うちにきてくれてどれくらい経つだろう。
8月の終わり頃にきてくれたから、だいたい7ヶ月くらい。
今日で、クイントエッセンスのレディナダがなくなりました。
ピンクじゃないレディナダ。
数ある同じレディナダというクイントエッセンスの中で、うちにきてくれたたった一つのエッセンス。
また新しくレディナダのエッセンスを買ったら、これと同じ原材料や内容物なんだけど…
でも、それは今日でなくなってしまったレディナダとは違うんだよね。
同じだけども、違う。
作られた時期、入っている植物が日光にあたっていた時間、雨に曝された回数、摘まれた時の状況、気温…
だから、今日ここでなくなったレディナダと同じものはもうこの世にはない。
同じようでいて、似ているようでいて、まったく同じものってこの世には一つも存在しないんだ…。
なくなってはじめて、毎日ちゃんと包まれていたこと、その存在の大きさに気がついたりして。
なくならないと、それがわからないなんて…。
なんで、限りがないと気がつかないんだろうね。
毎日一緒にいて、包んでくれていたこと。
守られていたこと。
そのものから命を貰って助けられていたこと。
使いならも、ありがたいなぁ…とは常々思っていたけれど、今日で終わりだってわかって、さよならだって気づいてはじめて、自分の中ですごく大きな存在であったこと、大きなあたたかい安らぎを与えてもらっていたことに気がついて。
そんな自分に「気づくの遅いよ!」と思いました。
魂が輝いていけるように、植物や鉱石から命を、毎日少しずついただいて守ってもらっていたんだなぁって、本当に感動して、ありがたくて、うちにご縁があってきてくれた、あまりピンクじゃなかったレディナダの空になった容れ物を見て、すごく泣けてきました。
こんなに泣くんなら、毎日を大切にしなよ。
このエッセンスとの出会いも一期一会なんだよ~。
だから、縁あってここにきてくれた、わたしの側にやってきてくれた、すべてのものや人に、毎日ありがとうって感謝できたらいいなぁって思いました。
ここに生きている限り、かならずさよならするときがくる。
毎日似ているようで同じじゃない。
ピンク色じゃないレディナダ、今日まで本当にありがとう。