師匠の体調も回復し、この日は久しぶりのフィールドトレーニングを受けに千葉県の東金近辺まで行ってきました。
フィールドトレーニングの栗栖トレーナーは、犬達に強要や命令での服従訓練をすることなく、フィールドにおいて犬が自ら飼主の居場所を意識し、コンタクトを取る姿勢をトレーニングして下さるため、犬と飼主の信頼関係が自然と構築されます。
トレーニング時は師匠の手の動きや言葉の一つも逃さぬよう、カメラは使いません。
そのため、トレーニングを受けぬボブの画像しか撮りませんでしたが、画像からは師匠のメッセージが強烈に出ています。
などと綴るとオカルト的で、悪い印象を与えてしまいますかね。
しかしながら私の知っている、かつてとてもりりしく立ち姿もカッコ良かった犬が数カ月の訓練から戻ってきたら、まるで別犬のようにすっかりと覇気が無くなり、老犬のような姿になってしまったことがとても悲しく印象的でした。
何が起きたのかは判りませんが、栗栖トレーナーのトレーニングは飼主にも犬にもストレスがかかることなく、犬の気質や本能を利用したものになっているため、我家の犬達には合っているのではないかと感じています。
そのためフィールドトライアルの大会には出ずとも得るところが大きく、せっせと通っています。
さらには高速代やガソリン代もかかるだろうと、講習費用も申し訳ない程しか受け取ってもらえず、我家のEセター二頭を見てもらっています。しかもおまけのボブまでアドバイスを下さったり...。
広いフィールドを思いっきり走り回り、嬉し楽しやでヨダレべろべろなボブ
それら講習内容の全てをお伝えすることはできませんが、この日は犬と対峙してはいけないことの一つとして、アイコンタクトは時に逆効果であり、必ずしも有効では無いことも教えて頂きました。我家の犬達の現状から、言葉の一つ一つさえ聞き洩らさぬよう真剣です。
ところで本記事でお伝えしたかった内容がもう一つ。
三浦半島にある我家からフィールドトレーニングを受けに行くのに利用する高速の一つ、館山自動車道。そのSAの一つである市原サービスエリアは犬連れにとっての環境の良さから犬のトイレがてら毎回立ち寄ります。
とても綺麗で手入れの行き届いた気持ち良い市原サービスエリア。
今回は犬達のトイレ時間の都合上、初めて上り線のSAにも立ち寄りました。
売店前のBIGなクマに反応するスノウ
このSAには大型・小型別にドッグランが上下線に併設してありますが、上り線側はボブ達大型犬も走り回れる程のやや広いスペースとなっていました。
感激するのは、自由に使える足洗い場に水飲みボールまで置いてあるばかりか、犬糞専用ゴミ箱まで設置してあるのです。
ドライブ時のホカ便を持ちかえることなく、ここで処分していかれます。そのためか、このSAの敷地内で犬糞と思われるものを見たことがありません。
「ペット専用ゴミ入れ」
ドッグランはフェンスの高さはあれど、脚長スノウが助走つければフェンスに足をかけて飛び越えてしまう可能性は無きにしも非ず。
そのため、もしものときに速やかに対応出来るようリードを付けたままフリーにしてみました。
この笑顔
スノウは自由に走り回れるドッグラン初体験がめちゃくちゃ嬉しかったようです。
すぐにフレームアウトなヴァレンシアを追いかけて
ヴァレンシアのスピードには付いて行けぬが満喫しまくり
くちゃくちゃな笑顔
時間が押していたため僅かなひと時ではありましたが、ちょうど他犬もおらずグッドなタイミングでした。
ところで、車で外出すると悟るやいなやひどく大騒ぎする犬達。
悟られぬよう、前夜に全ての支度を済ませておくのですが、なぜか私の朝の行動でバレてしまう。この日も大騒ぎし「歓喜の舞狂騒曲」となりました。
早朝出発時のために今後はどう対応するかが現在最も深刻な課題となっています。