今日、深夜１時２５分から朝の５時まで「必殺仕事人復活記念！朝まで必殺」放送です！
一応、オンタイムで観るつもりですけど、録画予約もバッチリです！
皆様、お見逃しなきよう！ （テレ朝の回し者ではないですけど）
さて。
一昨日の夜、国立新美術館の「大回顧展モネ」を観てきました。
六本木アート・トライアングルの一つでモネの展覧会をやっていることは前から知ってましたが
７月２日で終了というのを聞いて、唯一空いていた木曜日に急遽予定を入れたわけです。
通常は、夜間８時まで開館しているのは金曜日だけなんですが
今月は木曜も８時まで、になっていたのでラッキーでした♪
それにしても、都内の美術館って夜間開館が金曜日っていうのが多い。
これ、ホント、こまるんだけど？
要は、仕事帰りに行きたいってときは、金曜日しか行けないわけでしょ？
「今週はヒマだし、会社の帰りに美術館にでも寄ろうかな」
と思っても、金曜日まで待たないといかんわけですよ？
金曜日に予定が入ってたらもうアウトやし
こういうときに、「パリは良かったなあ」としみじみ思うのですよ。
夜間開館が火曜、木曜、金曜（だいたいこの３つのどれか）に分散されてるので
「それじゃこの日は、ここが遅くまで開いてるから最後に訪れよう」
と、短期間の滞在でも工夫次第で美術館をハシゴできるんですよ。
基本、土日はむちゃくちゃ混んでるから行きたくないわけよ
ゆっくり落ち着いて見られないし
国立系の美術館の夜間開館の分散化、マジでちょっと考えてほしいわ
あ、そんなことより モネですね
今回は国内外のモネの作品を一堂に集めた展覧会ということで
オルセーで何度か見た「日傘の女性」「モントルグイユ街」「サン・ラザール駅」…
といった懐かしい絵もたくさんきていました。
サン・ラザール駅といえば、もう何年も前ですがパリから鉄道で約1時間半ほど
ゴッホの絵画によく出てくるオーヴェル・シュル・オワーズを訪れたことがあって
この駅から出発するわけですが、モネの絵画とほぼ同じ光景に感動しましたね。
印象派絵画の巨匠モネは、その柔らかい色彩で、日本で人気の作家ではありますが
こうしてモネの作品を集中して拝見すると、モネが色そのものが持つ光彩でもって
自然の光や空気感をキャンバスに再現しようとしていたことがよく分かりますね
浮世絵に影響を受けた絵画の構図は、西洋絵画らしいリアルさを持ちながらも
近景と遠景の大きな対比が迫力を感じるし、「ポプラ並木」の連作にはリズミカルな音楽を感じる。
私が個人的に気に入ったのは、モネが妻アリスと共に旅したヴェネツィアを描いた一連の作品。
憧れの地を愛する妻と旅するモネの幸せ感が、彼の描く絵に映し出されたよう。
キャンバスの半分以上が運河の水面を描いた「コンタリーニ宮」
揺れる水面に仄かに映るコンタリーニ宮の色彩と水の色が交わる美しさ。
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会から見たドゥカーレ宮」には、まったく同じ場所から眺めた
ヴェネツィアの夏を懐かしく思い出しました。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を黄昏時に描いた「黄昏、ヴェネツィア」
夕日が作り出す鮮やかな橙色と、その後に続く宵の藍色が頭上に迫るその対比。
ボストン美術館所蔵の「大運河、ヴェネツィア」のキャンバス一面に広がる柔らかくも華やかな
パステルカラーの饗宴。
あーヴェネツィアにまた行きたいなー
冬のロンドンを描いた作品も旅心をそそられました。
モネは、冬のロンドンがかなりお気に入りだったようです。
霧に煙るロンドン、曇り空の下のロンドン…
寒さはニガテですけど、冬のヨーロッパというのも味わいがありそうですね…
８０歳を過ぎて白内障が悪化してからのモネの絵は、目に映る色彩をキャンバスに塗りこめる
といった感で、近くで見ると絵の輪郭がぼやけているのですが、絵から離れれば離れるほど
多彩な色の洪水の中に、モネの不自由な目に映った景色がくっきりと浮かび上がってくるんです。
「ばらの小径」「モネの家」「日本風太鼓橋」…
展示会の最後を飾るのは睡蓮の連作ですが、水面とそこに浮かぶ睡蓮だけをクローズアップして
描いた作品は、過去の作品を拝見した最後に見ると、構図的にも特徴的な絵画だと気づきます。
色とりどりの睡蓮と水面に映る絵には描かれていない周囲の風景や睡蓮の影
それらが個別に発する色彩が絶妙に交じり合って、夢幻の世界のよう。
ずっと見ているとその水面に吸い込まれそうな感じ…
というわけで。
久々に絵画を満喫しました！
ちなみに、音声ガイドのナビゲーターはキョン×２こと小泉今日子さん♪
昔から好きなんですが、最近は、亀
の一件もありまして…
めちゃめちゃ憧れます！！！
あ…ナビゲーター、とても良かったです。
一応、オンタイムで観るつもりですけど、録画予約もバッチリです！
皆様、お見逃しなきよう！ （テレ朝の回し者ではないですけど）
さて。
一昨日の夜、国立新美術館の「大回顧展モネ」を観てきました。
六本木アート・トライアングルの一つでモネの展覧会をやっていることは前から知ってましたが
７月２日で終了というのを聞いて、唯一空いていた木曜日に急遽予定を入れたわけです。
通常は、夜間８時まで開館しているのは金曜日だけなんですが
今月は木曜も８時まで、になっていたのでラッキーでした♪
それにしても、都内の美術館って夜間開館が金曜日っていうのが多い。
これ、ホント、こまるんだけど？
要は、仕事帰りに行きたいってときは、金曜日しか行けないわけでしょ？
「今週はヒマだし、会社の帰りに美術館にでも寄ろうかな」
と思っても、金曜日まで待たないといかんわけですよ？
金曜日に予定が入ってたらもうアウトやし
こういうときに、「パリは良かったなあ」としみじみ思うのですよ。
夜間開館が火曜、木曜、金曜（だいたいこの３つのどれか）に分散されてるので
「それじゃこの日は、ここが遅くまで開いてるから最後に訪れよう」
と、短期間の滞在でも工夫次第で美術館をハシゴできるんですよ。
基本、土日はむちゃくちゃ混んでるから行きたくないわけよ
ゆっくり落ち着いて見られないし
国立系の美術館の夜間開館の分散化、マジでちょっと考えてほしいわ
あ、そんなことより モネですね
今回は国内外のモネの作品を一堂に集めた展覧会ということで
オルセーで何度か見た「日傘の女性」「モントルグイユ街」「サン・ラザール駅」…
といった懐かしい絵もたくさんきていました。
サン・ラザール駅といえば、もう何年も前ですがパリから鉄道で約1時間半ほど
ゴッホの絵画によく出てくるオーヴェル・シュル・オワーズを訪れたことがあって
この駅から出発するわけですが、モネの絵画とほぼ同じ光景に感動しましたね。
印象派絵画の巨匠モネは、その柔らかい色彩で、日本で人気の作家ではありますが
こうしてモネの作品を集中して拝見すると、モネが色そのものが持つ光彩でもって
自然の光や空気感をキャンバスに再現しようとしていたことがよく分かりますね
浮世絵に影響を受けた絵画の構図は、西洋絵画らしいリアルさを持ちながらも
近景と遠景の大きな対比が迫力を感じるし、「ポプラ並木」の連作にはリズミカルな音楽を感じる。
私が個人的に気に入ったのは、モネが妻アリスと共に旅したヴェネツィアを描いた一連の作品。
憧れの地を愛する妻と旅するモネの幸せ感が、彼の描く絵に映し出されたよう。
キャンバスの半分以上が運河の水面を描いた「コンタリーニ宮」
揺れる水面に仄かに映るコンタリーニ宮の色彩と水の色が交わる美しさ。
「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会から見たドゥカーレ宮」には、まったく同じ場所から眺めた
ヴェネツィアの夏を懐かしく思い出しました。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を黄昏時に描いた「黄昏、ヴェネツィア」
夕日が作り出す鮮やかな橙色と、その後に続く宵の藍色が頭上に迫るその対比。
ボストン美術館所蔵の「大運河、ヴェネツィア」のキャンバス一面に広がる柔らかくも華やかな
パステルカラーの饗宴。
あーヴェネツィアにまた行きたいなー
冬のロンドンを描いた作品も旅心をそそられました。
モネは、冬のロンドンがかなりお気に入りだったようです。
霧に煙るロンドン、曇り空の下のロンドン…
寒さはニガテですけど、冬のヨーロッパというのも味わいがありそうですね…
８０歳を過ぎて白内障が悪化してからのモネの絵は、目に映る色彩をキャンバスに塗りこめる
といった感で、近くで見ると絵の輪郭がぼやけているのですが、絵から離れれば離れるほど
多彩な色の洪水の中に、モネの不自由な目に映った景色がくっきりと浮かび上がってくるんです。
「ばらの小径」「モネの家」「日本風太鼓橋」…
展示会の最後を飾るのは睡蓮の連作ですが、水面とそこに浮かぶ睡蓮だけをクローズアップして
描いた作品は、過去の作品を拝見した最後に見ると、構図的にも特徴的な絵画だと気づきます。
色とりどりの睡蓮と水面に映る絵には描かれていない周囲の風景や睡蓮の影
それらが個別に発する色彩が絶妙に交じり合って、夢幻の世界のよう。
ずっと見ているとその水面に吸い込まれそうな感じ…
というわけで。
久々に絵画を満喫しました！
ちなみに、音声ガイドのナビゲーターはキョン×２こと小泉今日子さん♪
昔から好きなんですが、最近は、亀
の一件もありまして…めちゃめちゃ憧れます！！！
あ…ナビゲーター、とても良かったです。
のところへ
」などと言ってたわたくしですけど
、かな？…ムキャ
（違）
、ですね…
とウワサに聞いてますんで
」
