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私はれいわ新撰組は、安倍政権と必死に対峙してきた山本太郎さんの真摯な姿勢や、今まで投票に行かなかった若者などが大勢選挙に行った斬新さは素晴らしいと思います。
ただれいわ新撰組の政策に関しては、左派ポピュリズムともされるイタリア5つ星運動にも共通しますが、消費税をやめてとにかく国債を膨大にすって、貧しい人達に経済的な利益を分配するという内容です。
困った人の救済は必要なことですし、本当にその財源として所得税など富裕層からも税金を取れればいいですが、現実的には難しいならそれは国家財政や経済をますます危なくして、また自分から公を支え作っていく主体的市民意識より、何かしてもらう受益者市民意識を助長するかと思います。
私は極端に言えば「アメをあげるから、うちに投票してよ。」よりも、今の国の1000兆円の借金による自治体の財政難、少子高齢化、日本の実態経済の低迷、温暖化などのリアルな情報を市民ともっと共有する必要があると思います。
そういう中で各自が主体的市民になり政策が(財政的にも)「何ができて、何を諦めるのか。」「行政ができないなら、市民がどうそれを支えていくか。」という様な議論による、タウンミーティングの様な草の根の民主主義の再生が必要と思います。
そうすればプラマイあるポピュリズム政党の躍進を改善して、できはしないだろうアメを約束して選挙で勝つ戦術を改めて、真っ当にやった者が馬鹿を見るみたいなあり方の現状から、本当に必要と考える政策が選挙で勝てる様な健全な民主主義に近づけるかと思います。