今年の忘れ物第二弾。
今年知った、左利きの子に優しい――左手で書きやすそうな、幼児向けのひらがな練習の本をいくつか紹介しましょう。
従来紹介してきたものは、
『ひらがなれんしゅうちょう』小野村 哲 (著), 特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所 (編集), 平石 哲 (イラスト)
ぐらいでした。
*参照:『お茶でっせ』2013.10.29
左手書き(左利き)に適した『ひらがなれんしゅうちょう』
左利きの子の場合、「左手で書きやすいかどうか」がいちばんの課題です。
(画像:練習ページ―Amazonより)
最近の文字練習帳には、一応、伝統的な縦書きの体裁になってはいても、肝心の練習部分では、右手で書きやすいように、
左上側にお手本の字、練習スペースは左から順に
「なぞる」マス目 →「けい線付き」マス目 →「白紙」マス目
となっているものが増えています。
右利き右手書きの場合は、これならお手本を見ながらなぞり書きし、次に先に書いたものを見ながらけい線付きのマス目、白紙のマス目と書くことができ、流れに沿って練習できるので非常に便利です。
逆に言いますと、左利き左手書きの場合、こういうものを利用しますと、ペンを持つ手でお手本が隠れたり、先に書いた字が隠れたりで、続けて練習していても、一回一回の勝負になり、上達しづらいものになります。
(私が「伝統的」にこだわる理由は、「伝統」の名のもとに、「左使い」を否定する人たちがいたからです。
たとえば「日本の伝統では、字は右手で書くもの、箸は右手で使うものです」といった考え方です。
そういう人たちは、最近の上のような右手書き対応の練習帳を否定してくれるのでしょうか?)
そこで、左利きのお子さんのための練習ドリルとしては、左手書きにふさわしい筆記順を採用しているものを探す必要があります。
下に紹介します商品は、どれもネットで確認しただけですので、全ページの内容まではわかりませんが、大体のところは使えそうです。
(1)『特別限定版 3~4歳 はじめてのひらがな (特典つき) (学研の幼児ワーク)』 学研プラス (2019/3/12)
◆セット内容◆
【1】『3~4歳 かいてけせる ひらがな 新装版』1冊
【2】特製ホワイトボードマーカー(3本)
【3】ひらがなおけいこプリント(4ページ)
【4】はじめてのお手紙シート(2種)
ホワイトボードのような練習帳で繰り返し練習できるというのがいちばんの売りでしょう。
(2)『6歳 くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう 学研の頭脳開発』学研プラス (2014/3/25)
《ていねいなポイント説明と「よくない例」がある》
という点と、
《最初のページでしっかり練習→次のページで練習成果チェックという2段階ステップ》
というところが売りでしょうか。
レヴューに
・・・
どちらの本も学研のもので、練習ページの画像に、右から順に
「白紙」マス目 ←「けい線付き」マス目←「なぞる」マス目
となっているものがあり、
この点、伝統的な右から左への縦書きで構成されていて、左手書きにふさわしいものになっています。
(1)
(2)
(画像:表紙、練習ページ―Amazonより)
(3)『ユーキャンの正しくきれいに! かきかたれんしゅうちょう【ひらがな・カタカナ・すうじ】』和田 康子 (著) U-CAN (2014/7/18)
「ひらがな」「カタカナ」は1ページで1字
◆手書き文字のお手本だから、きれいな字形がわかりやすい!
◆1枚ずつはがしても使えて、書きやすく練習しやすい!
◆ていねいに書く練習を重視した、3ステップのオリジナルフォーマット!
というところが売りでしょうか。
「練習しやすい工夫がいっぱい! 」の「(3)手で隠れない位置に書き順を表示」とあります。
お手本や書き順の表示は上側にあり、右から順に一画目から左へ進んでいます。
「四画目」←「三画目」←「二画目」←「一画目」
これなら、左手書きにもちょうどよいものになります。
(画像:表紙、練習ページ―Amazonより)
*参照:【大人のための左利き・左手書きペン字練習帳】
岡田崇花『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』ブティック社・ブティックムック
*参照:
2018.11.26
岡田崇花先生リベンジなる!『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』を買う 2018.10.24
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』10月18日発売
『お茶でっせ』
『新生活』
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左手で字を書く左利きに優しい伝統的!縦書き幼児向けひらがな練習本
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今年知った、左利きの子に優しい――左手で書きやすそうな、幼児向けのひらがな練習の本をいくつか紹介しましょう。
従来紹介してきたものは、
『ひらがなれんしゅうちょう』小野村 哲 (著), 特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所 (編集), 平石 哲 (イラスト)
ぐらいでした。
*参照:『お茶でっせ』2013.10.29
左手書き(左利き)に適した『ひらがなれんしゅうちょう』
《日本語の伝統通りの右縦書きで展開されていますので、左手書きのハンディキャップがありません。/文字の構造や書き方の説明、練習の進め方など内容的に優れていても、肝心かなめのこのポイントが押さえられていなければ、左手書き(左利き)用としては不向きな練習帳となり、文字の練習になりません。》と、書いていますように、
左利きの子の場合、「左手で書きやすいかどうか」がいちばんの課題です。
(画像:練習ページ―Amazonより)
最近の文字練習帳には、一応、伝統的な縦書きの体裁になってはいても、肝心の練習部分では、右手で書きやすいように、
左上側にお手本の字、練習スペースは左から順に
「なぞる」マス目 →「けい線付き」マス目 →「白紙」マス目
となっているものが増えています。
右利き右手書きの場合は、これならお手本を見ながらなぞり書きし、次に先に書いたものを見ながらけい線付きのマス目、白紙のマス目と書くことができ、流れに沿って練習できるので非常に便利です。
逆に言いますと、左利き左手書きの場合、こういうものを利用しますと、ペンを持つ手でお手本が隠れたり、先に書いた字が隠れたりで、続けて練習していても、一回一回の勝負になり、上達しづらいものになります。
(私が「伝統的」にこだわる理由は、「伝統」の名のもとに、「左使い」を否定する人たちがいたからです。
たとえば「日本の伝統では、字は右手で書くもの、箸は右手で使うものです」といった考え方です。
そういう人たちは、最近の上のような右手書き対応の練習帳を否定してくれるのでしょうか?)
そこで、左利きのお子さんのための練習ドリルとしては、左手書きにふさわしい筆記順を採用しているものを探す必要があります。
下に紹介します商品は、どれもネットで確認しただけですので、全ページの内容まではわかりませんが、大体のところは使えそうです。
(1)『特別限定版 3~4歳 はじめてのひらがな (特典つき) (学研の幼児ワーク)』 学研プラス (2019/3/12)
◆セット内容◆
【1】『3~4歳 かいてけせる ひらがな 新装版』1冊
【2】特製ホワイトボードマーカー(3本)
【3】ひらがなおけいこプリント(4ページ)
【4】はじめてのお手紙シート(2種)
ホワイトボードのような練習帳で繰り返し練習できるというのがいちばんの売りでしょう。
(2)『6歳 くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう 学研の頭脳開発』学研プラス (2014/3/25)
《ていねいなポイント説明と「よくない例」がある》
という点と、
《最初のページでしっかり練習→次のページで練習成果チェックという2段階ステップ》
というところが売りでしょうか。
レヴューに
《一年生の左利きの娘に購入しました[..]やり始めてから字がグングン上達していきました。》とあります。
・・・
どちらの本も学研のもので、練習ページの画像に、右から順に
「白紙」マス目 ←「けい線付き」マス目←「なぞる」マス目
となっているものがあり、
この点、伝統的な右から左への縦書きで構成されていて、左手書きにふさわしいものになっています。
(1)
(2)
(画像:表紙、練習ページ―Amazonより)
(3)『ユーキャンの正しくきれいに! かきかたれんしゅうちょう【ひらがな・カタカナ・すうじ】』和田 康子 (著) U-CAN (2014/7/18)
「ひらがな」「カタカナ」は1ページで1字
◆手書き文字のお手本だから、きれいな字形がわかりやすい!
◆1枚ずつはがしても使えて、書きやすく練習しやすい!
◆ていねいに書く練習を重視した、3ステップのオリジナルフォーマット!
というところが売りでしょうか。
「練習しやすい工夫がいっぱい! 」の「(3)手で隠れない位置に書き順を表示」とあります。
お手本や書き順の表示は上側にあり、右から順に一画目から左へ進んでいます。
「四画目」←「三画目」←「二画目」←「一画目」
これなら、左手書きにもちょうどよいものになります。
(画像:表紙、練習ページ―Amazonより)
*参照:【大人のための左利き・左手書きペン字練習帳】
岡田崇花『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』ブティック社・ブティックムック
*参照:
2018.11.26
岡田崇花先生リベンジなる!『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』を買う 2018.10.24
『左利き専用 綺麗な字が書けるペン字ドリル』10月18日発売
『お茶でっせ』
『新生活』
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左手で字を書く左利きに優しい伝統的!縦書き幼児向けひらがな練習本
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