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左利きに数学系天才多い傾向

2012-09-10 | 左利き
左利きに数学系の天才が多い傾向がある、というのです。

『ホンマでっか!?TV』でお馴染みの脳科学者・澤口俊之氏の話が紹介されています。

こちら↓
「ダ・ヴィンチなど左利きには数学系天才多い」と脳科学者 - 速報:@niftyニュース.

昔から、数学が得意な人に、左利きが多いという話をよく聞きます。
ある数学研究者のグループでは、4人に3人ぐらいの割合で左利きだったとか。

また、私の左利き仲間の先輩(あの箱崎総一先生の主宰された「左利き友の会」の会員でもあったという)GAUSSさんも、ブログ「PAUCA SED MATURA寡少なれど円熟なり」を見ればおわかりのように、数学愛好家です。
ご本人は謙遜して「数学が得意だ」とはおっしゃいませんが、私とは思考のパターンそのもの(少なくとも志向性は)が違うのは明確で、尊敬に値する人物です。


脳に関してはまだまだ分からないことばかりで、実際の脳の活動、特に“人間的”な行動をコントロールするといわれる大脳の活動はまだまだ未解明です。

なかでも「利き(手)」との関連は、十分な研究がなされていない、と言っていいでしょう。


大脳半球の機能分化のシステム等は、本当に言われている通りなのかどうか、不確かなようです。

一般に言われていることは、あくまでも個別に働くときの性質であって、統合された大脳として機能するときはどうなのかは、かなりあやしいようです。

(参考:『脳科学の教科書 神経編』理化学研究所脳科学総合研究センター/編 岩波ジュニア新書 2011/4/21)


まあ、実際にはどのようであれ、左利きが右利きとは脳神経系に置いて異なる面がある、というのは事実のようです。

ただしそれが一般レベルの人間にとってどう影響するかというのは、また別物でしょうね。

「1」に「1」を掛けても「1」ですし、「10」に「1」を掛けても「10」のままです。
決して倍にはなりません。

「傾向」は所詮「傾向」であって、個別な現実を変えるものではないのです。

このニュースを聞いて喜ぶのもよし、悲しむのもよしでしょう。

*「ホンマでっか!?TV」の左利き関連『お茶でっせ』記事:
2012.03.22 ホンマでっか!?TV 左利きの寿命:おおたわ史絵氏「有意差がない」発言のトリック

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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「左利きに数学系天才多い傾向」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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