福岡から南西へ1.500キロ離れた南の島(石垣島)で5日間の滞在。
が、しかし!
1日/目は遅延に遅延が重なり到着したのは帳が降りる頃… こんな時間から何をするの?ってね。
そして接近する台風を考慮して島から帰っ昨日は朝の7時から空港で便変更の手続きやらで、成すべきことも全てキャンセル。
以前にNHK教育でノッポさんとゴン太君のコンビで放送されていた番組じゃないけれど、そんな3日間で何ができるってかぁ?
でっきるかな~?
でっきるかな~?
さてさてホホー
なーんて感じでトライしたのが島内で得た幾つかの母蝶を使った強制採卵。
先ずは手始めにルリモンジャノメ。
まだ、やんのかぁ!
みたいに思われるかもしれませんが自宅で採卵中の卵で追加が無かった場合を想定して島内採卵。
もちろん、その3日後には母蝶も同伴で福岡へ…
で、続いてはシロオビアゲハのⅡ型を使っての強制採卵。
島内にいた虫友が、この2型のメスを採ったら回して欲しいと頼まれていたものだから捕獲した2♀を渡して終わるはずだっんだけど…
島のオヤジ殿から2型のメスを1頭頂いたものだからシークワァサーを使って強制採卵し30卵程を得た。
と、言うか30卵もあれば十分な数ですからね。
そんな訳で採卵後の母蝶は元気なうちに台風が接近している島内の空へと放してあげました。
あっそうそう…
シロオビ2型のメス2頭と島で強制採卵したツマムラサキマダラの卵だけど『
お返しするものが無くてすみません…』なーんて言ったけど後で高額の請求書を送付するから大丈夫ですよ。ww
冗談だよ!
そして、もう一つ…
これは24日に得たクロアゲハのメス。
給餌中の画像だけど、こんな斑紋を見せれた日には欲ってものが出ちゃうでしょ!ってねぇ。
だから早々に強制採卵のセットを組んでみた。
その結果、2日間の強制採卵で40卵以上を得たものだから、このお嬢さんもシロオビと同様に広い空へと放してあげました…… そして。
👆こちらは採卵したタイワンシロチョウの幼虫と卵。
タイワンシロなんておったんかい!って…
いたよ!
ただ、その中にツマベニのド初齢幼虫が紛れている時があるので、そんな時は後が大変なんだなぁ。
でもぉ、小さくて独特の形をしたタイワンシロチョウの卵は確認できているので場合によっては餌の確保に奔走させられるかもしれない。👈
自業自得だよ!
そんでもって…
最後のトドメが👆このウスアオオナガウラナミシジミ。
まぁ、長ったらしい名前なんだけど、こいつは先のタイワンシロチョウと同様に何時も見られるというチョウじゃない。
だって日本のチョウじゃないんだもん!
そんなチョウが滞在していた石垣時へと飛来して、今年は多くの個体が観察できた。
だ… か… ら…
そのメスを使ってタイワンクズの花穂へ産卵させているのですが、上手くいくか否かは今のところは全く分からない。
おまけに花穂には卵を泡に包んで産卵するルリウラナミシジミの卵も散見されるので、終齢幼虫で確認するか羽化してくるまでウスアオかどうかは分からない。
けどぉ…
やってみるだけの価値はあるかなぁ?ってね。
そんなこんなで、ここ3日でトライした結果と言うか…
福岡へと帰った現在も進行している採卵の状況報告です。