Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

第20回大洗あんこう祭に行ってきました。

2016年11月15日 23時08分36秒 | イベントレポ

2016年11月13日に茨城県大洗町で開催された

第20回大洗あんこう祭

当地が舞台のアニメ「ガールズ&パンツァー」関連でメインキャストや監督さんを交えたトークショーイベントなどもあるという事で参加したのですが、今回のあんこう祭り、大変に波乱含みのイベントとなりました。

朝7時に土浦を出て水戸に8時前に到着したのですが、既に駅のコインロッカーは満杯、大洗までの切符(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線はJRと違いIC乗車券も使えない)を購入するための列が駅の外にまで続いてるなど尋常ではない状況だったのです。

荷物を預けるのを諦めて大慌てで大洗鹿島線のホームへ急行。今回土浦からの利用という事もあり

ときわ路パス(茨城県内のJRと私鉄が1日乗り放題)

があったので切符を買わずに済んだのですがそれでも乗車待ちの長蛇の列でホームが溢れかえる状況。なんとか8時1分発の大洗行きの列車に乗り込むことが出来ました。

車内はさながら都内の通勤ラッシュを思わせる大混雑でやっとの思いで大洗に到着。しかし自分はまだ良かった方で後から水戸駅での入場規制が入るなど兎にも角にも凄まじい混雑となったのでした。

駅を出てすぐにどうしても行きたい場所がありました。

大洗町役場すぐ裏手にある大洗町消防本部です。

ここに2011年の東日本大震災の時に町を襲った津波が到達したことを示すパネルがあり、そこに目を通しておきたかったのです(GoogleMapの青い点が撮影場所です)。5年前の震災が大洗町にとって大きな転機となった事を思うと「あんこう祭というおめでたい日だからこそあの日の事を忘れないようにしたい」という切なる思いがあったからでした。

その後、街中の散策を始めたのですが、Twitterで情報を収拾したところ既にトークショーが行われるマリンタワー前広場のステージにはイベント待ちの人で溢れていて行ったところでまともに見れそうにないと判明。

結果的にトークショーを諦めるという事態になりました(その後知り合いのコスプレイヤーさんにお話を伺ったところやはりあまりの混雑にトークショーや物販を断念したという方が相当数おられました)。

街中を散策する中で寄ったのが今回のあんこう祭の目玉の1つ

「あんこう祭戦車模型展示コーナー」

でした。「模型」といってもプラモデルというレベルではなくほぼ実寸大で再現された九七式中戦車「チハ」やイギリス陸軍から払い下げのフェレット装甲車など日本ではなかなかに目にすることの出来ない貴重な車両が大集合しておりました。


フェレット装甲車


九七式中戦車チハ


ダッジWCコマンドカー


1/1ヴィーゼル空挺戦闘車とスティンガーミサイル(模型です)


米軍軍用車両ハンヴィー


米軍のM3ハーフトラック


サンダース校空輸部隊のエンブレム付き


ドアにはルパン三世シリーズなどで知られる大塚康生先生の直筆サイン


自走式爆雷のゴリアテ(レプリカ)


イギリス陸軍の装備、簡易式調理器具のボイリング・ベッセル

貴重な車両の数々を拝見できたのは眼福という他になかったです。

そして大洗町の一部の道路を歩行者天国にしてガルパン痛車のコンテストも開催されていました。


一般の方が持ち寄っておられたCV33型キャリー

そして大洗町で3年前から企画展示中のガルパンキャラパネルの数々













見ているだけで楽しかったです。



他にも第二次世界大戦時の戦車の照準器の展示など面白い企画がありました。そして大洗での大きなイベントでは恒例になっているのですが、ガールズ&パンツァーとその関連作品に限りコスプレ可能という事で多数のコスプレイヤーさんがおられました。


※掲載許可頂いてます。

カメコやってる性なのか大洗町を巡るのと一緒にコスプレイヤーさんの撮影に勤しんでおりました。そして午後に入り、午後3時ぐらいまで大洗にいようかなぁと当初計画を立てていたのですが、朝の大洗鹿島線の大混雑が頭に浮かび不安がよぎりました。

鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は単線という事もあり大きなイベンでも臨時ダイヤが組みにくく、朝の混雑からして帰りも混むのが確実だったのです。下手をすると予定の時間に戻れなくなる危険があり、明日(14日)の仕事を考えると翌日フラフラの状態で出勤という事態だけは避けたくやむなく午後2時には撤収することに。

そして嫌な予感は的中でした。既に駅のホームへの入場規制が入っていて改札待ちの長蛇の列が出来始めていたのです。幸いときわ路パスのお陰で切符を買う手間がなかった分早くにならべて午後3時前の列車で水戸まで戻ることが出来ました。

聞くところによるとその後最長で1000人近い入場待ちの列が出来たという事で早めに撤収して正解でした。

水戸まで戻ったものの東京方面の普通列車まで時間があったので水戸のビックカメラでカメラ用のリチウム電池を買うことに。電車で秋葉原まで引き揚げて少しだけ寄り道をした後、新幹線で愛知まで戻ることとなりました。


ちっちゃい子同士というネタ

今回のあんこう祭ですが、過去最大の13万人の来場者と公式発表があり仰天した次第でした。昨年の劇場版公開前のあんこう祭がそれほど混んでいたイメージではなかったので正直を申せばガールズ&パンツァー劇場版の効果を侮っていたというのが実際だったりします。

「大洗にいくなら大洗でしか出来ないことをしよう」

と常に心掛けていたのですが今回は混雑もあり参加の予定を知りながらお会い出来ない方がいたり馴染みの店でゆっくりも出来ないという有様でした。

それでもあの賑やかな大洗も悪くないですし、久方ぶりに再会できた方もいたのも事実で今回の経験を次回以降の大洗遠征の教訓にしようと思った次第でした。

そしてあんこう祭に参加されたすべての皆様、大変お疲れ様でした。そして大洗町の皆様、本当にありがとうございました。

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