温暖化は冷房で冷やせない？

クールビズ１カ月　「２８度設定」冷ややか
通勤電車や商業施設　環境問題よりお客優先

地球温暖化を阻止するための対応として「冷房温度を２８度に」そして「ノーネクタイで仕事を」という、クールビズがスタートして、うちの会社でも６月から「クールビズ」が実践されていますが…
実際、通勤電車やレストランやデパートなどでは、冷房の設定温度は例年とほとんど同じだそうです。そのワケは「温度に対する感覚は個人差がある」から。「せっかく涼を求めに来たお客さまに悪い」から。
たしかに、朝夕電車に乗っていて「うっ、寒っ」と思うことはしばしば。スーツを着ていても、肌寒さを感じることがあります。
温度感覚の個人差は、結局、男女差なのかなーという気もしますけどね。今日もホテルで開催した会議の席で、出席されていた女性の方から「寒いんですけど…」という声が。
知人のご夫妻から聞いた話では、夜、冷房をつけっ放しにして寝ようとするご主人と、冷房を消して寝ようとする奥様との黙々としたバトルが繰り広げられるそうです。
まあ、もともとの皮膚感覚が違うとなると、ハコの温度だけで調節できるものではなさそうですし、「寒い！」という文句より「暑い！」という文句の方が、この時期はやっぱり強いかも？

ところで、私の乗っている電車。
一番後ろが女性専用車両なのですが、その前の車両が「弱冷房車」なんですよね。女性専用車両は、普通の冷房なので、できれば車両を取り替えてほしいなーとひそかに思っているのです。