ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

車のライトは何色?

2005年11月26日 | シェフのコラム
フランスの家庭では蛍光灯の明かりはめったに使われていません

白熱電球が主流なのですが

これがまた真空の技術が悪いのかよく球がきれるのです

その為いつも予備に2,3個よけいに買っておきます

街中を通っても暖色の明かりが道を照らし

セーヌ川を行き来するバトームーシュの明かりも

オレンジ色 エッフェル塔の明かりにも

そして車のライトもオレンジ色の暖色

今ではハロゲンの白色を装着した車が

街中を走り回っていると思いますが

サントロペで一緒だったオリヴィエがハロゲンライトを付けた

対向車に ”マブシーナー! ”

「モウスグ アノ クルマノヨウニ ハロゲンライトヲ ツケタ クルマダケニ ナルンダ」と言っていたことを思い出します

ヨーロッパには電球の暖かい色が石造りの街並みや

広大な畑の景色にマッチする気がします

マッチでともしたロウソクの明かりも心和みますよねー

じゃがいも

2005年11月26日 | シェフのコラム
じゃがいも ポテト 

フランス語で言うとポム ド テール

ポムは林檎 ドは何々 の  テールは土

土の中の林檎という意味です

たいがいの方が好きなポピュラーな野菜

写真のポテトはメークィンという種類でフランスで使っているのは

このタイプが使われています

最近ではスーパーにも並んでおります

日本では男爵芋が一般につかわれていますが

男爵芋はやコロッケ肉じゃがなど”和”系統の料理には

その美味しさが引き立ちます


メークィンは”洋”の料理にはぴったり

ポテト料理にはいろいろありますが

みんな大好きポテトフライは

棒状のポテトを下茹でしてから揚げるやり方と

150度ぐらいの油で一度ポテトに火を通し
180度の油で二度揚げするやり方がありますこの揚げ方が

フレンチフライと呼ばれるポテトフライなのです

味もフレンチフライはコクがあってほっくりとした

歯ざわりが美味しいのです 是非 お試しあれ!

フランスのビストロなどでステック フリットと言うメニューがありますが

これは牛肉のステーキに山盛りのポテトフライが乗った料理で

フランス人にとって日常の食事になっていますが

この時ポテトが少ないと文句を言われます

フランスの各家庭にこのポテトフライ専用の

調理器具があるのですが丁度ところてん突きのフランス版

筒状になったところに皮を剥いたポテトを入れ

プレスするハンドルを下ろすと碁盤の目の刃を通ったポテトが

下から出てくる仕組みで

賄いの時にも大活躍でした

それと

ポム ソテーというのがあるのですが

これも私が初めて食べた時 感激したシンプル料理!

とっても簡単

皮を剥いたポテトをサイコロ状に切って水にさらしてから

ザルで水気を切ってタオルなどに包み良く水気を取っておき

フライパンをよく熱してサラダオイルを入れ熱してからサイコロ状のポテトを

中火で炒め途中から弱火にして周りがきつね色になるまでソテーして

仕上げに塩をしてお肉料理に添えて見てください

この時もメークィン種のポテトが一番美味しくなります

どちらのポテト料理もフレンチマスタードを添えると

美味しさが引き立ちます

フランスにいた時びっくりしたポテト料理?がありますが

チキンの料理にスナック菓子のポテトチップを添えて出された事があるのですが

ただ添えるのではなく一度オーブンで温めなおしてお皿の上に盛ります

馬鹿にしていましたが

これが結構いけるのです

常温で袋に入っていますが温めることにより揚げたてみたいに

美味しくなるのです

電子レンジにちょとかけてもいつものポテトチップが

倍美味しくなるのでお勧めですが

食べすぎにはご注意ください

男爵とメークィンどちらもそれぞれの美味しさがありますよねー

そういえば昔

キング アンド クイィーンってあったよなー

あっ あれは踊る(フライのように?)所か


葡萄のコンフィチュール

2005年11月26日 | メニュー紹介
コンフィチュールは

コンフィチュールでも葡萄のコンフィチュール

それも
お砂糖をいっさい使わず

トロミをつけるペクチンは林檎を使用し

優しくゆっくり丁寧にじっくり煮込みました

一瓶の中には2房分の葡萄が入っているほど美味しさが

凝縮されています

自然な甘さ コク 風味が楽しめます

このコンフィチュールは乳製品と相性がとってもいいです

とくにフロマージュにはぴったり

カッテージチーズ ブリー キャマンベールなど

白いタイプのフロマージュにちょっと添えておしゃれに

召し上がってみてはいかがでしょう

数量限定品になります

1瓶 ¥450(税込)