SP号を買ってから色々とネタを採取して貯めているけれど、
一気に公開するとネタ不足になるから小出し。
YBRシリーズで一時期話題になった、キーオフでも電気を
食う「暗電流」のネタをYB125SPでも確認しておいたのだ。
知らない人はリンク先を見てね。
・魔の11年式とはなんだ?
・YBRの暗電流測定方法
まず、俺のSP号(2016年製造)の電源コネクター。
矢印の黄(白)線がレクチファイヤーレギュレーターのCTR(電圧
監視・制御)線で「魔の11年式配線」と同じになっていた。
他に謎の未使用ギボシ端子メスがあるが、これはセルモーターの
スイッチを押すと電源と繋がるので今のところ用途不明だけれど、
「リレーを使ってセルを回してる間だけヘッドライトやキャブヒーター
を一時的に切る」なんて裏技的応用もできるね。
さてさて、実際に暗電流を測定してみたよ。
メインキーを抜いて完全に電源OFF状態でバッテリーのマイナス
回路にテスターを割り込ませて全体の電流を測る。
わずかながら暗電流が検出された。
たった42μAしか流れていない!
問題になっていた11年式YBRの頃の5mAと大違いだ!
約1/120も暗電流が少ない結果だった。
42μAなんてLED1素子を点灯させる事ができないくらいの低い
値だから、完全に無視して構わないレベルだよ。
11年式YBRが製造されていた頃のレギュレーターと仕様が変わったのか、
あるいは11年式の一部ロットに不良があったのか、色々想像してみた
けれど、今更どうでも良い。
電流を確認して、この程度なら無視できるのが分かったのが収穫だった。
テスターを持っていて電流の測定方法を理解し、暗電流が気になる人は
一度測っておけば車体の状態が分かるだろう。
以上、俺のYB125SP個体の暗電流でした。めでたしめでたしw