今日NHKBSハイビジョンにて放送された
「ハイビジョン特集 素数の魔力に囚われた人々 ~リーマン予想・天才たちの150年の闘い~」
を観てました。
1とその数以外では割り切れない正数“素数”(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B0)
とその素数にまつわる数学の未解決問題“リーマン予想”(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%88%E6%83%B3)
に関してのドキュメンタリー番組です。
先日NHKスペシャルとしても放送されたのですが、BSの方はその完全版とも言える内容でした。
素数にまつわる研究の歴史とその過程で誕生したリーマン予想(ζ(s) の自明でない零点sは、全て実部が1/2の直線上に存在する。というかなり難しい内容です)の研究の歴史を紹介する内容です。
内容的に難しい部分もありましたが、大変興味深い内容でした。
素数などというと普段の生活に全く無関係と思われるかも知れませんが先日ある本で読んだ普段の生活と素数の意外なそして極めて重要な関係がこの番組でも紹介されていました。
“極めて桁の大きな素数がインターネット通信において暗号として使われている”
というのです。
『情報通信の安全のために実は素数の謎は全て解明されているけど公開されていない』
といった趣旨の(ブラック)ジョークが紹介されたのが笑えました。
やはりNHKは良い番組を作ります。