今日放送分のゲゲゲの鬼太郎(第5期)の第7話
『燃えろ!目玉おやじ』
大変面白かったです。(先週放送分は半分寝ながら見ていた為、感想が書けない状況でした)
冒頭の花火大会の場面で目玉おやじの「花火嫌い」(原作エピソードで過去に花火にされてしまったのを引用した?)が判明。
その一方で座敷童子などの妖怪が何者かによって次々と氷漬けにされる事件が発生(今回初めて妖怪ポストに出番がありました)、情報収集の為に夜行さん(”やぎょうさん”と読みます)に助言を求めます。
夜行さんの助言もあり、犯人が「雪女」であることが判ると迎撃のために閉園後の遊園地で鬼太郎達が待ち受けます。
そこへ雪女が現れるのですが、助っ人の火炎系妖怪は既に氷漬けにされ、鬼太郎も氷漬けにされる事態に。
そこで目玉おやじは閻魔大王に『地獄の業火』を借りに行くのですが、返せなかった場合に焦熱地獄で永遠に苦しむ事になると判っても息子鬼太郎のために決意を固める目玉おやじが印象的でした。
目玉おやじのお陰で鬼太郎が復活し、ピンチの猫娘を救うのですが、ここで雪女の悲しい過去が明かされます。
雪女、姉がいてその姉が人間と愛し合い子供までもうけたのに(妖怪としての)掟を破ったと「雪入道」に処刑されたことから人間と友好的な妖怪を恨み、今回の事件を引き起こしたというのです。
鬼太郎は氷漬けにされた仲間と妖怪達を救うためにやむなく雪女を倒すのですが、彼女の流した涙が印象的でした。
しかし、雪女を倒したにも関わらず、仲間達の氷が溶けません。そこへ今回の真の敵「雪入道」が現れます。
自分が焦熱地獄に送られることが判っていても鬼太郎に地獄の業火を最後まで使うよう言いつける目玉おやじと地獄の業火を返せなかったらどうなるかを鬼太郎に一反もめん、そして鬼太郎のやりとりがぐっと来るものがありました。
最後鬼太郎が全身に炎を纏い雪入道に突撃、雪入道を倒し事件が解決します。
「人間と妖怪が仲良く暮らせる時が来ればいいのに」
そう話す猫娘に
「それを望まない奴もいる」
と語る鬼太郎。
そして最後の最後に今回の一件を裏から操っていた奴が登場します。第4話で今期初登場となったあの
『ぬらりひょん』
が姿を現したのです。今回の事件がほんの挨拶代わりだと言い放つぬらりひょん。次回は直接対決ということで、(手下に「蟹坊主」を引き連れての登場のようです)色々と楽しみな日曜午前9時だったりします。
さて今回のゲゲゲの鬼太郎をみて珍しく「こうあって欲しい今後の展開」を考えてしまいました。
1.夜行さんセミレギュラー化
過去第3期と第4期で「妖怪界の発明王」として名を馳せた彼。今回も妖怪界の情報通(自分の研究所も持っているようです)として登場しており、なおかつヘルメットや工具類入れのついた前掛けなど、今回も発明王として活躍してくれないかと願う限りです。
2.雪女の復活
今回敵ではありましたが、掟に縛られての結果引き起こした事件でもあり、また雪入道が倒された以上、再び害を為すこともあり得ないので、ちょい役でも良いので復活させられないものかと思いました。
次回は(先述の通り)ぬらりひょん&朱の盆それに蟹坊主と謎の美女登場ということで今から楽しみです。