錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

やっと終わったぁ!

2022年05月31日 | 魚(海・淡水)

このところ定期健診やら、あれやこれやと手を取られながらも伸和のブル・コンテナ ジャンボ角400を立ち上げに手を付けていたのですが・・・
その作業も昨日をもって全て終わりました。
いやぁ…
これくらいの作業なんて昔は何てことなかったのですが、今の病気を患ってからは何をやつても骨が折れるようになりました。
じやぁ、そんなものは自作せずに既成のモノを買えばイイじゃん!
なーんて思われるかもしれませんが・・・・ 無いんです。
と、言うか…
あれば、とうの昔に買ってますって。
そして!


このブル・コンテナ ジャンボ角400の立ち上げと同時に進めていたカメのケージ作りも無事に終えることができました。
輸入モノの大型バットの底に煉瓦を敷いて産卵床になるトロ箱を置く・・・
そこへ水草などに使うソイルを入れるのですが、そこまでアクセスするスロープは駐車場用の段差スロープを使用。
が!
自動車のタイヤならゴムなので大丈夫なんでしょうけど、カメさんはどうなのよ?
滑るんじゃね?
それを考えて麻布を張り込んでみた。
これだと爪がかかるので登る際には楽になるんじゃないかなぁ?なーんて考えたんですよ。
いやぁ、こんな飼育容器の既製品があればイイのですが・・・・
何度も言うけど、残念ながら無いんです。


だから・・・
その結果として自分で作るしかないんですよね。
そんなこんなで、今回はマジで疲れました。
しかーし、この一連の作業を終えたってことは・・・・・

そう、この話には続きがあるのです。

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アリさんの季節がやってきた

2022年05月29日 | 昆虫・植物

童謡。『おつかいアリさん』じゃないけれど・・・
この季節になるとアリさんと アリさんと こっつんこ あっちいって チョン チョン. こっちきて チョンみたいな感じでアリさんが行列をなし、人さまの家に勝手に入り込んでは食べ物になりそうなモノをパクってく・・・
ホント、お前は借りぐらしのアリエッティかっ!ってね…ww


いや、持っていくだけならイイ方で・・・
時として、我が家の温室では蜜を提供してくれるアフラムシを爺ちゃんが大切に育てている植物の葉っぱで飼ってやがるんです。
そう、人の世界で言ったら家畜を養ってるようなもので、これだけで事が終わってくれれば良いのですが飼育している幼虫なんかにも手をつけだすものだから、このジジの堪忍袋の緒も切れるってもんですよ。
だから!
毒入りの餌を巣に運ばせて巣ごと全滅させるという“アリの巣ゴロゴロ”なんてやつを置くんだけど・・・
ヒメアリのような小さなアリには殆ど効果は無い。
まぁ、興味は示すのですが荷物が大き過ぎて巣へと運ぶのを諦めてしまうのです。
ならば!
本来は、やっちゃダメなんだけど“アリの巣ゴロゴロ”をバラして毒入りの餌を専用の“すり鉢”でゴリゴリ・・・
で、粉のようになった餌を置くと・・・
はい、狼藉を働くアリどもは毒入りの餌をせっせと運ぶ。


いけー!
Go!Go!Go!Goー!
遠慮なんてするなーーーー!
いや、それどころか感謝の気持ちもいらねぇぞ!


美味そうだろう?
イイ匂いがするだろう?
そいつを巣へ持って帰ると仲間が喜ぶぜ!
なーんて感じで、これからの季節は小さなアリと大きな人間との戦いが始まります。

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震災金魚

2022年05月28日 | 魚(海・淡水)
2016年の4月に熊本県中央部から大分県にかけて発生した熊本地震。
4月14日夜(21時26分)に最大震度7を記録する地震(前震)が発生し、その翌々日の4月16日未明(1時25分)にも最大震度7を記録すね地震(本震)が発生しました。
もちろん、この地震による最初の揺れは鹿児島県の桜島で体感したことは、このブログにおいても記事をUPしていましたが・・・


その前震と本震の間に飼育棟の水槽では姉赤(和金)が産卵。
まぁ、その頃はデメキンだのブリストル朱文金などの産卵も重なり、その和金の子供も育てることにしたのですが、それから6年・・・
あの忌まわしい爪痕を残した熊本地震時に産卵されて、その卵から孵化した震災金魚の和金が今も元気に泳いでいます。
ただ、大半はフィッシュイターである魚のお腹を満たしたのも事実。
最近は金魚にまでは手が回らず大きなウナギやカメさんたちがメインになっていますが、そのうちに機会があれば金魚などの繁殖も再開しましょうなんて考えてる。
が!
その前に・・・・
震災金魚よ、これからも頑張って長生きしろよ!

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なんで こうなるかなぁ?

2022年05月27日 | 雑記(ひまつぶし)
5月27日の今日は定期健診日。
それも循環器科ときたものだからマジ憂鬱。
そして定期健診に向かう空はというと・・・


晴れてんじゃん!
それも雲一つない快晴ですよ。
昨日は土砂降りの雨でズブ濡れのネズミと化したというのに、この天気は何なのよ!
この俺が何か悪いことでもしたってかぁ?
はぁ?
何言ってんの?
自分の胸に手をあてて良く考えてごらん!
はらぁ、あれとか・・・
これとか、悪いことばかりやってるでしょ!
なーんて聞こえてきそうだけど、それが祟っているのならば、せめて昨日と今日の天気が入れ替われば良かったのに・・・(-_-;)
あっ!
その前に、我が胸に手をあてて考えても何一つ悪いことはしてませんよ。👈嘘つけ!
はい!
正直に言えば、ちょっとはしてますけどね・・・
しっかし、昨日の天気は何だったのよ!

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餌を求めて雨降る山へ・・・

2022年05月27日 | 昆虫・植物
日付が変わって昨日のことですが・・・
虫に与える餌を確保するために熊本と大分の県境にある山まで出かけてきました。
その時間はお昼の12時30分。
まぁ、ちょいとスタートが遅かったのですが、雨も降ってないし何とかなるだろうと車を走らせると・・・


家を出て直ぐに大粒の雨が落ち始めた。
へっ!?
この俺が何か悪いことでもしたってかぁ?
いや、そんな事よりも・・・
こんな雨が降る中でお爺さんは山へシバ刈りですかぁ?
でも、幼虫に与える餌は、そこまで行かないと無いし・・・
現場に到着するまでにこ、この雨は止んでくれるか小降りになってくれるでしょ!


なーんて呑気なことを考えていたんだけど、結果は何ら変わらなかった。
と、いうか・・・
逆に激しさを増した。
はぁ~
ダメじゃん!


けど、山道を車で流しながら良さそうに葉っぱを確認し、ずぶ濡れになる前に餌を確保すれば何ととかなる。
そんな事を考えていたら・・・
結局は、びしょ濡れのネズミと化した。
いやぁ、5月も末とは言っても山の気温は低し、マジで風邪を引いちゃいますよ!


そんなこんなで得るものを得たら、早々に下山を始めたのですが・・・
こんなんじゃ、虫に扱き使われているのと同じですよ。
おまけに暗い林道にはガスがでてきて怪しい感じ。
早く下界に下りないとヤバそう・・・


と、いう事で昨日は虫のエサ取りで往復110㎞の距離を走破し、その燃費は1ℓあたり23.9㌔。
このガソリンが高騰する中では燃費の良いハイブリット車じゃなければ本当にシャレになりませんよね。
ただ、どんなに燃費の良い車であろうと、我が身が被る疲れだけは変わらない。

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水面で咲くサガリバナ

2022年05月25日 | 昆虫・植物

日没に咲き夜明けとともに散る、一夜限りのサガリバナ。
散ってもなお、その時を惜しむかのように今も水面で咲いていた。
流れ流れて、その行く先は…
なーんて語ると夢もあるけど、そこは水盆。
だから南の島で咲いたサガリバナとは違って、この花は何処へも行けません!


そして、話は変わって今朝の福岡県南部は晴れ。

昨日に続き今日も暑くなりそうです。

燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲
※CHAGE&ASKA 『ひとり咲き』より

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ブル・コンテナ ジャンボ角400に着手

2022年05月24日 | 魚(海・淡水)
今日の福岡県南部は暑かったぁ・・・
それが証拠にお隣の久留米市では全国トップの33℃を記録。
ならば、ここ筑後南部はどうなのよ?
( ..)φ ほーほー、( ..)φ なるほど・・・
30℃を超えなくても最高気温は29.5℃。
暑いはずですよ。
しかし、やることだけはやらねばならない。


そこで、先日にもUPしたブル・コンテナ ジャンボ角400に手をつけた。
先ずは脱走防止の蓋を取り付けるのですが、ポリカーボネートの板を木枠で挟んで固定する。
ただ、この時にポリカボネートの下に防水ゴムを入れてボルトとナットを使ってコンテナに固定し、内部で跳ねた水が外へ漏れ出ることを防ぐ加工を施しました。
そして・・・
前半分は木枠にステンレスのネットを張り込み丁番で固定するのですが、材料の手配が間に合わず今日はこれにて終了。
が!


出来ることは他にもある。
それは配管です。
ゴムのバッキンを挟んで塩化ビニール製のパイプの取り付ける。
そして、この配管の取り付けも終えたところで、そこから先の外部濾過槽の取り付けも無事に終えることができました。
上手くすれば明日には稼働できるまでになるかなぁ?
もし、そこまで終えることができれば、次はカメの大型飼育容器に着手できるんだけど・・・・
兎にも角にも一つ終われば、また一つと爺ちゃんの仕事は増える事はあっても減ることはない。

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ルリモンジャノメの交配について・・・

2022年05月24日 | 昆虫・植物
このブログへお越し頂いているいる皆さんへ。
何時もクリックボタンをポチっていただき本当にありがとうございます。
そして・・・
これからも錯乱坊(爺ちゃん)のブログを宜しくお願い致します。

さて、ここからが本題です。


昨年から西表島で発生を繰り返している台湾亜種のルリモンジャノメ(Elymnias hypermnestra hainana)ですが、母蝶からの採卵はなされているものの交配から採卵までのプロセスに関する記事はと言うと・・・・ 
はい、ほとんど見かけませんね。
そこで、今年の3月上旬に野外個体から得た卵を飼育し、それらから得られた個体を交配させて有精卵を得ることができたことで何となくですが交配のコツをつかむことができました。
そして、その方法が確実であるかと言うと、そうとも言いきれませんが何かしらの形で累代にトライされる皆さんのヒントになればと記し置くことにしました。


数日経過した♂の中に羽化した♀を吹き流しに入れ交配を試みるも、♂は積極的に♀にアタックするものの全く交尾を受け入れないまま日数だけが過ぎていく。
これって♂が入った吹き流しに♀の蛹を入れて羽化してきたところで交尾をさせるというウラゴの方法での交尾なのか?と疑ったが、投入したルリモンの♀が余りにも不活発なところに着目した。
そう、ジャノメの類はチョン・チョンとコミカルに動きながら前へと進む。
これを自身ではジャノメスキップと言っているのだが・・・
そのジャノメスキップの行動が羽化後数日が経過したルリモンの♀には見られない。
ところが!
野外で得たルリモンは普通にジャノメスキップをする。
そうなると・・・
ルリモンの♂は成熟が早いものの、♀の方は交尾を受け入れるまでの期間が極端に長いのではないかと予想してみた。
すると羽化から1週間から10日が経過したところでルリモンの♀がジャノメスキップを始めたので、ここに少し遅れて羽化した♂を投入すると午後の遅い時間になって交尾を受け入れた。
また、ここで少し加執すると雌雄を入れたまま成熟するのを待つと無用なアタックで♂は弱り、♀が成熟して交尾の受け入れが可能になった時には使い物にならない。
そこで♀の交尾受け入れが整うまでは雌雄ともに大型の吹き流しで隔離管理が良いと思う。
ちなみに待機と交配に使用した吹き流しは38㎝φでH60㎝の一般的な大型の吹き流しを使用した。
そして交尾の時間は思うほど長くはない。
で、交尾の後は採卵となるのですが・・・
ここ九州本土であってもクバ(ビロウ)やクロツグヤシの入手は難しい。
そこで園芸店で取り扱いがあるアレカヤシがあるが、このアレカヤシは余り好まないようで産卵はするものの本土で入手できるワジュロなどに比べると産みが悪いように感じられた。


そんなこんなで、👆ここに写るものが累代できた幼虫ですが、これを極めることでド完品のルリモンジャノメで箱いっぱいなんてことも決して夢ではない。

それでは皆さん、ごきげんよう!

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滞りなく進行中

2022年05月24日 | 昆虫・植物
梅雨だ!雨だ!仕切り直しだ!と嘆いていても、島に滞在中は強制採卵など取り敢えずやれることだけはやっていた。
が!
その中でシロオビヒカゲだけは1卵も産卵しない。


まぁ、外は陽射しもなく気温も低かったので、そも一つの要因かもしれないが羽化したばかりメスだったので未交尾の可能性もある。
そこで良さそうなオスを採ってきて吹き流しで同居させ数日間様子見し、自宅へ帰ってからは温室内で暫く放し飼い。
その甲斐あってかシロオビのオスがアタックするとジャノメスキップを始めたことから、これはイケるんじゃないの?と、その数日後から鉢植えのネザサを入れて採卵を試みた。


すると・・・
日中は殆ど飛ばない成虫が陽が西へと傾き、照度が落ちていくと共にネザサの周囲を活発に飛び回り産卵を始めるようになりました。
それも複数のメスがネザサの周囲を飛び交い、人が横で見ていてもお構いなしに産卵を繰り返しています。


そして、その卵は今のところ萎んていないし、母チョウの産卵ぺースにムラが見られないことから有精卵の可能性は高いと思いますが・・・
孵化した幼虫の姿を確認できてないだけに諸手を挙げては喜べない。
ただ、今回は4頭のメスを用いているし、採集時に全てのメスが未交尾だったとしても後に投入したオスと1頭くらいは交尾してくれている・・・ かもしれない。
と言うか・・・
そうであってくれたらありがたい。

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青い空に誘われて・・・

2022年05月23日 | 放浪雑記

いやぁ・・・
先月から滞在していた八重山の島々は月が変わると同時に梅雨入りをし、それからは毎日のように雨続き。
と、言うか・・・
梅雨の真っ只中だもんね。
だから、仕切り直しで梅雨入りをしていない福岡に戻ってたのですが、帰ってからの忙しさに振り回されて暫くはお出かけは出来なかった
が!
昨日は朝から良く晴れて、お出かけ日和。
そこで九州縦貫自動車道を使って熊本の天草方面へと出かけることにしました。


しかーし!
御船ICで降りるところが、気付けばICを通過してた。
チコちゃんじゃないけど・・・
ボーっと生きてんじゃねーよ!
けど気づいたのが早かったおかげで、次の松橋ICで下車し元のルートへ直ぐに復帰でき新一号橋である『天城橋』まて到達できた。
後は目的地である熊本県上天草市の姫戸町までは後わずか・・・


そして、そこからの帰りに考えた。
せっかく海に浮かぶ天草の地まで来たのだから・・・ 
やっぱ美味しい海の幸を頂いて帰りたい。


でも、海の幸と言っても具体的に何を頂きましょうか?
ん・・・・
車エビ?
それともブリやハマチ?
いや、いや・・・
ここは、やっぱり鯛でしょう?
ん!
そうだ、鯛だ!


と、いう事で!
天城橋を降りて直ぐの宇城市三角町にある海鮮・和食レストランの『浜ん小浦』で天草店限定の“みやび御膳”をオーダーし・・・


そこからの景色を眺めながら食事をとりました。
陽は西に傾いた頃とはいえ、そこにはキラキラと輝く海に青い空。
こんな、ゆっくりとした時間の中で最後に食事をとったのは何時のことだったかなぁ?
時とて人は、こんな時間も必要なのかもしれませんね。
なーんて事を言ってるけれど・・・・
一夜明けた今日は憂鬱な定期健診日。

こっ・・・

これが、現実だぁ!

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