YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

ウィンドスクリーン付けてみた

2013年06月15日 | YBR125改造

雨が止んでたのでタオバオで購入したウィンドスクリーンを我がYBR125号に付けてみた。

いきなり完成状態はこちら。

少しツアラーっぽくなったw
これでおしまいだと寂しいので取り付け方法の工夫も書いておきますよっと♪

まず、この手の汎用ウィンドスクリーンはよほど運が良くないかぎりポン付けできないと思った方がいい。
なんらかの加工や工夫をして、とにかく付けてしまえ!ってな具合だ。

まず、付属の固定金具を仮にスクリーンに付けてみたけれど、固定ボルトだけではちょっと剛性がありす
ぎて穴周辺に負担がかかってしまい、いずれは割れる可能性があると予想してひと工夫。
ホムセンでなにか良い物はないかとウロウロしたら水道用品コーナーに都合の良い部品を見つけた。

水栓ゴムパッキン・直径20mm(呼び20水栓用)5個入りパック。
全国どこでも手に入りやすいだろう。
付属のビスじゃ長さが足りなくなるのでトラスビスM5×15mmも4個購入。

固定金具とスクリーン間にパッキンをはさんで固定する。

これで少しは緩衝材として機能し、穴が割れにくくなるだろう・・・
さて、問題はYBRにそのまま簡単に付くか?

絶対に付かない。w


仮に当てて位置決めや寸法を割り出した結果、高ナットを利用すれば付きそうなので実行してみた。

俺のYBRはYBR125KG用の純正ウィンドスクリーン付ライトガードを装着してたんだけど、マヌケ
な事にスクリーンをうっかり踏んで割ってしまったからライトガードだけが残っていた。
そのライトガードにあるウィンドスクリーン固定用の部分に穴が開いているから、高ナットをそこへ取り付
けてみた。
そしてウィンドスクリーンを仮に当てて固定金具の当たり方を確認し、都合が良い向きに金具の板を
曲げる。

モンキーレンチではさんで曲げるとやりやすい。

目見当と言え、何回か高ナットに当てながら微調整する。

こんな感じで一応は取り付ける事はできた。

トラスボルトM8×15mmで高ナットに固定する。
ただし、左右二箇所しか固定されていないから風に押されて後ろへ倒れる可能性も出てきた。
さて、どうしたものか・・・
無い頭を絞って脳みそを垂らしながら思いついたのが押さえ機構。
丁度、KG用のライトガードには上部にスクリーン固定用のボルトがあるのだ。
そこへ腕を付けてウィンドスクリーンの裏側から押さえるって方法。

ホムセンの金具売り場でよく見かける汎用金具を利用する。

都合の良い長さに切り、これまた汎用のゴム底脚(クッション)を適当なビス・ナット・ワッシャで固定し、
右のような物をこしらえた。

これを実装してみると、こんな具合にスクリーンが押さえられて後ろへ倒れる事が無い。

スクリーンの角度調整は金具の曲げ具合で決定すればいい。
良い感じに決まったね。

これじゃKG以外の車体には適応できないじゃないか!って思う読者のために代替案を見つけておいた
ので参考にしてくだされ。
まず、純正ライトのレンズ部を外し、ライトステーの固定ボルト用袋ナットがあるから外す。

抜き取った固定ボルトはM8×30mm。

こいつを今度はライトケースの内側から差し込んで、外側に先ほどの高ナットをねじ込めばウィンド
スクリ
ーン固定部の完成。

ここにウィンドスクリーンを当てて固定金具を微調整しながら曲げてボルトで固定すればなんとかなる。
問題は傾き対策だけど固定ボルトをしっかり締めるか、あるいはメーターとウィンドスクリーンの間に硬め
のスポンジ緩衝材でも貼ってみるのも手だろう。
もちろん、ウィンドスクリーン付属の固定金具をワンオフで作ってもっといい固定方法を生み出すのもアリ
だ。

ちなみに中国本土ではどうやってYBRにつけてるのか?と言うとタオバオの画像を解析した結果、
おどろくべき方法で解決している。

無理やりウィンドスクリーンを曲げながらライト固定ボルトに共締め!(マジ

このウィンドスクリーンはポリカーボネイト製で曲げに強いからねw
でもちょっと無理しすぎるとやはり割れちゃうんじゃないかな?

とにかく汎用スクリーンなんかはどう取り付けるかが一番の問題だ。
そもそもこのモデルはXJR400やCB400SFみたいな180Φのライトの幅に合わせて成形されてるのだ。
YBRやEN、GN、CBF等の160Φライトにはなんらかの工夫で付ける必要があるので、ポン付け製品と
思わず材料だと思って入手して実行すると良い。

走って見た感じ、明らかにお腹~首まわりまでの風のあたり具合が減少して、手をかざしてみると
オデコ付近
から上へと風が整流されてるのが分かる。
ロングツーリングや雨天時、真冬などに疲れが減るであろう。