第872夜 釣行記憶2:大畠石鯛釣り

2009-04-09 22:11:13 | 釣行回顧録

2009.4.9(木)



私の釣行記録に留めていない釣行記憶第2談を、記憶を辿って書き記しておく。

今夜は14~5年くらい前の釣行で、大島大橋下周辺での石鯛釣りを記しておこう。

大島大橋というのは山口県の大島郡屋代島と柳井市大畠を結ぶ大橋(国道437号線)である。大畠港からは10分程度で着く。この橋の下は真鯛釣りが有名である。全国から多くのアングラーたちがやって来て、大物の真鯛を良く揚げている。

私の知り合いの女性のお兄さんが、大畠で遊魚をやっているということをたまたま知り、彼女を通じて早速申し込んだ。狙いは石鯛釣りである。この石鯛釣りは非常に難しいらしく、ボウズで帰ることの方が多いかも知れないとのことだった。真鯛釣りも魅力的だが、そうと聞いては挑戦しない訳にはいかない。是非試してみようということになった。

この時は、宇部市の釣友2人も駆けつけて来て、計5人での釣行と相成った。朝が早いので我が家に前泊となったが、これがまた遅くまではしゃぐことになり、結局は睡眠不足となる。

寝ぼけ眼で早朝に大畠港に着き、早速出港である。天気晴朗で凪ぎだったと思う。船長はとても無口な人だったが、釣りを開始する前に丁寧なレクチャーを受けた覚えがある。しかし、釣果は5人全員ボウズだった。

この時の釣行での確かな記憶が2つある。

1つ目は、大橋のコンクリートの橋桁の脇で、セト貝の剥き身を刺し餌にして石鯛のアタリを待っていると、3mくらい離れた向かいの遊魚船の釣り客が、80cm級の真鯛を揚げた。それは見事な鯛で、鯛を向って頭の方から見ても20cm弱の厚みがあったように思う。これを見せられて、かなり戦意喪失したのを覚えている。やっぱり真鯛釣りが正解だったかと。

2つ目は、余りにも釣れないので、途中でハマチ釣りに切り替えた私に巨大なハマチがヒットした。ところが、船の傍まで寄せて取り込もうとした瞬間に切られて逃がしたことである。ハマチの元気が良過ぎて、船体の脇でも暴れまくり右へ左に走られている内に切られてしまった。内心、タモを持っていた者を恨んだものである。

石鯛釣りは、この時が最初で最後である。釣るのが難しいというよりも、アタリが全く無かったので結局何をしたのか解らない内に終わってしまったような感じだった。その後、釣友たちも2度と石鯛釣りのことは話題に上らせなかった。

【4月9日過去の釣行記録】
・1997年大分県佐賀関、07:00~16:00、関アジ、関サバ大漁
・2005年下松市新川港防波堤、14:15~17:45、大潮、釣果=メゴチ1
・2006年周南市大島大原、17:10~19:00、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・2006年下松市第1埠頭東側港寄、19:00~、中潮、釣果=メバル7
・2006年下松市笠戸本浦港、1日中、中潮、釣果=カレイ13・キス3・ナマコ2・アサリ10(潮干狩り)
・2006年下松市笠戸深浦、中潮、夕方、釣果=27cm級アジ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (シニアiwami)
2009-04-10 11:10:21
石鯛釣りというのはそんなに難しいのですか?
でも難しいと言われると挑戦してみたくなりますね!
返信する
Unknown (lennon)
2009-04-10 21:33:24
多分、魚が居なかったんだと思います。

居れば釣れていたと思いますよ。

でも、悔しい釣行の一つに数えられます。
返信する

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