衣笠山でおさんぽ

 多頭飼いも最後の一頭となったヴァレンシア、ゆるゆるな日常を送っています。

東金地区猟友会 主催競技会 見学と久しぶりの再会

2017-03-07 23:24:28 | フィールドトレーニング フィールドトライアル

先の日曜日、千葉の東金インター近くで行われた鳥猟犬達の競技会を見学させて頂きました。

 

 

和気あいあいとした親睦会のような雰囲気の中で行われた競技会は、初体験のイノシシ肉まで振る舞っていただき、競技には参加していないにも関わらず、私も抽選会にも参加させて頂きお土産をゲット。

体調を崩されていたフィールドトレーニングの師匠にもお会いすることができて、楽しく充実した一日となりました。

まずは会場の様子をお伝えしますね。

 

出場のハンドラー達

 

殆どが実猟犬達という中で、保護犬達の参加も目立ちました。

昼食時には主催側がBBQでもてなして下さり、猟で駆除したイノシシ肉を振る舞って下さいました。

 

イノシシ肉

私は初めて食べたイノシシ。

臭みは無く、焼き鳥のカシラのような食感でとても美味しかったです。

 

参加犬達の殆どは、これから競技が始まることを判っていて、スタート直前にはモチベーションが高まります。

 

競技前、テンション上がる犬達

パン粉ちゃんとママ←お役立ちブログ

 

 

収用犬を迎え、飼育されているご夫妻との出会いもありました。

 

レオちゃん

 

レオちゃんの家族犬、ペコちゃん&カイちゃん

 

 まるでスノウのようなワンコもいましたよ。

 

会場でナンパに忙しいオンナノコ大好きなポインター(右)

 

寒さに震えながらパパ様に甘えるのは...

ビバちゃん

 

本会場は休耕中の田んぼの中にもコースが設定されており、人も犬も泥活を楽しんでいました。

 ビフォー

可愛い麦ちゃんが...

アフター 

 

美しいモネが...

 

揃って泥活

 

 

甘えっ子ティミーも...

 

そして入賞された皆さま、おめでとうございます!

 

入賞賞品をゲットされた方のお一人

麦・シーちゃんママ

 

 

私は久しぶりに師匠にお会い出来て、お元気そうな姿に嬉しく。アドバイスも頂きました。

 

モネママ、レオママ、師匠

 

 ボク、恥ずかしいです...byスノウ

 

モネママもワンポイントアドバイスをして下さり、我家のイヌドモは会場近くのモグラトンネルの上で走って楽しむことができました。

 

 

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3回目の大網白郷行き

2016-05-22 01:35:46 | フィールドトレーニング フィールドトライアル
このところは日中の気温も上昇、伴い、千葉での犬達のトレーニング時間も繰り下げられ、朝5時15分に自宅を出発しました。

朝日と共に気持ち良く湾岸線を通過。

ところがアクアラインへ入った途端、6時前にも関わらず多くの車が房総半島へ向かっており、京葉道路へ出るまでは60キロ以下のノロノロ走行。5時過ぎの出発は正解でした。

7時少し前に現地に到着。

コンビニで朝食を買ったり、イヌドモのトイレをさせたりしてから栗栖家へ。




栗栖家の可愛いポインター達




千葉でトレーニングを始めたのは、感銘を受けたトレーナーと出会ったこと、我家の鳥猟犬類である犬達には家庭犬としてのトレーニングよりもフィールドトレーニングを受けながら信頼関係を深めていく方が合っていると感じた為ですが、毎回とても嬉しそうに、のびのびと野原を駆け回る。アドバイスによる成果でこちらに意識を高めていく姿を見て、やはりこれで良かったのではないかと感じている。

実際、小型犬や猫に対する執着が強かったスノウは、以前よりも諦めが早くなったこと、家庭内でも今のところは唸る等の問題となる初期行動も示さず、表情も穏やか。


スノウのトレーニングシーン





栗栖さんの手本のあとで私が同じことを行う

満足したためか、バリケンドアを解放していても出ようとせず。




なんと有り難いことか、この日は7時半頃から午前中いっぱい、時間をたっぷりと取って下さいました。

おまけに栗栖トレーナーのポインター達二頭のデモンストレーションまで見せて頂き嬉しかった!


wow(マテ)のあと、ホイッスルの音ともにフィールドへ走り出し、




栗栖トレーナーの手の動きや身体の向きに合わせて行動する。













私の方へ向かって走ってきて、




目前で方向を変え、栗栖さんの方へ...。











以下は興味があればの栗栖デモ動画です。

双方を画面に収められていないシーンが多いですが、犬が栗栖さんの身体の向きや手の動きをちゃんと見て行動しています。


ひばり鳴く野原にて


走らせていた犬を迎えるときの姿勢




ボブは既に呼べば戻ることができますが、こちらへの意識の向け方を教えて頂きましたので、ボブと一緒に楽しみながら動画を撮ってみました。




チェックコードを装着したまま、フリーで自由に行動させています。栗栖さんのアドバイスの成果で、ボブも常に私の位置や動きを確認しながら動いています。


お昼前頃に現地を出発、帰路も順調で犬達爆睡。

私が日頃行っている、コジュケイ発見時の残り香確認や、逃げた後の後追いをさせていることは、諦めの悪いセルフハンティングの犬を作りだす良くないことだということも判りました。

このような日常の行動についても収穫があり、とても充実したトレーニングとなりました。
コメント (6)
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イヌタラシ

2016-05-03 09:41:24 | フィールドトレーニング フィールドトライアル

鳥猟犬類である我家の犬達を自然なフィールドでのトレーニングを兼ね、のびのびと楽しませるために、先日から千葉の某所へ出向いている。



辺りは道路脇から広大な森林が続く魅力的な地域


二回目となった昨日はGW狭間の平日ということもあり、どこかで事故発生というアクシデントも無く、覚悟していた渋滞は皆無。

利用した高速道路はどこも気持ち悪い程空いており、往復共に2時間かからず到着した。


今回、後部座席をフラットにし3つのバリケンを積み込み、ボブは初めての車載バリケン体験。

遠出が多くなるともしもの危険度も増すため、今後はボブもバリケン内でのドライブとなる。

案の定、「ここからだせー!」と終始大声で騒いでいた。そのうち慣れるでしょう。(笑)

ヴァレンシアは、道中、左右の車窓から景色を見る余裕。



来た当初、車酔い激しかったことが信じられぬほど今ではドライブ好き。一番落ち着いて乗っていられる。

現地のコンビニ駐車場で後ろを振り返ると、

駕籠乗りのお姫様のように可愛いな


渋滞路となりやすいアクアラインを経由してまでわざわざこの場所を選んでいるのは、栗栖さんという鳥猟犬類へのフィールドトレーニングに長けた「師」に出会えたことが最大の理由。

それは以前、鳥猟犬類を飼育している知人が良きトレーナーを探していて、別の知人に尋ねたことがきっかけとなり、私も先日初めてお会いした。

トレーナーを探していた知人は現在、親の介護等で訓練見合わせ中となっている。


栗栖さんに初めてお会いし接したときに感じたのは「探していたのはこの人だ!!」。



この表現が一番ぴったりする。




少し問題行動が起き、このところは初期状態にリセット中であったスノウの表情が暗くなっていたことがとても辛かった。

ここで表情明るく、伸び伸び生き生きと蘇ってくれたことが何より嬉しい。


よくよく聞いてみれば、どこかで接点のあった鳥猟犬飼いのあの人も、この人も栗栖さんのトレーニングを受けていたことを後に知った。




栗栖さんが信条としているのは、主従関係(ヒエラルキー)や服従訓練(オビディエンス)ではなく、犬と飼主が親兄弟のような関係を築くこと。

「犬に強制や命令するのではなく可愛がって、可愛がって、可愛がりなさい。」





犬の生理学や行動学を熟知した上で、御自身の長い経験により行きついた栗栖流アドバイス。この日は、犬の名を呼ばずとも、自ら目的の行動ができるためのトレーニングのコツを教えていただいた。

実際、私が実践しイヌドモは皆、その通りに行動するため目から鱗。これ以上に説得力のあるものは無い。


自称、オンナ垂らしならぬイヌ垂らし。


飼犬との信頼関係を構築するための惜しみないアドバイスに「師」への信頼はさらに深まる。




ボブ達が思いっきり自由に走って、呼ばずとも、あるタイミングで私が示す行動で戻ってくる。


過去に何人かのトレーナーさんとの出会いや、トレーニングを受けた犬達を見る機会があり、その際に私が感じた疑問や犬の表情の暗さ=不安を示すカーミングシグナル等々とは無縁であった。

飼主伴わず強制的にトレーニングを受けた犬は、戻って呪縛が解ければ再び同じ行動を示すのだそう。そうならぬ為に、強要や命令では得られぬ信頼関係を構築することがまずは大切であると。

私の心の中にあった重しは取り除かれ、次に伝授頂くその日が楽しみで仕方がない。


紹介下さった知人曰く、「犬が変わっていくのを楽しんで」。

まさにその通り。


アドバイス頂く言葉、動作の一つ一つ全てを見逃さぬよう意識するため、途中からは撮影を止め、トレーニングに集中した。


先にお伝えしたように、栗栖さんは動物生物学、動物行動学をかなり勉強された御様子。

その上で御自身のトレーナーとしての経験に基づき、犬の本能による行動を上手に利用した訓練方法を独自に構築、現在の手法が確立されたそうだ。


とても思いやり深く、情のあるお人柄にも参りました。


なんて可愛い~

このコ達に会うのも毎回楽しみ


今後、訓練をお願いしたのはスノウとヴァレンシア。ボブは付き添い犬として一緒に楽しみます。

目指せ、イヌタラシ。
コメント (5)
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