Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

MDコンポが駄目になりました。

2008年06月22日 21時28分59秒 | 日記

個人的な話になりますが、好きな楽曲をMDに落として出先で聴くのが習慣になっているのですが、先日買ったまま放置していたマクロスFのサウンドトラック

「娘フロ。」

の楽曲を落とそうと早速手持ちのMDコンポにかけてみました。

ところがいくらやっても音飛びがひどく上手く録音できません。以前から音飛びの傾向があったので

「メンテが必要かな?」

と思いレンズクリーニングをかけたのですがこれでも上手くいきません。

実は今使っているMDコンポ、かれこれ5年以上も使っている代物であちこちガタがきていたのが実情でした。

愛着があるので修理に出そうとも思ったのですが、思い切って新しいものを買おうかなと考えています。

しかし、娘フロ。をMDに落とせなかったのが少し痛い状態だったりします。

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二次創作マクロスF「Mobiltelefon」

2008年06月22日 00時24分32秒 | 二次創作小説

「ねぇ、アルト」

「ん、どうかしたか?」

「あなたの携帯、見せて貰えるかしら?」

シェリル・ノームの泊まるホテルの一室。早乙女アルトはこの日も彼女の部屋を訪れていた。

揃って部屋でくつろぐ中、突然のシェリルの一言。アルトは

「ほら」

とズボンから愛用の携帯を取り出しシェリルに手渡した。

「あんまり変に弄るなよ」

「わかっているわよ」

そう言いつつアルトの青い携帯をためすながめつするシェリル。

「どうしたんだ、急に。人の携帯に興味持つなんて」

「私も携帯持とうかなって思っているの。それでね」

「そういえばシェリルって携帯持ってなかったよな」

考えてもみればシェリルとの連絡は以前はホテルの部屋にアルトから電話を掛けるぐらいで、最近では美星学園で直接会えるようになったこともあり電話でのやり取りそのものが無い状態だった。

「歌手になる前は携帯なんて持つ余裕なかったし、歌手になってからはグレイスが色々取り仕切ってくれるから持つこと無かったのよ」

「それにギャラクシーじゃ“携帯電話を持つ”って感覚が一般的じゃなかったし」

「?」

シェリルの言葉の意味が解らず困惑するアルト。

「グレイスが携帯を持っているところ見たことある、アルト?」

「いや」

そう言ってアルトは首を横に振る。

「ギャラクシーでは携帯を使うぐらいの経済力のある人なら大抵サイバネティック手術で通信装置を体に埋め込んでいるの。グレイスもサイバネティック手術を受けているから彼女の身体の一部が携帯そのものなのよ」

シェリルの言葉にマクロスギャラクシーの凄さを改めて思い知るアルト。

「でもなんだって急に自分用の携帯が欲しいなんて思ったんだ?」

「実はグレイスに

『いざというときの連絡手段を確保しておきなさい』

って注意されたのよ。ここ(フロンティア)に来てから勝手に部屋を抜け出したり色々心配を掛けることが多かったし」

「そういうことか」

「それに携帯があればフロンティアにいる限りいつでもアルトの声が聞けるから…」

シェリルのその一言に驚き、思わず彼女を見つめるアルト。シェリルのアルトの声をいつでも聞きたいという言葉は嬉しくもありまた恥ずかしくもあった。

「どうかしたの?」

「あ、いや、別に。それはそうとシェリル、どこの携帯会社にするかもう決めてあるのか?」

シェリルにつっこまれ照れ隠しに必死なアルト、とっさに話を逸らそうとする。

「それなのよ、問題は。確かフロンティアには三つ携帯会社があったのよね。ちょっと待ってて、アルト」

そう言って席を立ったシェリル。別室から数冊の冊子を抱えて戻ってきた。

「これって、携帯会社のパンフレットかい?」

「そう。携帯を持つのは初めてだし、何を基準にしたらいいのかさっぱりなのよ」

シェリルの言葉を聞きつつ目の前に置かれたマクロスフロンティアの携帯会社

  • ユーバーアルモバイル
  • ag(all galaxy)ネット
  • Sanft Kasse

のパンフレットに目を通すアルト。

各社それぞれに特徴があり、他の企業同様に移民船団という限られた市場でしのぎを削っている状態だった。

「どの会社も特徴があるし、携帯のデザインとかシェリルの好みで選んだら良いんじゃないか?」

とアルト。

「そうねぇ…。ところでアルトはどこの携帯会社なの?」

「携帯をよく見てみなよ」

そう指摘されアルトの携帯を見直すシェリル。携帯には

「Sanft Kasse」

の文字が刻まれていた。

「アルト、私どの携帯会社にするか決めたわ」

「決めたって、どこにするんだ?」

「アルトと同じところ」

「えっ!?そんな理由で決めていいのか?」

「“そんな理由”とは何よ。携帯会社選びに迷った時にアルトと同じ会社にしようと決めていたの。何か問題ある?」

その言葉を思いっきり首を横に振り否定するアルト。

「でもシェリル、確かユーバーアルのCMやっていなかったか?」

アルトの言葉通り、以前彼女はユーバーアルモバイルのCMに出演していた。

歌舞伎役者の家元に生まれ、CM等々の契約に関する話も耳にすることが多かったので諸々の契約上他社の携帯会社のユーザーになるのはまずいのではとアルトは思った。

「あ、あれ?もう半年以上も前に契約切れているから問題なしよ」

とあっさり返すシェリル。

「そうなれば決まりね。今度契約をしに行く時にアルトもつき合って貰えるかしら?」

「もちろんさ」

後日シェリルが携帯会社を訪れた際、突然の歌姫の訪問に店側が密かにパニックなったという。

携帯電話というありふれたツールもシェリルにとって大切な思い出の品となるのでした。

おわり

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あとがき:しばらく小説を書くのをお休みしていた管理人です。久しぶりのアルト×シェリル小説ですが、上手く書けたのか内心不安な状態です。

「シェリルが携帯使っているシーンって今まで無かったよなぁ」

という思いから思いついたネタなんですが、実際にシェリルが携帯を使いたがるかは書いた本人が言うのもなんですが疑問だったりします(アルトの声が聞きたいなら直接会いに行きそうなので)。

携帯会社のネーミングやらなにやらは完全なネタです。実在の携帯会社とは一切関係ございませんのでご了承下さい。

マクロスFに関しては書きたいネタがまだまだあるので頃合いを見てアップしていきたいところです。

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