千一夜第2章第303夜 魚の名前?の由来あれこれ14

2011-02-03 21:46:29 | 魚名の由来

2011.2.3(木)節分

昨夜は会議の後呑み会となった。3次会まで行って終電となったが、コートを忘れて行ったので帰りの電車の中はすこぶる寒かった。今朝から咳は出るは、二日酔いで頭は痛いはで、1時間ほど2度寝を決め込んだ。この1時間は至福の時だった。頭痛薬で頭の痛みは取れたが、身体は1日中だるかった。ちょっと風邪をひいたかも知れない。

今日は私の新任地である周東玖珂の事務所に大先輩I氏が来られた。事務所の応接室に飾ってある写真のパネルが古くなっていたので、新しいものと取り替えていただいた。勿論、氏の作品の一つであるが、今回のパネルは嘗て東京の上野美術館に1週間展示してあったという優れもの。何とか言う展覧会で賞を取った作品である。前の作品は全体的に紫色をしていたのだが、今回の作品はオレンジ色である。私のリクエストは、もっと明るい色のものにしてというものだったので丁度良い。Iさん、ありがとうございました。尤も『貸すだけじゃからやるんじゃないぞ』と釘を刺された。

今夜は魚の名前?の由来について順不同に記してみます。大まかな分類なので一般的な呼び名について記載しますが、この由来や呼ばれ方以外にも沢山のものがあると思いますが、最も代表的なものを第14弾として挙げておきます(今後、第20弾くらいまで予定)。

《カラスミ》
カラスミはボラなどの卵巣を塩漬けにし、乾燥させた高級珍味。
細長く平たい形が中国の墨石「唐墨」に似ていることから「カラスミ」という名前がついた。長崎の代官が豊臣秀吉にカラスミを献上した際、その名を聞かれとっさに中国の墨石を連想して「唐墨でございます」と答えたことから「カラスミ」の名が付いた。

《シャチ》
釣竿で釣れないような大きな魚は「虎のような顔だった」「背中にトゲがあった」などと、噂が噂を呼び想像が膨らんで怪魚伝説が生まれる。「鯱」もその一つで「虎のようにたけだけしい魚」、「背中にはトゲ(背びれ)がある」という訳。
想像上の怪獣「シャチホコ」のこともいう。伝説の怪魚が逆立ちした形の屋根飾りが鯱瓦(しゃちほこがわら)、頭は龍のようで背中にギザギザのトゲがあり、主に城郭建築(名古屋城)に使われる。
「鯱張る(しゃちほこばる)」とは、シャチホコが金や銅、石でできて硬いため緊張して硬くなることをいう。

《ハララゴ》
一般的には「ハラコ」という。子供という意味があり、魚の産卵前の卵のかたまり、つまり「腹子」のこと。いわゆる筋子の類で、卵のかたまりそのものを塩漬けにした食品も同じように呼ばれる。
スジコ=サケの未成熟卵を卵巣膜をつけたまま塩漬けにしたもの。鈴生りになった様子を表す「鈴子」から転訛したもの。
イクラ=ロシア語で魚の卵を指す。日本ではサケの成熟卵を卵巣から一粒ずつ分けて塩漬けしたものを呼ぶ。
マスコ=マスの卵。見た目はイクラそっくりなのでイクラと称して売られることもある。
カイトウゲ=タコの卵。2~3ミリほどの大きさで連なっており、藤の花のように見えるため「海藤花(かいとうげ)」と呼ばれる。
カニの卵=未成熟卵を「内子」、成熟卵を「外子」「ひり子」という。

【2月3日過去の釣行記録】
・2001年第2埠頭、午前中、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港波止場、06:40~12:50、大潮、釣果=カレイ7・アイナメ2・クジメ1・タナゴ1
・2008年今津川河口(岩国)、06:30~09:00、中潮、釣果=ボウズ
・2008年水尻南海岸(由宇)、11:00~15:00、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・1993年新日鉄波止場、03:00~17:00、中潮、釣果=アイナメ1・キス1・アナゴ12
・2007年大島大原、21:30~23:00、大潮、釣果=メバル20

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