山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

高千穂峰攻略戦

2017-09-14 18:56:29 | 修行・訓練
【高千穂峰】
標高 :1,574m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:高千穂河原登山口→高千穂峰 ※ピストン
標高差 :604m(単純標高差)
距離:4.6km




高千穂ビジターセンター。
駐車料金は500円です。
その分トイレ、自販機と完全配備です。
0805スタート。






ここから本格的な登山道に。
いきなりデカいヘビがいてビックリしました。






しばらくは樹林帯を進みます。




ザレてて普通の山より足が沈み滑るので、労力は2倍以上(当社比)でした。
まさに修業・訓練となる山でしたね。


樹林帯を抜けると高千穂峰がドーンッと姿を現しました。

ここからが更なるザレ場で、急登を登るのが大変でした。



岩場となり登るのが幾分楽になりました。
ここからは大人のアスレチックじゃ!



よじ登るように高度を稼いでいきます。


徐々に高千穂峰が近づきます。


登って来た道を振り返るとコレもんですよ。
すごい高度感じゃない?
スカイダイビングみたい。


左手はこんな景色。

まだまだ岩場は続きます。

ようやく稜線にたどり着きました。


お鉢の縁を歩いて行くのですが、お鉢の中はこんな感じです。 写真じゃ伝わりませんが、吸い込まれそうになる巨大さと神秘さでした。







進行方向左手。
雲上人ですね。

馬の背と呼ばれる細い尾根区間もありましたが、強風時や濃霧時に注意がいる程度で、今回のような天候では全く問題ない感じでした。

とは言え左手も深く切り立っており、滑落したらアウトなのは間違いありません。
スマホ持って歩いてたので、スマホを落とさないか心配でした。




山頂までのルートがくっきり視認出来ます。
一度鞍部に下ってから登り返せば山頂ですね。

鞍部に下りてきました。



このラストもザレてて大変でした。




なぜか道標が20m単位とかで出てくる区間がありました。笑
道標頻発地帯です。







0915登頂です。
コースタイム1時間半って書いてあったけど、休憩なしの私の足で1時間10分かかりました。
ザレてて歩き辛い上に体力も消耗するので、
普通の人だと1時間半を超えちゃうと思います。

残念ながら山頂はガスで何にも見えませんでした。




あの有名な天逆鉾(あまのさかほこ)。
坂本龍馬が訪れた際に引き抜いてみせたって、龍馬はこんな国宝物をなんてことするんですか!笑
※調べたら現在のものはレプリカです。



簡易トイレまである素晴らしい頂上でした。
ガスガスではありますが、この高千穂峰の山頂は貸切りで堪能出来ました。

0920下山開始しました。
いつもはピストンだと帰りは写真を撮らないのですが、高千穂峰の素晴らしい景色に魅せられてしまい帰りも写真を結構撮りましたので、以下そのスライドショーです。






























1015下山完了です。

総評です。
前回はえびの高原から韓国岳にピストンで登りましたが、今回は高千穂河原から高千穂峰に登ってみました。
言葉では上手く説明出来ないのですが、なんか霧島って良いんですよ。笑
一言で雰囲気が良い。
歩いてて楽しいし、山頂から見る霧島一帯が美しい。日本の山の原風景そのものかと。
俺からすると「霧島」は戦艦霧島だし、「高千穂」は防護巡洋艦高千穂なんです。
しかし天逆鉾を坂本龍馬が抜いて見せたってヤバくないですか?笑
また来たいのですが、新燃岳が入山規制ですから、あんまり登りごたえのある山が他にないんですよね。
霧島温泉とパックでいくつも登れる山があれば最高なんですけど。
冬の登山か、もっと歳を取ってからがいいかもしれませんね。