の方々には余り知られていない。
爺の記憶が正しければインドネシアを天皇、皇后両陛下が公式訪問された際に大統領夫妻から贈られた魚が、この魚(アジアアロワナ)でした。
で、その中でも赤系統のアジアアロワナ(スーパーレッド)を2022年の7月から飼育しているのですが飼育開始から1年目を迎えた姿が👇これ。※2023年7月撮影


まぁ、赤いアロワナの発色は遅いと言いますが一年が過ぎても、この程度。
ただ、輸入直後の幼魚は成長に重点を置き、体形が整った頃からタンニング(テンニング)を予定していたのですが…
タンニング(テンニング)である日焼け効果のあるライトはメチャ高いんですよぉ。
おまけに何処ぞの怪しい水中ライトなんて直ぐに壊れる上にアフターもてげてげ
そこで爺は考えた。


メタルハライドランプでも日焼け効果は得られるんじゃね?と…
だからこれまで使用していたカミハタの8000K(K=ケルビン)からクアシステムの14000Kへと球を交換してタンニング(テンニング)にトライした。
※14000Kともなると発熱量も半端ないので前面の保護ガラスは外しています。


で、その結果が👆こちら。
14000Kともなると光は強烈で点灯時は白く色飛び気味ですが、常時点灯ではないので然程気にはならない。
と、言うかメタルハライドランプでもタンニング(テンニング)効果は得られているようです。
ちなみに…


👆こちらはメタルハライドランプを消灯しGEXのLEDライトを使用し撮影したものです。
話は変わりますが…
コケの発生を抑えようと日当たりの悪い室内で黒い金魚を長い期間飼育すると、次第に黒が薄くなり最後には赤くなったという経験がありませんか?
屋外で管理されている金魚はダイレクトに太陽光を浴びて体色を維持していますが、そんな金魚を室内で長期間飼育すると日焼け効果が得られず最後には赤くなる…
簡単に言えば魚も適度な日光浴が必要ってことですよね。

最後に…
こちらは2024年09月30日にUPした記事の続きでした。

※メタルハライドランプは諸刃の刃、よって使用は自己責任で…

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きなウナギが餌を喰ったぁ!

2025年01月21日 | 魚(海・淡水)


遠い南の島からやってきた大きなウナギが剥き身のバナメイエビを食べてくれました。
ただ、長期戦を覚悟していただけに思っていたよりも餌付くのが早かった。
そして、その餌付けができればこちらのもので餌であるバナメイエビの中に薬を仕込み、それを定期的に与えることで消化器官内の回虫・鉤虫・鞭虫などの駆虫ができるってもんですよ。
まぁ、全てが寄生されているかと言われれば何とも言えないのですか…
頭と体のアンパランスな体形だと、これまでの経験からして寄生されている確率が高いと考えているんですよね。
なーんて尤もらしいことを言ってはいますが…
この口径投与を定期的に繰り返し半年とか一年という期間をかけて飼育することで、本来のあるべき体形へと変わってくれていると思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成長もしないが痩せもせず

2025年01月20日 | 魚(海・淡水)

むかーし、昔のお話ですが…

このブログの爺が小学生の低学年の頃、日本経済は高い伸び率で上昇し俗にいう高度経済成長期のド真ん中を迎えていました。

そうなると趣味の世界も広がり様々な熱帯魚などが輸入されるようになる。

それと同時に本などでも紹介され、そのページに掲載されていた赤と黒に色分けされたレッドテールブラックシャークや縞々模様のドジョウの仲間のクラウンローチに心を奪われた。

👆そのクラウンローチが、これね。

自然界では30㎝を超えるドジョウでありながら飼育環境下では15cmくらいまでにしか成長しない。

おまけに、その成長速度が遅いのなんの…

そんなクラウンローチが自然界では30㎝を超える… なんでかなぁ?

そんなこんなで我が家のクラウンローチは成長もしないが痩せもせずに今も水槽の中を泳いでいる。

小さくても可愛い魚なんだけど、大きなクラウンローチが爺は好き


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鰻とジジイの根比べ

2025年01月15日 | 魚(海・淡水)

こちらはニューフェイスのオオウナギ。
その体長は1m40cmと大型の個体でありながら見た目は超巨大なオタマジャクシ。
ただ大型の個体では大抵が同じような体形をしているので消化器官内に線虫などが寄生しているんでしょうね。
だから餌を食べれば薬も口径投与でき駆虫もできるのだろうけど、ワイルド物はプライドは高くて大好物の生エビを差し出しても見向きもしない。
そんな訳でオオウナギのトリメ(トリートメント)はマジ厄介なんですよ。
しかしながら駆虫を終えて高蛋白な餌を定期的に食べるようになると次第に丸太のような体形へと変わり、それと同時に体長も少しずつ伸びてくる。
けど!
そこまで慣らすまでには数ヶ月…
いや、長いものでは半年以上を要する時がある。
そんなこんなで、今暫くは鰻とジジイの根競べ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はウナギの水換え日

2024年12月16日 | 魚(海・淡水)

今日は…
いや今朝は大きなウナギの水換え日。
その総水量は1トンの半分で500ℓなんだけど水替えとして常時用意している水量は700ℓなので、他に突発的な水替えがあったとしても200ℓの余量があるので大丈夫。
なんだけど…
複数のタンクから500ℓ分の水を排出し、そこへ新しい水を足してたら1~2時間は付きっきりとなる。
キツイなぁ… 
けど、極端に水を汚すオオウナギにとっては必要不可欠なメンテなので仕方がない。
そして我が飼育棟での古参のオオウナギといえば2015年に導入した個体なので、このメンテで10年も生きている。
但し…
こいつはオスの個体のようで、他の個体に比べると120cmで成長が止まっている。
と、言うことで、先が見込めるメスのオオウナギを求めて近々釣りにでも出かけるか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の福岡県南部は一桁の4℃

2024年12月07日 | 魚(海・淡水)
福岡県南部で記録した今朝の最低気温は一桁の4℃…
最近は良く冷え込んでいましたが海に近い、ここド平地で一桁ですから堪りません。
まぁ、12月だからと言えば、それまでの話なんだけど爺さんは寒いのが大嫌い。
だから夜明け前まで生き物の世話をして、本宅に戻ろうと外に出ると…
ひぇ〰〰〰🥶ってね。


だって、飼育棟と外気の差は20℃もあるのですから当然ですよね。
昔は飼育棟にリクライニングチェアーを持ち込んで転寝してたこともあったけど、今は生き物の数が増え過ぎて我が身が動き回るのすら儘ならない状態。
だから…
爺に残された居場所は緑に囲まれた温室くらいかな?
それでも幸せと言えば幸せなんだけど、冬場の寒さ対策は大変です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダーイエットしましょ!ってかぁ?

2024年10月17日 | 魚(海・淡水)
このブログ記事を辿ってみると…
新型コロナが5類へ引き下げられた少し前の4月にアミア・カルヴァの幼魚を爺の秘密基地(飼育棟)へと導入しました。
が!
その大きさが、もう勘弁してくださいなと言いたくなるほどの僅か4㎝… 
まぁ、そんな小さな幼魚でも冷凍のアカムシは拾い食いをするので餓死の心配は無かったのですが、でも赤虫だけじゃ… ねぇ。
そこで1cmにも満たないランチュウ(金魚)の稚魚を与え、続いてヒメダカへと切り替えながら様子を見るたものの爺の財布は堪ったもんじゃない。
だから、とうとう伝家の宝刀である奥の手を使うことに…


そう冷凍のピンクマウス。
まぁ、これはフトアゴヒゲトカゲやオーストラリア肺魚のネオケラトドゥスにも使用していたので専用の冷凍ストッカーを開けるとザックザクの状態。
それを解凍して与えながら固形飼料の乙姫に馴らした結果…


👆こうなった。
そして今では1cmほどにカットしたバナメイエビと合わせてPE-8の乙姫へと変わりました。
それを考えるとお財布には優しくなったけど…
横から見ると肥満体形へと突き進むアミアに変貌。
そろそろダイエットでもしましょうか?
そして、これから半年が経過した導入1年目の姿はスリムなボディになろうね。
肥満のアミアって見た目からしても恥ずかしいよ。(/ω\)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メタルハライドランプの球交換… その続き

2024年10月16日 | 魚(海・淡水)

以前メタルハライドランプの交換球をカミハタの8000K球からクアシステムの14000K球へと交換したことは周知のことかと思いますが、その理由となる画像をUPしてませんでした。
と、言うことで…
先ずは、こちらをどうぞ👆
ほらぁ~、使用前から使用後みたいなセールス画像があるじゃないですかぁ。
それを頭の隅に置いといてもらって…


これまでメタルハライドランプで使用していたカミハタの8000Kを照射してみると光が… 青い。
そして… なんとなく暗い。
けど、それでもメタルハライドランプだから直視すると目が眩むくらい明るいんですよ。
だから8000K(ケルビン)から更に明るいクアシステムの14000K(ケルビン)へと球を交換したんですね。

で!


クアシステムの14000Kに交換した状況が👆こちら。
カミハタの8000Kと比較すると倍とまではならないけど、その差は600K(ケルビン)だからマジで明るい。
ん…
でも、それってどうなん?
ならば画像を並べて見てみましょう。


どうすっか?
左が14000Kで右が8000K。
光が青くないし白色で明るい。
そんでもって、この14000Kという数字が気になりませんか?
メタルハライドランプの球って紫外線も出すんですよ。
※前面の耐熱ガラスは外す必要はありますが…
要するに…
お日様の明るさと同様で紫外線も出すということは、あの高価なテンニングライトの代わりにですよね。
そう、ある種のお魚を綺麗に発色させるには日様の明るさと紫外線が必要なのです。
だから高価なテンニングライトを照射すると赤い魚は、より赤く…
金色の魚は、よりキンキンに… 
分かりやすく例えると赤い金魚も同様で日光浴が必要なのです。
ほらぁ、黒かったランチュウやデメキンを、お家の水槽で飼っていたら赤くなってことありませんか?
だって出荷される前の金魚って屋外でお日様の光をガンガンに浴びているのですから…
はい、もうお判りでしょう。
キンギョのようなお魚さんも日光浴(日焼け)が必要なのですね。
そこでメタルハライドランプの14000Kだったという訳なんですが、このメタルハライドランプは明るさと紫外線ので発色効果は得られるねのの、テンニングライトと同様で照射を続けると生体にも支障をきたすという諸刃の剣。
そんなこんなで、ご利用は計画的に… でし!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寂しい空き水槽

2024年10月03日 | 魚(海・淡水)

随分と前のこと…
記憶が正しければ昨年の7月のことだったかと思う。
その時に導入したネオケラトドゥス フォレステリ( Neoceratodus forsteri )を入れるために用意した6M(60cm)水槽が狭くなったので広い水槽へとお引越し。
そうなると空いた水槽が… ポツンと残る。
なーんか寂しいのぉ。
と、言うことで今年の2月に同じ古代魚のアミア・カルヴァ( Amia calva )を入れたんだけど…
本来が大型になる魚だけに時の経過で手狭になって広い水槽へとお引越し。
そんな訳で飼育棟では、ずーーーーーーっと水が張られた空水槽がポツンと置かれてた。


そうなると我が身に巣食うアクアリストの虫(性)ってやつが『こんなのどお?』とか『これなんて如何?』なんて感じで誘惑をしてくる。
だ・か・ら・・・
とうとうエンゼルフィッシュのプラチナを導入した。
これだとネオケラとかアミアのように大きくはならないし、上手くすれば1年半後にペアーが出来て増えるかもしれない。
まぁ、そんな下心もあってプラチナエンゼルを入れてみたんだけど…
本音を言えばエンゼルフィッシュじゃなくても、水槽で何かが泳いでくれてれば安心するんですよね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする