登りに3時間以上かかるような山は、とにかくバテないようにペースを抑え目で我慢して、黙々と登り続けることがコツかなと思っています。
木道の箇所は大概フラットに近い登りなんで、歩いていても休憩になるし、息を整える事が出来ます。
突き当たったところにある分岐を左に進んで行きます。
岩(股擦り岩)があり一旦下ります。
ついに苗場山が見えて来ました!
これから歩いて行く道もハッキリと見えますが、
鞍部まで恐ろしいくらい一度下がってから登り上げる地形を見て、震え上がります。(笑)
引くくらい下って行きます。
鞍部まで下りて来ました。
苗場山はすぐそこに見えますが、まだ急登の登り返しという最終関門があるのです。
この苗場山の山場は、最後の急登での登り返しです。
山に鍛えられてることを実感しながら、喜びを体で感じて登って行きます(Mっ毛あり)。
はひい。
ぱぴぱぴい。
クルピポ。
で、抜けました!
こんな頂上は初めてです。
そこには東京ドーム何個分的な広大な湿原が広がっていたのです!
マジかぁ〜?
今まで登った山とは全く異質な頂上の広さです。
1100登頂です。
実に3時間5分黙々と登り続けました。
もう泣きそうなくらい美味かったです。
塩っ毛、甘味、米の旨さ、身体に染み渡ります。
広〜い山頂。風がとても強く、びしょ濡れの体に突き刺さります。体感温度0℃。
実際は5℃くらいだったのかな?
10月、11月の山が怖いっすね。
はぁ〜。
言葉にならねえだ。
美味し!
シャリバテしないようにガッツリご飯を食べて、1120下山開始です。
この稜線を歩いて帰りました。
そして1350下山完了です。
登り3時間5分、休憩20分、下り2時間半の合計5時間55分の山行でした。
結構なガッツリ登山でした。
総評です。
斜度がそこまでではない分、体力のある前半は楽に感じましたが、登り詰めた神楽ヶ峰を引くくらい下ってからの苗場山への登り返しは強烈でした。
やはり急登はキツいし、急登でこそ心身ともに鍛えられますね。
でもその区間は距離が短いので、そんなに消耗せずに登れました。
全体の距離は長いです。帰りに結構ダレます。
歩くの嫌になってワガママになります(笑)
1泊2日で推奨されている当コースですが、日帰りで十分こなせます。
道中の湿原、そして急登を登り切ると出現する頂上に広がる大湿原はまるで天国の景色のようで、不思議な美しい空間でした。