YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

YB125SPの暗電流

2016年10月20日 | YB125SP電装系

SP号を買ってから色々とネタを採取して貯めているけれど、
一気に公開するとネタ不足になるから小出し。
YBRシリーズで一時期話題になった、キーオフでも電気を
食う「暗電流」のネタをYB125SPでも確認しておいたのだ。
知らない人はリンク先を見てね。
魔の11年式とはなんだ?
YBRの暗電流測定方法

まず、俺のSP号(2016年製造)の電源コネクター。

矢印の黄(白)線がレクチファイヤーレギュレーターのCTR(電圧
監視・制御)線で「魔の11年式配線」と同じになっていた。
他に謎の未使用ギボシ端子メスがあるが、これはセルモーターの
スイッチを押すと電源と繋がるので今のところ用途不明だけれど、
「リレーを使ってセルを回してる間だけヘッドライトやキャブヒーター
を一時的に切る」なんて裏技的応用もできるね。

さてさて、実際に暗電流を測定してみたよ。

メインキーを抜いて完全に電源OFF状態でバッテリーのマイナス
回路にテスターを割り込ませて全体の電流を測る。
わずかながら暗電流が検出された。

たった42μAしか流れていない!

問題になっていた11年式YBRの頃の5mAと大違いだ!
約1/120も暗電流が少ない結果だった。
42μAなんてLED1素子を点灯させる事ができないくらいの低い
値だから、完全に無視して構わないレベルだよ。

11年式YBRが製造されていた頃のレギュレーターと仕様が変わったのか、
あるいは11年式の一部ロットに不良があったのか、色々想像してみた
けれど、今更どうでも良い。

電流を確認して、この程度なら無視できるのが分かったのが収穫だった。

テスターを持っていて電流の測定方法を理解し、暗電流が気になる人は
一度測っておけば車体の状態が分かるだろう。
以上、俺のYB125SP個体の暗電流でした。めでたしめでたしw